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バイオテック

野生の植物、自分で遺伝子を組換えて進化をショートカットしていることが判明

タレコミ by yamajun88
yamajun88 曰く、
野生の植物が周囲の植物から遺伝子を取り込み、自分で遺伝子を組換えることによって進化をショートカットしていることが判明した (phys.orgカラパイアProceedings of the National Academy of Science)。

英シェフィールド大学の Luke Dunning 博士らは、アジア・アフリカ・オーストラリアの熱帯・亜熱帯地域で「Alloteropsis semialata」というイネ科の植物を採取し、コメやトウモロコシを含む 150 種以上の植物の遺伝子と比較した。その結果、Alloteropsis semialata の遺伝子の中に、他の植物から「水平的に」獲得した配列があることを特定した。このような「遺伝子偽造」の方法は、いわゆるダーウィンの適者生存の進化に必要な数百万年をショートカットできるため、厳しい環境で生き残るための大きなアドバンテージになるという。

この研究は、人工的な遺伝子組換え植物から野生の植物へ遺伝子が乗り移ってしまう過程を理解し、そのようなことを防止する方法の発見につながるという。また、次のステップは、この現象の生物学的なメカニズムを明らかにしていくことであるとしている。

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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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