Google、欧州の「Android」ユーザーに他社の検索アプリとブラウザーの選択を可能に

あるAnonymous Coward 曰く、

Googleは4月18日、欧州の「Android」ユーザーに対して検索アプリとブラウザーの選択肢を提示する計画を発表した。これは昨年7月に欧州委員会（EC）からGoogleが独占禁止法に違反しており、43億4000万ユーロの制裁金支払いを命じる裁定に対処する方策の一つ。

Googleの発表によると、数週間のうちに欧州のAndroidユーザーに向け、新たに2つの選択画面を配信するという。それらの画面は新たなアップデートを処理した後、「Google Play」を最初に起動した際に表示される。検索アプリを5種類から選択する画面と、ブラウザーを5種類から選択する画面になるとしている。

ただし、今回のGoogle方針に対して、チェコのサーチエンジン企業FairSearchは、GoogleアプリがすべてのAndroid端末でデフォルトのままになっている点は変わらず、今回の変更は不十分であると非難している（Bloomberg、CNET、Slashdot）。