中国が出版社社長を拉致してまで出版を阻止し、香港デモの原因ともなった「習近平暴露本」が米国で出版へ

あるAnonymous Coward 曰く、

この本「習近平と彼の愛人たち」は当初、香港で中国関係の禁書を扱う銅羅湾書店から出版、販売される予定だったが、2015年10～12月の間に、同書店の社長や書店主ら幹部5人が中国当局によって極秘裏に中国大陸内に拉致されたことで販売が不可能となっていた。しかし、出版社側は本の版権を米国の出版社に譲渡したことで、ロサンゼルス「ウエスト・ポイント出版社」で出版されることになったという。
同社の社長で在米華人の鄭存柱氏が同書店の版権を買い取り、先頃同書の筆者と正式に出版契約を結んだという。
同書は当初、中国語版で発行されるが、売れ行きを見て英語版も出版される予定だという。
香港で現在逃亡犯引き渡し条例の改正案が市民らの激しい反対で停滞中なのは、前述の拉致取調べが香港内で広く知られているから。

タレコミ子は、今年再開されるノーベル文学賞に推薦する。（今年出版されるとは記事中に無いが）

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