Raspberry Piを体内に埋め込むバイオハッキング
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
Raspberry Piを体内に埋め込むことで、ワイヤレスでデータを送り込めるようにすることを目指しているバイオハッカー集団がいるという。Raspberry Pi Zero Wをベースに皮下移植が可能なようにバイオセーフ樹脂でコーティングしたネットワークHDDを完成させた。バッテリーもワイヤレスで充電できる仕組み。
このハッカー集団「Four Thieves Vinegar」の創設者であるMichael Laufer氏は、このシステムを海賊の残骸という意味の「Pegleg」と名付けた。Peglegは移植されると、人体をローカルメッシュネットワークのノードに変える。Michael Laufer氏は8月8日、自らの人体にPeglegの埋め込みを大腿部に行った。彼は、Peglegは部告発者や活動家が情報を安全に抽出できるデバイスになることを望んでいる。
Peglegは、Raspberry Pi Zero Wから、2個のマイクロUSBコネクタ、ミニHDMIコネクタ、カメラコネクタを除去。2つ目のWi-Fiチップをはんだ付けして取り付け、データを別のPeglegに転送可能なようにした。将来の拡張のためにBluetoothを有効にし、ストレージとして容量512GBのmicroSDカードを挿入。また、誘導コイルにより、ワイヤレスバッテリーで電力を供給できるようにしている(PARALLAX、WIRED、Slashdot)。
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