レッシグの新著「コモンズ」ようやく発売
タレコミ by djkatana
djkatana 曰く、
来日中のサイバー法第一人者ローレンス・レッシグ教授の新著『コモンズ:ネット上の所有権強化は技術革新を殺す』が発売になった(翔泳社の紹介ページ)。
すでに古典となった前作『CODE:インターネットの合法・違法・プライバシー』で展開された「アーキテクチャ・市場・法・規範」のモデルに続き、インターネットプロトコル・WWWの誕生・オープンソースと市場・著作権とP2P・DeCSS/DMCA・ミッキーマウス保護法・周波数帯規制などの豊富な実例を「コード層/コンテンツ層/物理層」の各レイヤから明快に解き明かし、中立・共有の「コモンズ」こそインターネットの自由とイノベーションをもたらしたと論ずる。そして今まさに進行中の「コモンズ」に対する”既得権益ストライクスバック”がインターネット上に留まらない「自由とイノベーションの未来」をいかに破壊しつつあるかまで話はおよぶ。
なお余談ではあるが、前作から引き続き訳者をつとめる(/.J読者にはおなじみ)山形浩生氏に訳者あとがきで「レッシグの見解を我田引水に濫用している例」として挙げられた人物が謝罪・削除を求めて公開質問状を送ったり、山形氏が公開お答え状を返したりというおまけの騒ぎも起こっているらしい。相変わらずである。