「チバニアン」３次審査を通過、正式決定へ

NOBAX 曰く、

国立極地研究所などのチームは２９日
千葉県市原市の地層「千葉セクション」を、国際境界模式層断面ポイント（GSSP）とする申請が、
審査の第3ステップである国際層序委員会（ICS）の審査を通過したと発表しました。
今後、国際地質科学連合（IUGS）の投票で60%以上の得票があれば、「千葉セクション」が
前期‐中期更新世境界を示すとなり、約77万4千年前～約12万9千年前の地質時代の名称が
「チバニアン」と名付けられます。
日本の地名に由来した地質時代の名称の誕生が期待されます。

基準地認定に反対する人物が地層周辺の賃借権を取得していましたが、
市原市は今年９月、調査研究目的でこの地域に立ち入ることへの妨害を禁じる
罰則付きの条例を施行しています。

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