中国Ehang、無人エアタクシーを米国で初めて飛行させる
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
空飛ぶタクシーを開発しているスタートアップ中国EHangは、米国ノースカロライナで2人乗り自律飛行タクシー「EHang 216」の完全自律飛行を実施した。これは同社にとってはもちろん、米国や北米においても初の試みだという。EHangは、すでに中国国内およびヨーロッパとアジアのさまざまな地域で機体の飛行を実証しているものの、FAA(連邦航空局)から飛行認可を受けたのは今回が初めて。その認可を乗客を乗せての飛行へと拡大する計画を進めているとされる。
Ehang 216は16個の電動ローターを搭載しており、事前に計画されたルートを時速80マイル(時速約130km)以上の速度で飛行した。重量は約600ポンド(約272kg)で、約225~272kgの貨物または乗客を運ぶことができるとしている。2019年末には、EHangは計画の遂行に向けた初期段階として、216台の車両を同時に飛行させる試験飛行を2回実施。
すでに約40機の航空機を顧客に販売しており、すべてが計画通りに進めば、来月までに中国民用航空局とのパイロットプログラムを完了し、中国での商業飛行のための機体耐久性に関する完全な承認が得られるとしている(The Verge、TechCrunch、Slashdot)。
中国Ehang、無人エアタクシーを米国で初めて飛行させる More ログイン