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火星でヘリコプターを飛ばす瞬間が近づいている

タレコミ by taraiok
taraiok 曰く、
NASAは次の火星ミッションで、地表にヘリコプターを降ろすことを計画している。この火星ヘリコプターは「Ingenuity(創意工夫)」という名称が付けられており、ロボット探査の新しい方向性を模索する。NASAジェット推進研究所のプロジェクト・MiMi Aung氏は、「別の惑星ではあるが、ライト兄弟が飛び立つ瞬間に似たものとなるだろう」と述べた(The New York Timesslashdot)。

火星での飛行は簡単ではない。重力こそ地球の3分の1ほどだが、火星の表面では大気の密度は地球の100分の1と大気が薄いためだ。とくに火星の表面から離陸することは難易度が高いという。地球の高度100,000フィートに相当するのと変わらない。これは、ジェット旅客機が通常飛行する高度の2倍以上に当たる。

Aung氏によれば、約20年前は数値的に実現できない目標だと思っていた。しかし、電子機器の小型化、多くのエネルギーを蓄えたバッテリー、軽量に成形できるブレード材料などの技術の進歩により、火星での飛行機械の夢が可能になったと語っている。Ingenuityは、NASAからすると5番目に火星に送り込む探査機。現時点では打ち上げは7月20日に行われる予定となっている。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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