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お金

ジェイノミクス不況に喘ぐ韓国で不動産バブルを起こす低金利と韓国特有のチョンセ

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の名前を取った「ジェイノミクス」が、韓国経済に如何に惨禍をもたらしたかは、各種報道で広く知られるところ。
https://japanese.joins.com/JArticle/268411
しかしながら最近韓国、特に首都ソウルでは不動産バブルが起こり、政権批判の一因となっているとも報じられています。
一見この奇妙な、不況下の韓国不動産バブルについて、一定の理解をもたらす記事を発見したので、タレコミます。

韓国で賃貸住宅を借りる時、日本と同様の月々の賃料を払うのがウォルセですが、伝統的にポピュラーなのがチョンセという高額の保証金を払う代わりに賃料を払わない仕組みです。高額の保証金とはいくらなのか、といえば概ね不動産物件の半分程度、つまり、一般集合住宅なら1000万円から数千万円ぐらいでありました。大家はこの保証金を運用し、運用利益を家賃と同等とみなしていたわけです。
ところが前述のように政策金利が0.5%にもなれば預金金利による運用益は出ません。そこでチョンセの相場が不動産物件の半分程度から8割程度に上がったわけです。
そうするとどうなるか、チョンセのために銀行借り入れするなら自分で買った方がいい、ということなのであります。借主からすればチョンセは非常に都合の良い仕組みで保証金を積めば家賃は払わないという社会通念的にも非常に不思議な仕組みです。いかんせん、家賃を払うという習慣がないため、ウォルセの物件を借りるという行動に移せないのであります。

なお記事の後半では、韓国の不況下の株高を不動産バブルの波及と捉えている様ですが、韓国に特に多い輸出企業のウォン安による為替差益が主因だと、タレコミ子は思っています。

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