Microsoft、IE11でjscript.dll実行をブロックするオプションを10月の月例更新で追加
Microsoftは13日、10月の月例更新でInternet Explorer(IE) 11のJscript(jscript.dll)実行をブロックするオプションをWindowsおよびWindows Serverに追加したことを発表した(Windows IT Pro Blogの記事、 KB4586060)。
jscript.dllはECMA-262のMicrosoftによるレガシーな実装であり、IE11ではレガシードキュメントモード(IE9以前のバージョン)を使用するサイトでのみ使われる。jscript.dllの脆弱性はたびたび見つかっているが、パッチが提供されるまでの緩和策としてはファイルのアクセス許可を変更するしか方法がなく、Windows Scripting HostのJavaScriptエンジンが使用できなくなるなどの問題があった。ただし、オプションが追加されたといっても「インターネットオプション」からは設定できず、レジストリの編集が必要であり、インターネットゾーンと制限付きサイトゾーンでの無効化が推奨されている。
KB4586060には2017年にリリースされたIEの累積的なセキュリティ更新プログラムが必要と書かれているが、該当のレジストリ値は10月の更新プログラムをインストールした環境にしか存在しなかった。また、「MSXMLのスクリプト」で解説されているレジストリキーは10月の更新プログラムインストールしても追加されなかった。なお、64ビット環境で実行される32ビットアプリケーションに関する手順は間違っているが、その上で解説されている手順のレジストリキーを読みかえて設定すればよさそうだ。
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