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ビジネス

日本人はリモートワークが苦手。アトラシアンによる5カ国調査結果

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
サンフランシスコに拠点のあるソフトウェア開発企業アトラシアンが、北米、オーストラリア、フランス、ドイツ、日本の主要5カ国の拠点においてのリモートワーク状況を調査したレポート「Reworking Work: Understanding The Rise of Work Anywhere」を公開した(ASCII)。

結果としては文化的な性質の違いが大きいようだ。調査対象のアメリカ人の半数以上(55%)が、リモートワークをとても楽しんでいるとし、自らの追加コスト負担があったとしてもリモートワークを継続したい人は53%いるそうだ。ドイツ人もリモートワークに適しているようで、リモートワークでチームワークが悪化したとしたのはわずか13%ほど。フランスに関してもパンデミックの結果、チームの結束力が高まったとしている。

5か国の中でリモートワークに最も適合できなかったのは日本人。在宅勤務の方が良いとするのはわずか15%、またチームの連携がうまくいっていると感じるのは17%ほどしかいない。回答者の44%が自宅で効率的に仕事するのは困難であると回答し、5カ国平均の27%と比べると高い数字となっている。オーストラリアも不適合側で77%の人がオフィスの同僚と一緒に働いていた頃より働く意欲がなくなったと回答している。

このレポートでは、リモートワーク適応するには、3つの重要な要因があるとしている。一つは世帯の複雑さで、家事の有無や育児、介護といった家庭内の状況などに左右されやすいとしている。二つ目は仕事上の役割で、チームワークが必要な仕事なのか、個人で処理しやすい仕事なのかといった要素が重要になる。最後はネットワークの品質だという。これは回線の質ではなく、同僚との関係といったコミュニティ関係の要素となっている。
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