囚われ鳥のジレンマ
タレコミ by y_tambe
y_tambe 曰く、
National geographics newsによると、ミネソタ大の研究グループが、鳥(アオカケス)を使った「繰り返し囚人のジレンマ」実験を行い、Science誌に発表しているそうだ(Abstract)。
囚人のジレンマはゲーム理論の中でも最も有名なものの一つだと思う。その応用である「繰り返し囚人のジレンマ」の結果から、長期的には「裏切り」よりも「協調」する戦略を選ぶ方が有利であるといわれている。このことが生物の進化上、協調的な行動が生まれた理由だという解釈があった。
これまでコンピュータシミュレーションでは確かに協調する方が安定することが確かめられてこの理屈が成り立っていたものの、動物実験としてこれを支持する結果が得られたのはこれが初めてだそうだ。今回の研究では、得点が鳥にも判りやすいように(行動を起こしたらすぐに餌がもらえる、従来の方法ではなく)中身が見えるけど手出しできない透明の箱の中に得点に応じて餌をためていき、後でたまった分がもらえるという仕組みにしたのがミソだったらしいのだが。
いささか古いネタなんだが去年末からずっと心にひっかかってたのでタレコんでみた。タレコミ人も原報にあたってはみたんだが、何しろ専門外の分野なので、この方法の妥当性がよく分からないのが正直なところ。詳しい方に解説してもらえると嬉しい。