神は左手? 悪魔が右手?
タレコミ by xx1
xx1 曰く、
asahi.comの社会:速報によると、民間病院から処方されたサリドマイドが患者の死亡後に譲渡されていたり、患者の家族が服用していた事例があるとのこと。
催奇性事件で遺物になると思われたサリドマイドは、本来の催眠導入効果以外の免疫抑制効果などから、今でも世界中で服用され続けている。日本でもハンセン病や多発性骨髄腫への効果を求めての個人輸入が多数確認され、問題になっていた。
しかしそもそも、サリドマイドの催奇性は不斉(キラリティー)の問題に因って引き起こされたんではなかったのか? 事件後40余年経って尚、この問題は解決されていないのか??
不斉とは、物質に於ける右手型・左手型の不一致を指す。さてサリドマイドの場合、これらの型に因って催奇性の有無があり、一方は無毒な、安全な催眠剤であり、もう一方にはあの催奇性がある、ってのが一般に言われている。んが、この話は色々不確実な要素が多く、安全な筈の型が催奇性を持った型に変わるとの指摘もある。
サリドマイドの薬害について言及した書籍やサイトでも、この辺りを誤解したままの記述を結構見かける。完全に有害・無害を切り分けられるとの誤解からかかる不斉合成への過度の期待感も含め、そろそろ認知し直されてもいいんでは。