今後の新型コロナウイルス感染症についての「パンデミックの3つのシナリオ」
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
国際学術会議(ISC)が、5年後にパンデミックがどうなっているかのシナリオを3つにまとめました。
◆シナリオ1:ワクチン接種率71%以上
このシナリオでもCOVID-19の根絶には至っておらず、低所得国ではCOVID-19の再流行により医療システムに負荷がかかることがありますが、パンデミックの最盛期に比べればはるかに制御しやすいものとなっています。また、パンデミックの脅威が低くなった結果、多くの国々は国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」を最優先にすることができるとのことです。
◆シナリオ2:ワクチン接種率60~70%
この想定では多くの国々で追加接種が可能になっており、社会的な回復メカニズムへの投資も実施されていますが、取り組みが散発的で国際的にも国の中でも温度差があります。その結果、COVID-19は世界中で風土病と化し、季節ごとに流行するため、ワクチンの更新や抗ウイルス薬の開発継続が必要になります。
◆シナリオ3:ワクチン接種率60%未満
最も避けるべき未来が、ウクライナ戦争のような地政学的緊張や保護主義政策、パンデミック対策における協力体制構築の失敗などから世界中で社会情勢が悪化し、接種率が低迷して不平等がまん延したシナリオです。この「失われた回復(Missed Recovery)」シナリオでは、引き続きロックダウンや在宅勤務政策、厳しい社会的制限などが必須で、COVID-19は世界のあちこちで制御不能かつ危険な再発を繰り返すだろうと予見されています。
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