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64bitの日記: う~む。 4

日記 by 64bit

みんな、Firefoxを褒め過ぎだ[IT Media]

親愛なるIEへ――お別れの手紙[IT Media]
の記事を読んでどう思いますか?

ここのところ,Firefoxの話題をよく目にするようになったので,ついに自分も使い始めました。拡張でマウスジェスチャをインストールしまして,なるほど,悪くないですね。個人的にはWindows信仰派なのですが,後者の記事にあるように,絶え間ない不具合に愛想が尽いてきたというのが本音です。

しかし前者の記事にあるように,ユーザが増え,サポート範囲や機能が増えるにしたがって,IEと同様な運命をたどる可能性も十分にあります。例えばLinuxが,今のWindowsと同様のシェアと幅広いハードウェアサポート,多彩な機能を持つようになるならばどうでしょうか。LinuxもWindowsと同様な問題に直面するかもしれません。実際,x64システム用のFedora Core2とWindowsXP for 64bit extended systems(ベータ版)での比較では,圧倒的にWindowsの方が安定しています。32bitアプリとの互換も高く,AMD64方式のメリットを感じます。Fedoraでは,イッパツで安定動作!なんてことは,今のところ無いです。

そこで,ちょっと大胆発言ですが,今のソフトウェア生産技術の限界がそこにはあるのではないか,と考えるのです。マイクロソフトについては,30年近くソフトウェアを開発して来た企業ですから,それなりにノウハウも蓄積されているはずです。それでも,これだけの不具合が出るというところに,何か意味深いものを感じます。その意味では,組込みソフトウェアは専用システムということで品質管理しやすいと思うのですが,それでも不具合は発見されています。

ソフトウェア工学を研究分野としている身としては,非常に認めがたい内容ですね・・・。そもそも,このようなびみょ~な話題は控えたほうがいいかも・・・。でも,ソフトウェアの未来のために,話題にしてみたまでです。ソフトウェア技術者の皆さん!お互いにがんばりましょう!
(がんばるだけでは,どうにもならないってことなのだろうけど・・・。)

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  • しかし前者の記事にあるように,ユーザが増え,サポート範囲や機能が増えるにしたがって,IEと同様な運命をたどる可能性も十分にあります。例えばLinuxが,今のWindowsと同様のシェアと幅広いハードウェアサポート,多彩な機能を持つようになるならばどうでしょうか。Linuxも Windowsと同様な問題に直面するかもしれません。実際,x64システム用のFedora Core2とWindowsXP for 64bit extended systems(ベータ版)での比較では,圧倒的にWindowsの方が安定しています。32bitアプリとの互換も高く,AMD64方式のメリットを感じます。Fedoraでは,イッパツで安定動作!なんてことは,今のところ無いです。


    んー、Firefoxが普及しても現在のIEの様にはならないのではないでしょうか。目指している方向が違いますし開発体制がオープンなので、むやみに不安定になるようなコードあれが排除の方向に向かうか外部から強烈なつっこみがあるでしょう。それに現在のFirefoxをみても、Firefoxは基本機能のみを追求して利便性などはアドオンで、という方向で進みそうです。

    # ところでBugzillaにVote機能ってあったっけ?

    それから、x64システム用のFedora Core2とWindowsXP for 64bit extended systemsの比較で気になったのですが、具体的にどのようなところでFedora Coreが不安定なのでしょうか。もし、ソースをコンパイルするときにAMD64もしくはEM64T向け最適化を行った結果のバイナリが不安定というのであれば、Fedora Coreの問題はありません。Windowsの場合はそもそも64bit向けバイナリがでてないので、64bit Windows上で32bitアプリケーションを動かすことが主となるでしょうから、Fedora Coreでも32bit向けでコンパイルしたアプリを使わないと公平ではありませんね。
    OSレベルでFedora Coreが不安定というのであれば、そはさすがに問題ですが。

    それから、個人的にはまとなx86系への対応がなされたSolaris10に期待しています。Dual Opteronマシンを導入してSolaris10 For x86をインストールしてしまおうかとまで考えています。普通の人はデスクトップ使用はしないでしょうが、一応Gnomeだしなんならフリーソフトを入れてしまえばユーザレベルではLinuxと大差なくなる…はず。
    • お電話もらっていたみたいですね~。すんまそん。
        目指している方向が違いますし開発体制がオープンなので、むやみに不安定になるようなコードあれが排除の方向に向かうか外部から強烈なつっこみがあるでしょう。

      先に引用した前者の記事はその点に言及していると思います。不安定なコードについては,むしろIEは仕様上の問題(矛盾?)により脆弱性を抱えているように見えます。
        それに現在のFirefoxをみても、Firefoxは基本機能のみを追求して利便性などはアドオンで、という方向で進みそうです。

      そこにも,同様の問題が発生する危惧が指摘できると思います。Firefoxのユーザが増え,要求仕様が多くなるにつれてアドオンがアドオン以上の役目を果たさなければならないかもしれません。または,アドオンだった機能を標準で搭載しなければなりません。その繰返しが起きれば,また代替ブラウザを検討する必要を迫られる時が来るかもしれません。

        Fedora Coreでも32bit向けでコンパイルしたアプリを使わないと公平ではありませんね。OSレベルでFedora Coreが不安定というのであれば、そはさすがに問題ですが。

      実はあまりちゃんと評価していません。ただ,何度かyumを使ってアップデートしているので,かなり安定するようになりました。最初はシェル上で突然フリーズするので,余計なオプション外してカーネル再構築しようと思えばカーネルコンフィグレーションのツールは動かないなど・・・。ホントにテストされているのか疑いたくなるほどでした。

        それから、個人的にはまとなx86系への対応がなされたSolaris10に期待しています。Dual Opteronマシンを導入してSolaris10 For x86をインストールしてしまおうかとまで考えています。

      確かに,Solaris10も面白いかもしれませんね。ただ先のとおり,今のWindowsと同等の機能や多くのサードパーティ製品,一般ユーザへの普及をSolarisでまかなおうとしたときには,やはり同じ問題が起きると思うのです。

      IEとFirefoxの関係と同じように,OSについてもそれぞれのコンセプトが異なるわけで,その点を言ってしまえば,今回の話は終わりです。
      親コメント
  • 紹介されている記事に関しては、おいらも日記で取り上げて既にいちゃもんつけているのでそっちを参照願います (前者の記事について [srad.jp] と 後者の記事について [srad.jp])。

    んで、64bit さの論点はソフトウェアの保守性に重点が置かれちゃっているみたいなので、バグの無いプログラムは無いだとか、ユーザーが増えれば増えるほど不安も増えるだとか、一般論は数え上げるとキリが無くて、それはプロプライエタリであってもオープンソースであっても、サラリーマンの仕事であってもハッカーの集いであっても、本質的にはそんなに変わりは無いのかなぁとは思います。Linux に愛想が尽きた西田氏 [wnishida.com]の件もあるし。

    ただ、個人的には IE の最大の社会的責任は、web document viewer のデファクトスタンダードになろうとしておきながら、自社の展開する web 運用の都合に合ったツール作りに終始し、それで満足してしまったことにあると思っています。 ActiveX のような、 Windows でしか動作のしようが無い技術もさることながら、 CSS 対応が IE6 までの段階で不完全なまま放置されていること、URL やコンテンツヘッダーの解釈があいまいであることなど、 IE がもたらすさまざまな要因が、アクセス性の乏しい欠陥コンテンツを量産させてしまった。下手に大きいシェアを勝ち取ってしまっただけに、この罪は非常に大きなものです。

    # 前者の記事で John Carroll が IE 向けに作られた web サイトを firefox の為に修正しなければならなくなるかもしれないことを嘆いていますが、そもそも Longhorn が登場して、 Windows に組み込まれて完全に新しくなった IE が、彼らのサイトを必ずしもこれまでと同様に表示してくれるものと信じ込んでいるのでしょうか? IE の新バージョンによる「裏切り」は、これまでの過去のバージョンにおいても幾度と無く繰り返されてきたはずです。そんな過ちを繰り返さない為にも、 Web 標準化が推進されるべきなのに。。。

    そういう意味では、 W3C のさまざまな勧告に準じたプログラムの開発を順次継続し、 Web の標準化に貢献しようと取り組む姿勢を持っている mozilla 陣営が、かつての Netscape やこれまでの IE が辿ったのと同じ轍を踏むようなことは、あんまりありえないんじゃないかなぁ、と願っています (絶対大丈夫と言うことは、多分いえないんでしょうけどね)。どっちに転ぶにしても、もういい加減普及しているブラウザの都合で web ツールの作り直しとかもうまっぴらっす。

    ところで Microsoft 社内のノウハウって、若手社員にどんなカタチで受け継がれていっているんでしょうね。とりあえずおいらは出向しっぱなしで某社のノウハウなんてちっとも知らなかったりするわけですが (それ以前に社内でノウハウがちっとも統一されていないとかいう噂も -_-;)。

    --
    むらちより/あい/をこめて。
    • なるほど。いろいろ刺激になっていいですね~。やはり,大学にいるだけではこういう話できないし・・・。(それがフラストレーションになっていたりするんだけど)
        んで、64bit さの論点はソフトウェアの保守性に重点が置かれちゃっているみたいなので、~~中略~~本質的にはそんなに変わりは無いのかなぁとは思います。Linux に愛想が尽きた西田氏 [wnishida.com]の件もあるし。

      最近の自分の論展開では,突き詰めると保守性に重点が行っちゃうんです。話すと長くなりますが,それこそLinux に愛想が尽きた西田氏の件にも通じます(いやぁ~。こういう記事を良く見つけてきますなー)。

        個人的には IE の最大の社会的責任は、web document viewer のデファクトスタンダードになろうとしておきながら、自社の展開する web 運用の都合に合ったツール作りに終始し、それで満足してしまったことにあると思っています。
      世界征服を目論んでいたのでしょうから,標準化なんてどうでもよかったのでしょうね。でも,IEに“あわせた”Webコンテンツ資産が大多数であるのも現実。今後IEがw3c勧告に忠実に従ったブラウザをつくる可能性がないのも事実(なぜならバージョン間の互換がなくなるから。って,自分で蒔いた種なんだけど)。そう考えると,標準化がもたらすメリットって,あくまで開発サイドにしかないんじゃないかと感じるのです。本来は,ユーザにとってもメリットがあるのに,やったもん勝ちの混乱ですね。これを修正するのは無理じゃないかな(コスト的にも,時間的にも)。間もないうちに,次のコンテンツ表現に変わっていくでしょう。そのとき,平和が訪れればいいですね(でも,歴史は繰り返す...)。

        ところで Microsoft 社内のノウハウって、若手社員にどんなカタチで受け継がれていっているんでしょうね。とりあえずおいらは出向しっぱなしで某社のノウハウなんてちっとも知らなかったりするわけですが
      Microsoft社内に聞いたほうがいいかも~(笑)。全くないことはないでしょう(と信じたい)。ビジネス戦略の立て方ばっかりに知恵が働いているかもしれませんね。その意味では,複数種類のブラウザ間におけるコンセプトの差異として現れていると言うこともできるかな。
      親コメント
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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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