64bitの日記: JR福知山線事故に関する記事で 3
日記 by
64bit
- <電車脱線>通勤客ら悲鳴、車両めちゃくちゃ 流血の人次々
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050425-00000033-mai-soci&kz=soci
この記事の中で,
- ◆コスト重視の軽量化がアダに
「新幹線、安全神話が壊れる日」(講談社)などの著作のある技術評論家、桜井淳さんの話 事故車両が鉄製車両に比べ強度の劣るステンレス製でなければ、車両がマンションにめりこむようなことはなかったのでないか。死傷者も鉄製車両なら半分で済んだと思う。鉄道各社は、車両を鉄から薄いアルミなど軽量の素材にして、電力コストを安くしようと取り組んでいる。現在、運行する車両の半数以上は軽量車両ではないか。コスト重視の一方で、このような万一の事故の際の車両強度などを十分に検討してこなかったのでないか。
が気になって仕方ない。桜井淳氏が自分の考えを押し付けているとしか思えない。『死傷者も鉄製車両なら半分で済んだと思う。』なんて完全に他人事になっている。大事なのは事故を起こさないことであり,そのために何ができるかということである。
細かく反論するならば・・・,
・『死傷者も鉄製車両なら半分で済んだと思う。』
→半分で済めばよかったということですか?鋼鉄製にしたらマンションへのインパクトはどうなりますか?もしマンションじゃなくて,人が密集するような建物だったらどうなりますか?車両強度主体で考えすぎです。
・『車両を鉄から薄いアルミなど軽量の素材にして、電力コストを安く』
→安くするだけが目的ではないはずです。環境問題に関連する大事な話です。
・『コスト重視の一方で、』
→私の記憶が正しければ,軽量化による電力コスト低減よりも,電気系統の改善による効果のほうが大きいと聞いたことがあります。むしろ,車両自体の開発・製造コストは高くなっているはずです。
今回の事故に巻き込まれ,亡くなられたた被害者の方々には心よりご冥福をお祈り申し上げます。また負傷された方々の少しでも早いご回復をお祈り申し上げます。
#それにしても原因が大変気になる事故。さすがにATC導入区間だと思うので,速度超過があれば自動でブレーキがかかるはず。手前駅でオーバランしたことといい,ブレーキ系統の故障だろうか。
あれ??? (スコア:1)
なお,
<電車脱線>37人死亡、200人以上けが 車両に約10人
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050425-00000021-mai-soci&kz=soci [yahoo.co.jp]
によると,現場区間はATCではなくATSであり,しかも速度超過に対応しない古い型だったそうです。・・・最悪。
Re:あれ??? (スコア:1)
なんでも、体積は同じで重量が軽い以上、鋼鉄製に比べるとどうしても転覆しやすいというか、風とかカーブで無茶なスピードを出すとか転覆の要因に対して、本当に転覆に至る閾値みたいなものが低いのだとか。
あと、乗り入れの増加やら過密ダイヤの影響で、どこかでちょっとでもダイヤが狂うと影響範囲が大きいことから、飛ばして遅れを取り戻せという圧力もあったのだとか。
Re:あれ??? (スコア:1)
体積は同じで重量が軽い以上、鋼鉄製に比べるとどうしても転覆しやすいというか、
なるほど,素人考えでは軽いほどカーブのクリア速度は速そうですが。そうではないということですか。興味深い。
あと、乗り入れの増加やら過密ダイヤの影響で、どこかでちょっとでもダイヤが狂うと影響範囲が大きいことから、飛ばして遅れを取り戻せという圧力もあったのだとか。
むしろこっちが本質的な原因なのでしょう。現場は,日本全国でもそう多くないほどの急カーブだったそうです。そのような場所に,旧式のATSしかなかったと言うのも驚きです。地元ではないので分りませんが,時刻表を見ると本数も少なくない区間ですよね。ATCが整備されているべきだったのではないかとも思うのです。そういうところこそが,本質的なコスト削減による犠牲であるともいえます。
とはいえ,今回の運転士は以前にもオーバランをして訓告を受けていたらしい。そして今日もオーバランをしたということは,速度超過が常習化していたかもしれない。今回もそうだとしたら,断固許せませんね。
いつも思うけど,JRって駅務経験もそこそこに運転をやらせるんですよね。今回の運転士も23歳ってことで,人の命を預かるには若すぎる気がします。埼京線の運転士もかなり若いもんな・・・。