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JAXA

AC0x01の日記: 最後の「こうのとり」がISSに到着、来年からは新型へ 1

日記 by AC0x01

国際宇宙ステーション (ISS) への補給任務に携わるJAXAの無人宇宙船「こうのとり (HTV)」9号機が21日に種子島宇宙センターからH-IIBロケットで打ち上げられ、25日夜ISSへのドッキングを果たした(JAXA特設サイト, 朝日新聞, 読売新聞)。

こうのとりは2009年からほぼ毎年1機ずつ、10年超に渡りISSへの物資輸送に携わってきたが、この9号機が現行バージョンの最後の機体となる。専用のH-IIBロケット共々、来年度からは新型のHTV-X宇宙船H3ロケットに置き換えられる予定となっている。

こうのとり9号機は今後1~2ヶ月間ISSに滞在した後、大気圏再突入を果たして役目を完全に終える。9号機では補給物資の他、HTV-Xでの自動ドッキングに向けた、こうのとり⇔ISS間の無線LAN通信の技術実証なども行われるとのこと(HTV-Xプロジェクトのツィート)。新型のHTV-XではISSの他、建設予定の月軌道ゲートウェイへの飛行も想定されており、今後の発展にも期待がかかるところである。

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  • by Anonymous Coward on 2020年05月27日 16時13分 (#3822681)

    開発費負けしちゃうよなと。
    かと言って同一機種で作り続けるってのも有る程度数が出てエコシステムが築けないと難しいだろうし。
    (同一ルーチンのお仕事と新規開発ベルに出来る位の余裕が無いと)
    結果としてある程度の期間が過ぎると状況の変化に依り新しい物を作る事になるけど、そうすると再度開発費が。
    結局は使用頻度を上げる算段をするしかないのだろうけども。

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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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