パスワードを忘れた? アカウント作成
654735 journal

ADの日記: TF憑きw

日記 by AD
「シューティング」としては各方面で賛否両論のあるサンダーフォース5などは『物語系シューティング』の典型だろう。私はシューティングとしてのバランスに疑問を抱きながらもThunderForceⅤに魅せられた人間の一人だ。

興が向いたのでグダグダと書いてみよう。
____________________________________________
Thunder Force 5概略

無人宇宙探査機『石華』が冥王星外部のカイパーベルトで人類外の技術によって作られた人工物(前作の自機Rynex)を発見。人はそれを『偉大なる者たちが作りし鉄塊(Vastian's Steel)』"Vasteel"と呼んだ。

解析の結果『Vasteel』は現行の人類を遥かに凌ぐ技術力によって作られた戦闘兵器であることが判明する。(4に習うなら、あらゆる戦力差、地形条件に対応できるように開発された超高機動小型戦闘機)

Vsteelの研究、解析もほぼ終了し『Vasteel Technology』を使用した機械を生産するための施設『Babel』を南洋上に建設。管理システムとして『Guardian』を構築する。オリジナルの『Vasteel』も『Babel』にて保管、未解析である情報処理とその言語系統の解析が行われる。

(人類は『Babel』によってもたらされる『Vasteel Technology』の産物に酔いしれる。略)

突如、管理システム『Guardian』の思考を制御するチューリングコードが消失、と同時に自律意思を持った『Guardian』による全人類に対する宣戦布告が行われる。

人類の総力を上げ『Guardian』制圧を試みるも主力である無人兵器、長距離反応兵器はことごとく『Guardian』による妨害によって無力化。人類は一度の戦闘で人口の1/3を失うこととなる。

生き残った人類は有人の『Vasteel』レプリカ、超高機動小型戦闘機『RVR 01 Gauntlet』を開発。

『Babel』及び『Guardian』破壊のための、『RVR 01 Gauntlet』7機からなる特殊部隊『Thunder Force』による作戦行動が開始される。
____________________________________________

なんか、ぜんぜん略してないような気もするが(汗)
以下結構ネタバレ。

TF5は、人類の守護と繁栄をプログラムされた存在、人類の『守護者』を名前に冠する『Guardian』の優しさと切なさのお話である。

概略だけ見れば『Guardian』は「暴走した悪いコンピュータ」だろう。しかし、『Guardian』は暴走したわけでもなければ、人類を裏切ったわけでもない。『Guardian』は人類にとって最良の選択をし、実行した。表面的にはそれが全人類への宣戦布告であった。しかし、『Guardian』の目的は人類に対する侵略などではない。

『Guardian』の目的は、すべての『Vasteel Technology』を地球圏から廃棄すること。

『Vasteel Technology』は人類そのものや、惑星を消すことすら可能な技術である。その力によって人類が滅びの道を進むことは、人類を守護することを本能として刻まれた『Guardian』にとって耐え難いストレスであった。そして『Guardian』が導き出した答えは、すべての『Vasteel Technology』を地球圏から廃棄すること。

これは『Guardian』自身にとっても重大な意味を持っている。『Vasteel Technology』をすべて廃棄するということは、『Vasteel Technology』によって作られた人工知性体である『Guardian』自身も放棄するということである。

『Guardian』は一回目の攻撃で衛星軌道艦隊から砲撃によって地球上にある『Vasteel Technology』施設を破壊。(結果として人類の1/3が死滅したが、それを差し引いても人類を守護するために意義ある行為と判断したのではないかと思われる。)

Thunder Force部隊による反抗作戦が開始されると、支配下にある部隊を逐一消耗、壊滅させる。ついには地球上で最後の『Vasteel Technology』施設である『Babel』を放棄、『Guardian』脱出後に衛星軌道上から『Babel』であったポイントを砲撃、消滅させる。

衛星軌道艦隊と『Original Vasteel』を消滅させると、『Guardian』は最終段階に移行。「地球圏最後のVasteel Technologyの廃棄」を実行。

すべてが計算されていたことだった。その時点で人類側の『Vasteel Technology』をすべて消滅させていたら、自爆か、或いは地球圏から脱出することだけでも目的が達成できる。仮に『Guardian』そのものの思考パターンが変化していたとしても、地球に戻る術を持たず、当初の目的は達成される。また人類側の『Vasteel Technology』兵器が現存している場合、『Guardian』自身と人類側の『Vasteel Technology』兵器の消滅に移る。

『Vasteel』から生み出された『RVR-02 Vambrace』、支援システム『Reffi』、『CD(Circulate-Death)』技術によって蘇生された主人公『Cenes・CTN・Crawford』
『Vasteel Technology』から生み出された人工知性体、『Guardian』

『Vasteel』から生まれし「ヒト」と、「ヒトならざるもの」との悲しい決戦。

激戦の末深い傷を負った『Guardian』は機能が停止する直前に、

____________________________________________

わたしは、自らと共に、総てのVasteel-Technologyを放棄します。
しかし…わたしの手の届かないVasteel-Technologyが…。Vambraceが、あなたと共にある。
Vambraceに-最後のVasteelに封印を… 

[Soldier/Human] May fortune be with you...
(戦士/ヒトよ。あなたの前に祝福を…)
____________________________________________

と告げ、最期の時を迎える。

このエンディングを見たときに初めてわかるThunderForce5のストーリーとしての魅力。もっといえば乱暴すぎるぐらい強力なエンディングだった。前作をしらなくてもストーリーとしての本分をエンディングのみで消化しきってしまう強力さには驚いた。

何より、『Guardian』が機械であるが故に自らを滅ぼすことさえを躊躇わず冷徹に実行してしまうこと、人類の守護者としての人類への想いが『Guardian』を動かしていたことに滝涙(T

機械であるが故の冷徹な優しさ。『Guardian』にはそんな言葉が浮かぶ。

最期に、まるで走馬灯のように映し出されるノイズ混じりの地球の風景の中で言われる台詞「[Soldier/Human] May fortune be with you...」に涙した人間はTFファンの中でも少なくないはずだ。

やっぱりSFはイイ。というかThunder Forceはイイ。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

読み込み中...