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ADの日記: 経験者が抱く理想の初心者

日記 by AD

時折、経験者が初心者に対してキツイ口調で注意することがある。叱るというよりも罵倒であるという場合もある。

しかし、初心者を叱る前に少し意識した方が良いと思うことがある。それは経験者が理想の初心者像をイメージしていないかということである。

意欲的で、自分で調べる行動力、どのようなことを行ってどのような状況でどのような問題が起きたかを的確に伝える表現能力を備えた人…それが教える立場にいる経験者が初心者に対して抱く理想像だろう。

しかし、その理想像に適う人物は所謂「初心者」という時期を瞬く間に過ぎてしまう。或いは気付いたら「経験者」の部類に入るようになっていたりするケースが多い。大抵の「初心者」は理想像より遥かに具合が悪い。

私は経験者が初心者に対して怒りを覚える理由として、「理想と現実とのギャップ」が有力ではないかと思う。

ついつい経験者は初心者に対して理想的な態度を期待してしまう。しかし、現実には理想的な態度は感じられないことが多く、期待を裏切られたような気分になることのほうが多い。

期待があるということは裏切られた場合に大きなストレスになる。それが経験者の「初心者に対する怒り」の引き金になる。

これの解決方法は非常にシンプルで難しいことだ。
経験者は初心者に対して期待をよせず、突き放さない。一定の距離を保ち、的確に誘導してあげることに努めるのだ。

勝手に期待を寄せられて、それが思い通りに行かないと怒られる初心者はかわいそうだ──それぐらいの思いやりが教える立場の人間には必要なのだろう。

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