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ADの日記: HTML略歴とか

日記 by AD

参考までに眉唾でよろしく。

  • 1989年 CERNのTim Berners-LeeによってWWWの仕組みであるURI,HTTP,HTMLが考案される。
  • 1993年 6月、Dan ConnollyがHTML Internet Draftを提出。
  • 1993年 11月、HTML+が検討されるも、策定に至らず。
  • 1994年 10月、Tim Berners-LeeによってWeb技術の標準化団体であるW3Cが設立される。
  • 1995年 11月、IETFによってHTML 2.0 がRFC1866として策定される。
  • 1995年 9月頃、W3CによってHTML 3.0が検討されるも、策定に至らず破棄される。
  • 1996年 12月、W3CによってCascading Style Sheets, level 1が勧告される。
  • 1997年 1月、RFC2070によってHTML 2.0に国際化を配慮したHTML i18n(HTML 2.x)が策定される。
  • 1997年 1月、W3CによってHTML 3.2が勧告される。
  • 1997年 12月、W3CによってHTML 4.0が勧告される。
  • 1998年 2月、W3CによってExtensible Markup Language (XML) 1.0が提唱される。
  • 1998年 5月、W3CによってCascading Style Sheets, level 2が勧告される。
  • 1999年 12月、W3CによってHTML 4.01が勧告される。
  • 2000年 1月、W3CによってXHTML 1.0が勧告される。
  • 2000年 5月、ISOによってISO/IEC 15445:2000(ISO-HTML)が発行される。
  • 2001年 5月、W3CによってXHTML 1.1が勧告される。

1992年頃から国際化に配慮する取り組みが行われてきたことに留意されたし。なお、本格的な国際化が対応されているのはHTML i18nを除けばHTML 4.0からのことである。

なお、私はW3C信者ではありませんので云々(略)であるからして、私はHTMLの方針が妥当なものであるという考えに基づいているだけである。現に過去W3CはHTML3.0を策定しようとしていた。妄信は禁物である。←わたしもねw

何よりも不思議なのは「HTMLはダメである。」という批判はあるのに、HTMLに代わる機能をもった文書フォーマットが作成されないことだ。これは奇妙なことである。HTMLはダメだと思っているのに、HTMLに代わる何かを創造する情熱はないのだ。ただダメだと否定するだけなら非常に簡単なわけで、その後どうするのかね?

確かにHTMLは不完全である。しかし、HTMLよりもマシな目的をもって、マシな実装技術を持ったフォーマットが存在しないのも事実なのだ。少しでもマシなものを選ぶならばHTMLが生き残ってきたのは必然である。

HTMLという不完全だけどないよりマシなものを、「もっと効率よく使おうよ」というとW3C信者云々。完全なモノ云々。感覚的云々。──というのが私が見聞きしてきた今までのHTML談義の大まかな内容。もちろん主観的な話だけれど。

Webとの親和性、下方互換性、ユーザビリティ…HTMLには様々な(思想/理想)が詰め込まれた。パワーマシーンを保有している物好きだけ使えれば良いという設計ではなく、何年前の非力なマシーンでもアプリケーションがある限り利用できるように作られた。表現をしないことを選び、互換性を取った。HTMLはWebの標準語・共通語であろうとしてきた。時に迷走し、現実を省みて理想的でないもをも認めてきた。これからの時代にはデータ交換が必要だと思えば、XMLを策定し、これにHTMLを移植した。これほど情熱をもって、かつ、目的を追求してきたプロジェクトが他にいくつあるだろう。

私はW3C信者ではない。しかし、W3Cのやってきた仕事の幾つかには感謝しているし、一定の理解はしている。W3Cだからではない。彼らの仕事が妥当であるからだ。もちろん、全面的な肯定はできないけれど。

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