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ADの日記: HTMLは骨であり、ブラウザは肉

日記 by AD

雑念雑記 2004年5月09日-合法的嫌がらせ?より以下引用。

UA面よりも、まず正しいHTMLを啓蒙する方が先だと思うなぁ。なんせIEぐらいのバグ補正機能がないと閲覧すら出来ないサイトはまだまだ多い。

基本的にHTMLとWebブラウザは骨肉の関係であると私は思っております。どちらが欠けてもWebという身体は不器用なものにしかなりません。Webの利便性は、基本的な骨格とも言うべきフォーマット(URL,HTML,HTTP)と、それを利用する各々のプラットフォームでのアプリケーションプログラムたちとのコラボレーションの結果、実現されるものであります。

私は、HTMLの精神(というよりWebの精神)とWebブラウザの発展とは、並列処理的に歩みを進めていかねばならないと思います。どちらが欠けても現実的利便性は低くなるからです。HTMLというフォーマットは標準として遵守すべきですが、アプリケーションの発達はWebの可能性を実現するための手段として重要なものです。(HTMLは手段である。しかし、言葉を伝えるための手段としてのHTMLを疎かにしてはならない、というのと同じかと。)

あと、敢えて言えば、いわゆる現実主義者様方を納得させるために、ブラウザの機能が充実することは不可欠です。

HTML文書は読者に特別な知識を必要としない設計を選びました。(もちろんUserAgentが適切に意味を表現するという前提で。)当然です。書物を読むための知識は、止むを得なく発生する語学力の壁以外に高い敷居を設けるべきではありませんから。したがって、HTMLは最終的には感覚的に人間に伝わることを望まれて作られている、と私は考察します。(それでもHTMLは使われ方を限定しませんが)

HTMLが最終的には感覚的な表現をとって人間に伝えられる特性から、いわゆる現実主義者はHTMLは単に感覚表現(特に視覚効果)を実現するためのものといいます。これらの論者の主張は大局的にものを見れば間違いである。しかし、これらの誤った主張は、(特定環境のみではあるが)一応の実現しているから厄介なのです。

厄介な誤解をこれ以上広めないためにも、そういう現実主義者様方をある程度納得させるだけの機能を実現しないと、「現実的でない」と一蹴されてします。Webの更なる利便性を信じている者として、それは悲しい。

Webブラウザ単体でWebが構成されるわけではありませんが、Webブラウザの全体水準の向上は、個の向上なくしてなり得ません。Webの主体は情報資源であるから、良質の情報資源の土壌も必要です。私は、両者は並行的に進歩していくべきだと考えます。

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