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622911 journal

ADの日記: 酷く哲学的に感じるのですが…

日記 by AD

404 : 何かに曇ってませんかの内容に勝手に反応。以下引用。

一方的な力によって状況を変える場合、力を行使する人間は常に中立で公正な立場に居なければならない。そうでなければその状況改変は誰のためのものであるか、なんてくだらない議論を何度も繰り返さなければならなくなるし(実際そうであることは多いけれど)、全てが終わった後に「あれは間違いだったんじゃないだろうか?」なんてことになっても取り返しがつくとは限らない。

たとえ上滑りでも「公平な立場をとろうとする姿勢」を持つべきであるというのは、正しいと思われる。しかし、誰しも本当の意味では公平にはなれない。人間の認識能力には限界がある。それでもできるだけの公平な立場をとろうとするスタンスが必要である──と思われる。

人間のするあらゆることに厳密な意味での取り返しはつかないし、公平な立場という観点から物をとらえるが故の対応の遅さという欠点を生み出すことがある。対応の遅さというものもある意味取り返しが付くことではない。

一個人としては、力の行使の仕方というのは常に悩みの種なのではないかと思う。そのため多くの人は試行錯誤を繰り返す。私はそれで良いと思う。何が正しくて何が間違っていたなどということは、当事者にも傍観者にも明確な判断は難しい。答えは歴史に委ねるしかないと思う。だから、それぞれ信じることをすれば良いし、信じることを述べれば良い。それが人間に与えられた生き方だから。(もっとも、上滑りでも正しい道を模索すべきだとは思うが)

まあ、私は他人に対して何かを強制することは望んでない。そもそも私にはそんな力はないし。ただ、この何処からか沸いてくる気持ちを誰かに伝えたいと願う気持ちはあるのだろう。だから言葉を発する。

また、私は日記で過去に愚痴っているように、Webを取り巻く環境がよくならないことの根源は、M社を筆頭としたブラウザベンダの怠慢にあるのではなく(もちろん、その影響は強いであろうが)、公開文書の製作者が無知であることが諸悪の根源であると思う──厳密に言えば無知であることは罪ではない。しかし、自分がアクションを行うに当たって、十分な知識と対処法を身につけないことは怠惰であり、悪である。

どんなに言い繕おうが、公開文書を作るということは(自然言語の文書を作るよりも)特別なことである。その特別なことをするに当たって、自分の知識や経験や技能を補う道具を用いるなり、自分が知識や技術を身に付けるなりして対処すべきなのである。( 適切な対処ができる道具が存在しないというのは社会的な悪だが、それを選んでしまうことも個人の悪である。環境が悪ければ悪いことをしても良いという理屈にはならない。)

別にWebページを作ることを神聖化したいわけじゃないし、敷居を高くしたいわけでもない。そもそもそんなことは一個人の発言ではどうにもならない問題である。しかし、私はWebページは普通に存在するものだけれど、(他のものとは違うという意味で)特別なものでもある──と認識してもらいたいと願う。

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