ADの日記: Mozillaが無骨に見える理由 1
以前、私はMozillaのレンダリングはIEに比べて無骨に見えると述べたことがある。しかし、それは厳密に言えばレンダリングが無骨なのではない。フォントの問題なのだ。(日本語環境限定のお話。)
Internet Explorer(IE)の使用者は、MS Pゴシックに馴染んでいる。実際にMS Pゴシックは、読みやすい優れたフォントの一つであるといえる。IEの使用者はMS Pゴシックこそ「故郷の雰囲気」であり、他のフォントには若干の違和感を覚えるのだ。(当の利用者はMS Pゴシックなどという名前すら知らない人も多いだろうけど。)
Mozilla系列のUserAgentのスタイルシートの解釈や、レンダリングがIEに比べて劣っているということはない。むしろMozill系列のUserAgentのレンダリングは、IEに勝っている部分を多く持つだろう。
現在IEを使用しているユーザが、現在存在するブラウザの中で最も容易で違和感なく快適に使えるブラウザはFirefoxであると私は思う。私はFirefoxをIEユーザのみならず、多くのユーザに快適なブラウザとして勧める。
試しにFirefoxの設定を見ると、デフォルトではProportionalがSerifとなっている。Firefoxのデフォルト設定では、SerifはMS P明朝であり、Sans-serifがMS Pゴシックである。つまり、ユーザがFirefoxを起動して初めてレンダリングされるページのフォントはMS P明朝である。私は、このMS P明朝フォントに無骨さを感じたのである。これは他のIEユーザにも少なからず感じられることであると思う。
IEユーザがFirefoxを使う上で、一番の障害になるとすればMS P明朝フォントが及ぼす違和感であると思われる。IEをお使いの方は、是非FirefoxをMS Pゴシックフォントに設定し直して使ってみていただきたい。IEと比べ違和感無く使えるはずである。
なお、FirefoxのデフォルトからのMS Pゴシックへの変更の仕方は、Firefoxの画面上部にある『ツール(T)』→開かれるツールメニューの最下部にある『オプション(O)』→全般:色とフォント『色とフォント(F)』→『Proportional』を『Serif』から『Sans-serif』に変更することによって設定できる。
この日記は、私が長い間IEとそのコンポーネントブラウザであるSleipnirを使い続けた経験を元にしているが、万人が私と同じ感覚を持つとは思わない。しかし、私と同じ感覚を持つ人間は少なくはないと思っている。
Re: Mozillaが無骨に見える理由 (スコア:1)
仰りはよく判ります。で、自分のもの [geocities.co.jp]では日本語向けのデフォルトプロファイルで、標準のプロポーショナルフォントとしてサンセリフを用いるような設定にしてます。
公式版は作者が異なるため、余りとやかく言いたくありません (中立な立場には成り得ない訳ですし)。
なお、セリフにゴシック体を用いるような設定にすることでも多くのユーザにとっては充分でしょうが、serifとはヒゲ付き、sans-serifとはヒゲなし文字という意味合いから外れるので私は採用しませんでした。
言い訳ですが。
# LinuxやMacではまた受け取り方が変わるのでしょうね。