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ADの日記: 敗北主義

日記 by AD

よくわからないのだが、世の中には敗北主義が蔓延している。私の目にする敗北主義の人は、よく「現実的」とか「事実」とか言う。仰りたいことは解るし、現在が無ければ未来の可能性がないことも解る。しかし、いつまでも留まる必要はない。

「現実なんだよ!」というのは、実はとても楽なこと。現状を肯定するだけでよい。現実主義のつもりが敗北主義に陥っていやしないか?

現実の問題点を分析し、その改善を模索する行為は非常に労力を要する。無論、改善にかかるコストより得られるメリットが少なければ、そんな悪改はすべきではない。しかし、行動を起こさないまでも、現状を絶えず分析的に、批判的に見ることは必要である。

敗北主義者は保守派の人間に多いようだが、保守とは何かを問いたい。

真の保守とは、新しい物を受け入れる立場にあるように思われる。保守とは因習を守るものではあるまい。本来、保守とは、古いものの良い部分を歴史に継承する姿勢を意味するのでないか。

健全な歴史は、革新のみによって作られるのではない。そこには強力な保守があって、保守と革新の相互批判を行いながら発展するものである。国の歴史であろうが、会社の歴史であろうが、プロジェクトの歴史であろうが、片手落ちではならない。

ある集団の中で、保守なり革新なりの姿勢をとる者は、自分の取っている姿勢の役割をしっかりと考えなければならない。さもなくば、私恨からの闘争を招くこととなる。それは、結果として誰も幸せにはしない。

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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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