ADの日記: NINJA SCNJ-1000
確かに、性能はいい。負荷時でも48度程度で安定する。固定の具合も悪くない。500グラム程度であれば十分耐えるであろう安定感がある。だが、もう好き好んでは買わないと思う。
私は、この製品がSoketAに対応していないのは、物理的スペース上の制約の上での話ではないような気がする。というのも、Soket939は以前よりも締付ける力が強い傾向にある。それはSoket939 CPUが以前のSoketACPUなどと比べて丈夫だから可能であるのだろう。このSCNJ-1000も、SoketAのヒートシンクなどと比べて相当強い力がかかっている。
SCNJ-1000の装着はそれほど難しい行為ではない。ただCPUにグリスを塗ってある程度伸ばしたらシンクを置く。──どうせ装着するまでにズレたり自重で薄く延びるので、k6世代や初期のk7頃ほど神経質に薄く伸ばさなくても性能は十分出る。──そして、4つあるツメをそれぞれ固定する溝に嵌めるだけだ。少しの集中力さえあれば誰にでもできる。
この簡単な装着作業に、かなりの不安を感じた自作ユーザがいると思う。少なくとも、私は不安だった。4つある留め金を一つずつ嵌めていく作業は、要するに偏った力がCPUに直接かかる機会が4回あると言うことになる。2/2の連結で片方をリテンションに引っ掛けてからもう片方を道具で押し込むという方式であれば、CPUに偏った力が働く回数が1回で済み、安心できる。そうであれば、かつてのFirebird R7のように信頼できるのだが。正直、コアが丈夫だとはいえ、もう一度装着することを考えると余り外したくない。できるなら、このまま終わらせたい。
あと、このテの巨大ヒートシンクだとすこぶるエアフローが悪くなる。ウチの場合排気は十分すぎるのだが、吸気が前面パネルからだけでは足りないようだ。側面パネルから結構な流量が感じられる。準ファンレスは良いが、エアフローを大切にしないと安定性や寿命を削ることとなるかと。
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