ADの日記： 支持すると言うこと

例えば、誰も彼もが何かしら支持するものを持っている。ある議員を支持する人間もいれば、某自動車メーカを支持する人間もいる。しかし、それってほんとに積極的支持ばかりですか？

要するに私が言いたいのは、「支持する＝ファン」という図式は必ずしも成り立つものではない、ということ。例えば、「個人的にはホ○ダが好きだけど、他人が買うならト○タを勧めるよ」みたいな（謎）

表のFirefoxの記事でも、どっかでみたような、Firefox支持派は熱狂的ファンであり、一般ユーザとの温度差が激しいみたいなことが未だに言う人がいるようだ。しかし、FirefoxなりOSSの信仰者ばかりがFirefoxを支持するわけではない。「素のIE6で事足りているような一般ユーザに対して、より適切なブラウザを考えるなら他に選択肢が無い」、と言わざるを得ない状態を未だに脱していないとうこと。そう思っている人間は、私の知人だと多いように思う。

そもそも一般ユーザは、Firefoxに興味がないのではなく、PCやプログラムそのものに興味など無い。「何ができるか」、それだけに興味がある人間が多数だ。そして、ビジネスユースとしては、それはある種の正しいスタンスだ。反面、知識の欠如で道具を使いこなせない面も多い。圧倒的に使いこなそうとする人間が少ないのだから、意識もへったくれもない。IEが支持されているわけではなく、IEがたまたまそこに利用可能な状態にあって、それを企業が利用しているだけに過ぎない。完全に目先のシステムコストのお話。興味の無い人間は、ただ流されるだけ。

まぁ、乗り換える必要が無いなら、乗り換えなくていいんじゃないの？ というのが私の正直なところ。ブラウザぐらい好きなのを使ってください。その代わりサポートを求めないでください。以上、非公式サポータのたわごとでした。