Anal Cuntの日記: The Silmarillion
まだ購入すらしていないトールキンの「シルマリルの物語」を読むに当たってネット上から集めた情報を元に覚えておいた方が良いであろう事項を纏めて予習中。壮大で複雑な話なので、ある程度用語と登場キャラを把握しておいかないとまともに読めないはず。物語に出てくる言語だけでもたくさん種類があって、同じモノを指す場合でも読み方が複数存在する。エルフ語だけでもクウェンヤ語 (Queny) とシンダール語 (Sindarin) では違う読み方だし。とにかく固有名詞の数が半端じゃない。エルフや人間などの家系図や関係図もかなり複雑。物語自体の描かれてる年月がとても永く、時代によって地形や地名も変化しているようで、時代別の地図まで存在してる。主要な人物をピックアップしてるだけでもなかなか覚えられない… orz
画集はいろいろ探してみたけど、どうやらシルマリルに特化した画集は存在しないみたいで、買うとしたら「指輪物語」や「ホビットの冒険」と混合になっているものを選ぶしかないみたいだ。シルマリル関連を多く描いている画家は Ted Nasmith、 John Howe、 Roger Garland あたりが有名処だろう。個人的に Roger Garland が描いた、二本の木、テルペリオン (Telperion) とラウレリン (Laurelin) がヴァリノールの地を照らす絵がお気に入り。
●エル (Eru) - 別名イルーヴァタール (Ilúvatar)。唯一神。唯一なるもの(エル)、万物の父(イルーヴァタール)を意味する。
●アイヌア (Ainur) 単数形はアイヌ (Ainu) - 唯一神エルが最初に創造した種族。その中で15の力ある者達をヴァラ (vala) と呼び、残りをマイア (Maia) と呼んだ。
●ヴァラール (valar) 単数形はヴァラ (vala) - イルーヴァタールによって作られたアイヌアの中で一番力を持ちアルダ (Arda) (中つ国のある世界) の管理を任された神格。
- 男性格のヴァラ
- マンウェ (Manwë) - 別名スーリモ (Súlimo)。アルダの支配者。ヴァラの中でも最高の力を持つ。
- ウルモ (Ulmo) - 水の支配者。海の王。
- アウレ (Aulë) - 鍛冶を司るヴァラ。ヤヴァンナの配偶者。ドワーフの産みの親。
- オロメ (Oromë) - 別名アラウ (Araw)。狩人。エルフの導き手。ヴァーナの配偶者。
- マンドス (Mandos) - 正式にはナーモ (Námo)と言う。審判者。マンドスは彼の住む館の名前。
- ローリエン (Lórien) - 正式にはイルモ (Irmo)と言う。願望を司る者。ローリエンは彼の住む館の名前。
- トゥルカス (Tulkas) - 別名アスタルド (Astaldo) 力と武勇に優れた者。最後のヴァラ
- メルコール (Melkor) - マンウェと兄弟。元々はマンウェより力を持ったヴァラであったが反逆し、モルゴス (黒き敵) (Morgoth) と呼ばれる。
- 女性格のヴァラ (Valier)
- ヴァルダ (Varda) - 別名エレンターリ (Elentári)。崇拝するべきもの。星々の妃。マンウェの妻。
- ヤヴァンナ (Yavanna) - 別名ケメンターリ (Kementári)。果実をもたらす者。アウレの妻。
- ニエンナ (Nienna) - 憐れみと悲しみの女神。マンドスとロリエンの妹。
- エステ (Estë) - 休息を意味する。イルモ(ロリエン)の妻。
- ヴァイレ (Vairë) - 織姫。ナーモ(マンドス)の妻。
- ヴァーナ (Vána) - 常若の者。ヤヴァンナの妹、オロメの妻。
- ネッサ (Nessa) - オロメの妹、トゥルカスの妻。
・特に、ヴァラールのうちより大きな力を持った8人(マンウェ、ウルモ、アウレ、オロメ、マンドス、ヴァルダ、ヤヴァンナ、ニエンナ)をアラタール(高位の者達、の意)(Aratar)と呼ぶ。
●マイアール (Maiar) 単数形はマイア (Maia) - イルーヴァタールによって作られたアイヌアの中でヴァラールより力が劣る者達を差す神格。
- マイアール
- エオンウェ (Eönwë) - マンウェの旗持で伝令使。
- イルマレ (Ilmarë) - ヴァルダの侍女。
- オッセ (Ossë) - ウルモの臣下。中つ国の岸辺を洗う海の主。
- ウイネン (Uinen) - オッセの妻。海の妃。
- サルマール (Salmar) - ウルモと共にアルダに来る。ウルモの大角笛の作者。
- メリアン (Melian) - ヴァーナとエステに仕えていたマイア。中つ国でエルフのエルウェと結婚し共にドリアスを統治する。
- アリエン (Arien) - 火の精霊。
- ティリオン (Tilion) - オロメに率いられる狩人。
- クルモ (Curumo) - イスタリの長。サルマン (Saruman) の正体。
- オローリン (Olórin) - マンウェとヴァルダに仕えていたマイア。イスタリ。ガンダルフ (Gandalf) の正体。
- アイウェンディル (Aiwendil) - ヤヴァンナに仕えていたマイア。イスタリ。茶のラダガスト (Radagast)
- アラタール (Alatar) - オロメに仕えていたマイア。イスタリ。青の魔法使い。
- パルランド (Pallando) - オロメに仕えていたマイア。イスタリ。青の魔法使い。
- サウロン (Sauron) - アウレに仕えていたマイア。後にモルゴスの召使の中で最も力のある者となる。
- ゴスモグ (Gothmog) - バルログの首領。
- バルログ (Balrog) - シンダール語で「力の悪魔」を意味し、クウェンヤ語ではヴァララウコ(Valarauko)と呼ばれる。敵味方を問わず辺りの者を恐怖させる邪悪な存在である。その巨身は炎と影からできており、手には何本もの燃え立つひもを束ねた鞭を持っている。また闇や影に身を隠すこともできる。
- おそらくマイアールだと思われる者たち
- トム・ボンバディル (Tom Bombadil) - 中つ国に住む最古の人。古森の近くにゴールドベリと住む。一つの指輪に支配されない不思議な力を秘めた人物。
- ゴールドベリ (Goldberry) - 川の娘。トム・ボンバディルと一緒に住んでいる。
- ウンゴリアント (Ungoliant) - 巨大なメス蜘蛛。
- スリングウェシル (Thuringwethil) - 吸血コウモリの姿をしたサウロンの使者。
●エルフ (Elves) 単数形 (Elf) - 別名クウェンディ (Quendi)。西のエルフ (エルダール) (Eldar) と東のエルフ(アヴァリ)(Avari) に大別される。エルダールの中でも、ヴァリノール (Valinor) へ到達し得たエルフをカラクウェンディ(光のエルフ)(Calaquendi)、アマン (Aman) へ赴かなかった全てのエルフをモリクウェンディ(暗闇のエルフ)(Moriquendi)と言う。
- ヴァンヤール族 (Vanyar) - 金髪エルフ。西方へ向かったエルフの第1軍。
- イングウェ (Ingwë) - ヴァンヤール族の長。アマンでは全エルフの上級王と見做される。
- ノルドール族 (Ñoldor) - 知識深きエルフ。髪の色は黒が多い。西方へ向かったエルフの第2軍。
- フィンウェ (Finwë) - ノルドール族の長。
- フェアノール (Fëanor) - フィンウェの長男。ノルドールの中で最も優れた者。シルマリルの製作者。
- マイズロス (Maedhros) - フェアノールの長男。兄弟の中では賢明な方だったが、最後までフェアノールの誓言に縛られる。第一紀の終わりに、追い求めていたシルマリルを手に入れるが、それと共に燃えさかる炎のなかへ身を投じる。
- マグロール (Maglor) - フェアノールの次男。優れた歌い手で詩人。マイズロスと共に二個のシルマリルを手に入れるが、一つを海に投じる。波打ち際で苦しみと悔恨の歌を歌い続けた。
- ケレゴルム (Celegorm) - フェアノールの三男。優れた狩人。オロメの友であり、彼から鳥獣類についての知識や言葉を学んだ。シルマリルを奪いにドリアスを襲撃し、ディオルに討たれる。
- カランシア (Caranthir) - ファアノールの四男。兄弟の中で最も苛酷で怒りっぽい。シルマリルを奪いにドリアスを襲撃し、ディオルに討たれる。
- クルフィン (Curufin) - フェアノールの五男。父親の手の技を最も多く受け継いでいる。シルマリルを奪いにドリアスを襲撃し、ディオルに討たれる。
- アムロド (Amrod) - フェアノールの六男。アムラスとは双子の兄弟で優れた狩人。シルマリルを奪うため、エアレンディルの族を襲い討死。
- アムラス (Amras) - フェアノールの七男。アムロドとは双子の兄弟で優れた狩人。シルマリルを奪うため、エアレンディルの族を襲い討死。
- フィンゴルフィン (Fingolfin) - フィンウェの次男。強さと不動の心と剛勇に於て最もすぐれた者。ベレリアンドのノルドール上級王。
- フィンゴン (Fingon) - フィンゴルフィンの長男。父の亡き後ノルドール王となる。
- トゥアゴン (Turgon) - フィンゴルフィンの次男。ゴンドリンを統治する。
- ギル=ガラド (Gil-galad) - フィンゴンの息子。父の死後、中つ国に於けるノルドール族最後の王となる。
- フィナルフィン (Finarfin) - フィンウェの三男。最も美しく最も賢明な心の持主。ノルドール族が中つ国に亡命した後もアマンに残り、同族を統治する。
- フィンロド (Finrod) - フィナルフィンの長男。ナルゴスロンドの創建者。
- ガラドリエル (Galadriel) - フィナルフィンの娘。ヴァラールに叛旗を翻したノルドール族の指導者の1人。フェアノールに次ぐ偉大なエルフ。水の指輪ネンヤの所持者。
- ケレブリンボール (Celebrimbor) - クルフィンの息子。エレギオンで最も優れた金属細工師。「火の指輪」ナルヤ (Narya)、「水の指輪」ネンヤ (Nenya)、「風の指輪」ヴィルヤ (Vilya)の三つの指輪を造る。
- テレリ族 (Teleri) - 西方へ向かったエルフの第3軍。西方へ赴いた海のエルフ (ファルマリ) (Falmari)、中つ国に住み着いた灰色のエルフ (シンダール) (Sindar) や緑のエルフ (ナンドール) (Nandor)がいる。
- エルウェ (Elwë) - 別名シンゴル (Thingol) 。テレリ族の長。メリアンと結婚。中つ国に留まり、シンダールエルフの王として、ドリアスを統治する。
- オルウェ (Olwë) - エルウェの弟。西方へ向かうテレリ族を率いる。アマンへ渡り、アルクウァロンデでテレリ族の王となる。
- ルーシエン (Lúthien) - エルウェの娘。シンダールとマイアールの混血。中つ国のあらゆる者の中で、最も美しい存在。人間のベレン (Beren) と結婚する。
- キーアダン (Círdan) - 中つ国に於ける偉大なエルフの1人。第二紀、第三紀を通し、リンドンの領主として灰色港を守り続ける。
- ケレボルン (Celeborn) - ドリアスでガラドリエルと結婚した。第二紀以降も中つ国に留まり、第三紀にはガラドリエルと共にロスローリエンを統治する。戦後スランドゥイルと会見し、闇の森を緑の森と改名して分割し、東ローリエンの領土を獲得。
- スランドゥイル (Thranduil) - 闇の森に君臨する王で、シルヴァン・エルフを統治する。
・ファラスリム (Falathrim) - アマンへ渡らず中つ国に留まった、ファラスに住むテレリ族。領主はキーアダンで、この族はシンダール族に含まれる。
・ガラズリム (Galadhrim) - マルローン樹に家を造って住んだロスロリアンのエルフのこと。
- 半エルフ (Half-Elven) - エルフと人間の混血の者のこと。人間として生きるか、エルフとして生きるかの選択権が与えられる。
- ディオル (Dior) - ベレン (人間) とルーシエンの息子。ドリアスのエルフの指導者となり、ドリアス再興を目指した。シルマリルを受け継ぐが、フェアノールの息子達に殺される。
- エルウィング (Elwing) - ディオルの娘。ドリアスを襲撃しに来たフェアノールらの息子らから、シルマリルを持って1人逃げのびる。シリオン河口で出会ったエアレンディルと結婚。エアレンディルと共に西方へ赴むき彼女は窒塔に住まう。
- エアレンディル (Eärendil) - モルゴスを倒すための助言を乞いに西の地へ向かい、モルゴスが捕らえられた後、彼の船はシルマリルを取り付けて天空を航行し、中つ国の住民の希望の星とされた。
- エルロンド (Elrond) - エアレンディルとエルウィングの息子。エルロスの兄。エルフとして生きる道を選び、中つ国に留まる。ギル=ガラド、キーアダンと協力してサウロンと戦った。ギル=ガラドの死の前に、彼から風の指輪ヴィルヤを受け継いでいる。
- エルロス (Elros) - エアレンディルとエルウィングの息子でエルロンドの弟。人間として生きる道を選び、ヌーメノール王家の最初の王となってタル=ミンヤトゥアと呼ばれた。
- エルロヒア (Elrohir) - エルロンドの双子の息子でアルウェンの兄。母ケレブリアンがオークに襲われ、兄弟と共に救出するが、彼女は中つ国に生きる喜びを失い、海を渡り西方へ去ってしまう。その後兄弟は、復讐のためドゥーネダインと行動を共にしてオーク狩りに出かけている。
- エルラダン (Elladan) - 同上。
- アルウェン (Arwen) - エルロンドの娘。人間であるアラゴルンと結ばれ、有限の命の者となり、ゴンドール国の妃となる。
●人間 (Man) - 太陽が最初に昇った時と共に、ヒルドーリアンの地で誕生したイルーヴァタールの第二子たち。特にエルフの友である三家の人間をエダイン (Edain) 単数形はアダン (Adan) と言う。
- エダイン三家
- ベオルの族 (People of Bëor) - 第1紀に初めてベレリアンドにやって来た、エダイン3家の一つ。最もノルドール族に似ていて、黒・茶髪、灰色の目をしている。まじめに学び、手の技に長け、悟りが早く、物事を長く覚えられ、憐愍の情に心動かされ易い。ノルドールに一番愛された族。
- ハラディンの族 (People of Haladin) - 第1紀に初めてベレリアントにやって来た、エダイン3家の一つ。髪や目の色は黒で、ベオルの族に似ていたが、身長は彼らより劣り、知識の吸収にも熱心ではなかった。用いる言葉数も少なく、孤独を愛し、人間の多く集まる場所を好まない。
- マラハの族 (People of Marach) - 第1紀に初めてベレリアントにやって来た、エダイン3家の一つ。体力に優れ、背は高く、常に心の覚悟が出来ており、大胆にして動揺しない性格。大部分は金髪で青い目をしている。
- ドゥーネダイン (Dúnedain) 単数形はドゥーナダン (Dúnadan) - 別名はヌーメノール人 (Númenóreans)。西方の人間の意。第1紀のモルゴスとの最後の合戦でヴァラール側について戦った人間たち。アマンと中つ国の間に島 (ヌーメノール) (Númenor) が与えられ、そこに住む。普通の人間よりも長い寿命を与えられる。後に彼らが侵した罪がエルの怒りをかいヌーメノールは海の底に沈むが、そこから中つ国に逃れたエレンディル (Elendil) と息子たちが、ゴンドール (Gondor) とアルノール (Arnor) に王国を創建する。王国が滅びた後のドゥーネダインの残党は野伏 (Ranger) と呼ばれる。
- 北国人 (Northmen) - アンドゥイン北部の谷間に住んでいたエダインの子孫で、そこから、たくさんの種族や国に分かれる。ゴンドールの同盟者。
- エオセオド (Éothéod) - 北国人の中から現れた強くて美しい種族。 後にゴンドールの戦の救援に駆けつけ、その返礼として与えられたカレナルゾンの地に移住し、ロヒアリムと呼ばれるようになる。
- 森人 (Wood men) - 北国人の子孫。
- 湖の人 (Lake men) - たての湖に浮かぶ、エスガロスの町の北国人。闇の森の王国や、エレボールのドワーフの商人。
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