読了。『日本沈没(上)』、『日本沈没(下)』は、あくまでも第一部であった。第二部が必須であり、沈没はあくまで途中経過であって、本論はこちらにあることが分る。完結して、読者と著者双方にとって喜ばしい。
13683731 journal AtsushiYamagataの日記: 『日本沈没 第二部』 3 日記 by AtsushiYamagata 2018年08月17日 16時42分 読了。『日本沈没(上)』、『日本沈没(下)』は、あくまでも第一部であった。第二部が必須であり、沈没はあくまで途中経過であって、本論はこちらにあることが分る。完結して、読者と著者双方にとって喜ばしい。
結局 (スコア:2)
「本当は沈んでからの『さまよえる日本人』が書きたかった」
という小松左京の話を聞いた回りのSF関係者は、
「そうか。星新一や筒井康隆なら『ある日、日本は沈没してしまった』という一行で終わる話が単行本二冊になったのか」
と言った。
そして、それを聞いた星新一は筒井康隆につたえ、筒井は書いた。
「ある日、日本以外が全部沈没してしまった」
これが「日本以外全部沈没」
星は「日本沈没「後」」ってのを考えていたんじゃないかとも筒井が言っていたのは聞いた。ただ、忙しかったらしい。
Re:結局 (スコア:1)
Re:結局 (スコア:2)
「星さんから書けといわれた」ってのは筒井康隆自身がテレビで言っているのを聞きました。
場所は作家が集まるバーだったと。
#記憶違いもありえるが。
「一行で終わるところを」というのは半村良もなにかで書いてました。かなり有名なエピソードみたいです。