AtsushiYamagataの日記: 『赤毛のアン』 3
日記 by
AtsushiYamagata
村岡花子訳、新潮文庫。読了。小さい活字で四百頁弱の長編だが、三十八章に分れていて、各章が完結しているので読みやすい。少女向けの児童文学という範疇と思い込んでいたが、『100de名著』で取り上げられて興味を持ったので読んでみた。範疇分けは便利だけれども、読む機会を阻むこともあるのを痛感させられた。アンの11歳から16歳までのビルドゥングスロマン。周りの人々が多いに影響を受ける。
樹木と花の描写が執拗。筋は、経過を省くことが多くて、どんどん進む。
文春文庫版 (スコア:0)
松本侑子訳の文春文庫版が「赤毛のアン」「アンの青春」「アンの愛情」と3巻まで出ています。
村岡訳ではマシュウが亡くなった後のマリラとアンの会話のニュアンスが少し違ってるだか省略されてるだかしているらしい。
と言いつつ、邦題は村岡訳準拠なんだな。「グリーンゲイブルズのアン」「アヴォンリーのアン」「島のアン」にはできなかったものか。
Re:文春文庫版 (スコア:1)
松本侑子訳は全文訳で訳注付きなので、興味があります。現行の新潮文庫は村岡美枝による補訳が加わっているそうです。わたくしは元の訳で読みたかったので古い改訂版を入手しました。
邦題を変えるのはもはや無理だと思います。
Re: (スコア:0)
「星の王子さま」クラスの名訳だと思います。