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11144564 journal
モニター

BIWYFIの日記: スクウェアモニタへの期待 5

日記 by BIWYFI

どうも、漸く4Kテレビが出回り出した様だが、未だにワイド画面ってのが気に入らない。
元々ワイド画面は映画に合わせて作った仕様だと思うが、映画の観賞以外ではワイドである必然性が無いと思う。

静止画の場合だと、人物関係は縦配置、風景は横配置が基本で、更に構図や演出意図によって適宜使い分けるのが普通。
動画も、本来はそうするべきだろうが、元々劇場が重力の関係上横長だった為だろう横長画面での演出に特化してしまった感がある。

ま、確かに、風景の臨場感には横長画面が欲しいし、撮影機材を上下の画面外に隠せると云う製作側の利点も有って、現状になったのだと思う。
しかし、横長画面だと上下方向の臨場感が表現出来ないので、画面を上にパンする技法が多用され過ぎてる気がする。或いは左右に実質無意味な風景を付加するとかお寒い限り。

もし、画面が縦長なら、もっと別の演出技法が使える筈で、そういう方向にチャレンジして欲しい。
その為には、ワイド作品も(これから誕生するであろう)縦長作品も表示出来るスクエアモニタが万能性があって良いのではないだろうか?
当然、作品によっては画面に表示されない領域が出来てしまうが、これは、字幕や速報等(場合によっては広告も)に使えば良い。

どうせ信号は既にデジタルなんだから、データフォーマット的に縦横切り替えを行うのは非常に簡単。問題は表示デバイスだけなのだ。

4Kモニタはコンテンツに喘いでいると云う現状も考えると、現状構想の4K2Kテレビを廃案にして、4K×4Kのスクエアモニタを家庭用にしてしまえないだろうか?

ま、思いつくのが遅すぎたので、もう間に合わない可能性は高いとは思うのだが、次期デバイスは「スクエア画面が当然」になると良いなと願っている。

10115862 journal
日記

BIWYFIの日記: 妄想的表示デバイス

日記 by BIWYFI

4Kモニタについての思いを書いたついでに、個人的に本当に欲しい表示デバイスを妄想してみる。

まずは、解像度的には2000DPI以上欲しい。
ん?肉眼には細か過ぎて無意味?
でも、ホログラムなら底辺レベルの精細度でしか無い。
要は、真の3D投影デバイスが欲しいのだ。

余談だが、完全な中空に表示する装置は、現在の物理では存在し得ない。
ホログラムは、表示デバイスを「窓」として立体的な画像を覗き見れるというだけである。
尤も、全壁面をホログラムモニタで埋めると、何処にでも表示を浮かべる事は可能である。でも、実際に見ているのは飽く迄スクリーンに過ぎない事を知って置いて欲しい。

で、話が逸れたが、真の3D投影デバイスなら(スクリーン内に写る限り)斜めから覗くと遮蔽物を見る事が出来る。
でも、当然だが、スカートの中を覗こうと下から見上げても、舞台の天井が見えるだけである。(スカートの中を見るには、スカート内からの光線がカメラに入射している事が絶対前提)

使えるのか使えないのか微妙なモニタだが、現状物理で可能な最高水準の表示デバイスであることは間違いない。

電力的にも無駄は少ない。現状でも、モニタを斜めから見ても一応画像が表示されている。これは「今誰も見ていない方向」にも光線を放射している訳で、要は現時点でも盛大に無駄な発光を行って居る。
もし「見たい人が居る方向」だけに光線を放射する事が可能なら、消費電力を一万分の一に減らせるかも知れない。目に入射しない光線は発熱効果しか発揮しないからだ。

只、表示原理も然る事ながら、表示用のデータ処理量も半端じゃ無い。
最終的には、光コンピュータを内蔵したデバイスになる様な気がする。
//途中の考察が盛大に跳んでいるので各自で補完の事

10115736 journal
日記

BIWYFIの日記: 4Kモニタは何時来るか 4

日記 by BIWYFI

20世紀から、PC用モニタ解像度の低さは大きな不満であった。
特に、初めて旧Mac(System7の頃)でのプログラム作業を強要された際には、「画面は一律72DPI」と云う決まりに愕然としたものである。
無論、ローエンドマシンと位置付けられたMacで、1ポイント=1/72インチの世界での等倍WYSIWYGを実現するには必然的な規定であったが、既に性能向上を放棄している思想に呆れかえったのだ。

対抗するWindowsでは、16bit時代から96DPIを標準としつつ120DPIと云う設定も(額面上は)可能であった。
だが、当時のCRTモニタの製造技術では、安価な高解像度モニタを提供する事が出来ず、結局96DPI相当決め打ちのドット単位でデザインされたソフト(プログラムとコンテンツ両方)が溢れる状況となった。
その後は、低価格化要求から解像度向上への方針は進まず、製造コストの掛からないアンチエイリアス等の代用策だけが提供される状況が最近まで続いて来た。

そして、漸く「ドットの見えないデバイス」が登場し始めたのだが、それを最初に投入して来たのが、嘗て解像度の下限決め打ちを行ったAppleと云うのも皮肉な事である。

しかし、世界全体の風潮を刷新するには、Apple一社では、余りに力不足である。
何しろ、現状モニタの大部分がTV用液晶を流用した物であると云う事実がある。
が、映像業界の行き詰まりから4Kに向かう風が流れ始めている。

液晶モニタの製造設備自体は、既にVA液晶等でドットピッチ以下の微細構造を作成する技術自体は確立して居り、歩留まり向上だけが量産化への実質的なハードルである。

尤も、4Kテレビ自体は、多分一般人には恩恵が無い。と云うのも、1m以上離れれば、HDも4Kもドットの見えない世界である事に代わりは無いからである。
でも、数十cmの距離で見るのが通常のPC用モニタにとっては、正に「世界が変わる」出来事である。

何しろ、アンチエイリアスなんて偽技術を使わなくても、ギザギザが見えない世界なのだ。
単純な画像処理負荷は一気に4倍以上に増加してしまうが、その問題さえクリア出来れば、今までの誤魔化しに満ちたソフト技法を完全に陳腐化してしまう、正に新時代に相応しい環境が得られるだろう。

同時に、今までドット単位の決め打ち作業で日銭を稼いで来たなんちゃってデザイナは一からのやり直しを強要される。
各種の技術者にとっても、既存利益の恩恵を失う代わりに、新しいポジションを得る大きなチャンスでもある。

実は、1980年代から、既に解像度に依存しないGUI技法が提案され続けていた。Unix系では、GUIオブジェクトの自動配置を標準仕様として採用しては、実用性を満たさずに敗退する事を何度と無く繰り返して来たと云う歴史的事実もある。

でも、今度こそ本当かも知れない。何しろ、要となる物理表示デバイスが「安価に」提供される見込みが立っているからだ。

所で、私が実際に4Kモニタを自宅環境に導入する日は、何時来るのだろう?

10110826 journal
日記

BIWYFIの日記: ネットワーク構造を見るツールは?

日記 by BIWYFI

現実世界は、複雑なネットワーク構造になっている。
ちょっとした一覧類をエクセル等で作っても、結局マクロを行使しないと、まともな管理が出来ないのがその証左である。

そして、問題領域のデータがネットワーク構造である以上、それを対象とするプログラムも、(程度の問題は在るが)ネットワーク構造を取り入れざるを得ない。
(問題領域から乖離したモデルで構築したシステムが実用に耐えうる物でない事は、経験者なら嫌と言う程知っているだろう)

そして、現状で最大の問題は、難解なネットワーク構造となったデータ構成を閲覧する為の汎用ツールが、(私には)見つからないと云う事である。

特定目的用途なら、便利な物が(恐らく)存在する。
でも、それは、ツール自身に問題領域のネットワーク構造を持ち込む事で解決してるに過ぎない。

私が本当に必要としているのは、任意の多次元的なネットワーク構造を二次元ディスプレイで閲覧可能にするツールである。

表示を二次元に限定しているのは、人間の網膜が膜状であるので、生理学的見地からディスプレイも二次元で無いと効率良く閲覧する事は不可能と推測されるからだ。

また、当然だが、画面外や他の表示の裏に隠れた情報は「今見る」事が出来ない。ちょっとした障害物に遮蔽されていただけなのに、「見つからない」と延々探し回る羽目になった経験を思い出して欲しい。
「今見えて居る」と云うのは、事実を把握するために必須の事項である。
(この観点からも、表示が二次元に限定される。人体に「裏側」を見る機能が無い以上、立体表示した所で本質的な情報が増える筈が無いのだ)

以上から、必要な全情報を二次元デバイス上に、見易く表示出来る事が、データ閲覧ツールに要求される機能となる。
しかし、多次元的なネットワーク構造を単純な二次元で表現出来る筈が無い。(可能なら、今悩むような事態になって居ない)
結局、視点を随時動的に切り替えつつ、多元的なデータ構造を上手く閲覧する様なツールが欲しいのである。

で、現時点で、不完全でもあっても、上記要件をある程度満たし、且つ、更に発展の余地のあるツールが存在するだろうか?
知っている人は、教えて欲しい。

10108439 journal
日記

BIWYFIの日記: 科学とオカルトは遭遇しない 2

日記 by BIWYFI

オカルトの語源は「隠蔽」である。
ここでは、「オカルト」と云う用語を「本質的な情報が隠蔽された事象」と再定義する。

この用法では、企業機密も当然「オカルト」である。
その手法が、社内的に高度な科学技術を使用して物であっても、核心となる情報に触れられない外部の人間には、オカルトである続けるという点に注意して欲しい。

当然だが、軍事機密はオカルトそのものである。
所謂「オカルト話」に軍関係が多いのも、ある意味必然と言える。

そして、科学の根幹を支えるのは、オカルトと真逆の「情報公開」である。
核心となる情報を公開しなければ、科学の定義である「検証可能性」を満たさない。

従って、科学とオカルトとは、完全な対立概念であり、両者が交差や遭遇する事は有り得ないと云う結論になる。

10093406 journal
日記

BIWYFIの日記: 「無料」ソフトの害悪性 19

日記 by BIWYFI

近年感じているのは、「無料ソフトは、既に害悪でしか生まないのではないか?」と云う疑念である。

過去に於いて、無料ソフトがPC文化を支えて来たのは明確であるが、近年のセキュリティ情勢を見るに、無料ソフトはその役目を終えている様に思われる。

特に問題視したいのは、「無料だから責任放棄するね」と云う、一般にありがちな開発/配布側の態度である。
ユーザに対し一方的に無限責任を押し付けつつ、自身の完全な免責を要求するのは、少なくとも倫理的に許される行為では無いし、民法的にも既に許容されなくなりつつある。
例え悪意は無くとも、「実質的にユーザに損失を与える」ソフトを提供しているなら、最低限の補償義務を負う事が、現在のソフト開発者に要求されると感じている。
無論、ユーザの全損失を補償する必要は無いが、最低限の回復責務は負うべきだろう。同時に「ユーザの責任範囲」も明示するべきである。

そして、回復義務を負う以上、必然的に、自身の責任能力を明示する事が要求される。
つまり、匿名ないしそれに準じた形式でのソフト公開(配布だけを含む)は、最早許される行為では無いと言えないだろうか?

但し、例外はある。
それは「直接実行不能なソース形態だけでの配布」である。
ソース形態であれば、実行前に「何をしないか」は、一応確認出来る。
また、一般人が「OKボタン連打」で使用することは出来ないので、「利用者の責任」も明確であり、それ故に、事前に支払われた「開発者の労力」の代償としての「開発者の免責」も許容されると云うのが個人的見解である。

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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー

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