BIWYFIの日記: スクウェアモニタへの期待 5
どうも、漸く4Kテレビが出回り出した様だが、未だにワイド画面ってのが気に入らない。
元々ワイド画面は映画に合わせて作った仕様だと思うが、映画の観賞以外ではワイドである必然性が無いと思う。
静止画の場合だと、人物関係は縦配置、風景は横配置が基本で、更に構図や演出意図によって適宜使い分けるのが普通。
動画も、本来はそうするべきだろうが、元々劇場が重力の関係上横長だった為だろう横長画面での演出に特化してしまった感がある。
ま、確かに、風景の臨場感には横長画面が欲しいし、撮影機材を上下の画面外に隠せると云う製作側の利点も有って、現状になったのだと思う。
しかし、横長画面だと上下方向の臨場感が表現出来ないので、画面を上にパンする技法が多用され過ぎてる気がする。或いは左右に実質無意味な風景を付加するとかお寒い限り。
もし、画面が縦長なら、もっと別の演出技法が使える筈で、そういう方向にチャレンジして欲しい。
その為には、ワイド作品も(これから誕生するであろう)縦長作品も表示出来るスクエアモニタが万能性があって良いのではないだろうか?
当然、作品によっては画面に表示されない領域が出来てしまうが、これは、字幕や速報等(場合によっては広告も)に使えば良い。
どうせ信号は既にデジタルなんだから、データフォーマット的に縦横切り替えを行うのは非常に簡単。問題は表示デバイスだけなのだ。
4Kモニタはコンテンツに喘いでいると云う現状も考えると、現状構想の4K2Kテレビを廃案にして、4K×4Kのスクエアモニタを家庭用にしてしまえないだろうか?
ま、思いつくのが遅すぎたので、もう間に合わない可能性は高いとは思うのだが、次期デバイスは「スクエア画面が当然」になると良いなと願っている。