Bill Hatesの日記： 映画『テラフォーマーズ』 7
日記 by
Bill Hates
歴史に残るような超絶クソ映画という噂があったような記憶があって気になっていたのだがそんなものに金を出す気は起きず。先日Amazonプライムビデオでプライム会員無料ということなので早速見てみた。いや本当によくこんなに作ったな。
ゴキブリさんが主食というか他にない食料のコケを食いにくい直立二足歩行の人間サイズに進化して外骨格ではなくなり５本指になり、何故か人間の弱点を知っていて襲うのだが食うわけでもなし。最初に出てきたときは超高速で動いていたのにあとは人間が反応できる程度に低速化。人間が変身するとかセリフを言ってる間は待ってくれる親切さ。体はフニャフニャなのに強化ガラスらしいのを叩き割る。で、どこで習ったのか銃器が扱える。
挙げ句の果てに地球と火星でほぼリアルタイムで電話しちゃうし、どうやってか火星付近から地球に動画を配信しちゃう。これ作った奴小学校出てるのか？こんなの見る暇があったらエド・ウッドの作品を見る方が有意義だと思います。
歴史に残るような超絶クソ映画 (スコア:1)
デビルマンにはかなうまい
あのさ (スコア:0)
ウルトラマンをネタに科学談義をしてもどうしようもないのと同じ話だよ。
Re: (スコア:0)
これはヤクザ映画だと思えば腑に落ちる
Re: (スコア:0)
ゾンビ映画だろ
Re: (スコア:0)
それはドクターXを医療ドラマだというようなものです
あれの本質は西部劇です
原作のテラフォーマーズは典型的な少年・青年まんがだったのを三池崇史監督はヤンキー・ヤクザ映画にしてしまいました
三池監督がヤンキー・ヤクザ映画しか撮れないことは周知のことなので、監督をオファーした時点でこういう映画にする明白な意図があったのです
映画版を観たとは、お気の毒です。 (スコア:0)
漫画やアニメはそれなりに面白いですよ。
人間はゴキブリに本能的とも言える嫌悪感を抱いていて、見たら叩き潰そうとする。それでもゴキブリは人間と比べて体格とか知恵とか文明とか劣っているのにしぶとく生き残っている。
それじゃ人間とゴキブリの立場を逆転させたら？という漫画です、それがジャンプのバトル漫画化している。
テラフォーマーズは単にゴキブリの進化したものじゃなく、火星に残されていた超文明のウィルスかナノマシンによって生み出された怪物で、(恐らく火星に不用意に残された)人間の遺伝子とゴキブリの遺伝子が利用されています。そして人間を本能的に嫌悪していて、話し合いとか妥協とか一切無しで人間を叩き潰そうとしてくる。
補足です (スコア:0)
立場の逆転と書きましたが、テラフォーマーズは体力が人間を何倍も上回っているだけでなく、知力も人間よりかなり上です。人間の道具類を少し見ただけで使えるのもこのためです。宇宙船などの知識は人間側の裏切り勢力から貰っていますが、それも少しのヒントから非常に多くの情報を得ています。
作中最初期のテラフォーマーズの道具はこん棒レベルで人類の方が何十万年か進んでいましたが、人間の優位点はこの文明の歴史の厚みと、開発途上であるバグズ能力手術です。人間に対して知力や体格で劣るゴキブリの優位が二億年の歴史をもつ昆虫であることなので、その対比かと思われます。