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日記

Bill Hatesの日記: 結果論:ダイヤモンド・プリンセス号の対応は日本での新型コロナウイルスの拡大抑制に奏功した 8

日記 by Bill Hates

ダイヤモンド・プリンセス号から乗員乗客を2週間下船させなかったことで、対応に当たった数名の職員以外への感染拡大防止は概ね成功している。幽閉している間に2月初頭の中国からの情報はあてにならないことと、情報源を中国に頼っていたWHOからの情報も信用できないということがわかった。中国から信頼性の高い新たな情報が入ると同時に日本でもある程度の知見を得ることができた。

そして何より、幽閉中の乗客への感染拡大が繰り返し大きく報じられたことで国民の多くが感染予防に留意することに繋がった。中国での爆発的感染拡大中にライブハウスだのスポーツジムだの海外旅行だの、意識の低い無邪気な方々による感染は目立ったものの、どこで感染したか不明な感染はさほど多くない。

3月19日のWHOの報告によれば日本の感染者と死亡者は873人と29人で、ダイヤモンド・プリンセス号の712人と7人を合わせて1585人と36人。これに対してイギリスは日本より感染拡大の時期が1か月ほど遅かったにも関わらず感染者2051人死亡者58人になっている。日本の半数程度の人口であるにも関わらず感染者死亡者ともに絶対数が既に2倍に達しており、今後しばらくは日本の死亡者の増加は緩やかになる傾向に対してイギリスはまだまだ増えることが予想される。

ダイヤモンド・プリンセス号の処理に苦心していた日本をあざ笑うかのように東京ではなくロンドンでオリンピックを開催しようと主張したロンドン市長選の有力候補がいた後日英五輪委に否定されている)。感染拡大開始時に中国だけでなく日本・韓国からの情報を得流ことができタコとから後医は名医になるはずであったイギリスは、東京よりもオリンピック開催が不適切な国となってしまっている。先日の日記に書いたがフランスのイケメン大統領の慌てぶりや、信心のおかげで感染しないとか惚けていたインドネシアの感染拡大は、日本と風習の違いやマスクの着用率の差もあるだろうが、何が違うかと言えば遠い対岸の火事としてではなく、身近に感染拡大社会の縮図を見たかどうかの違いはかなり大きいのではないだろうか。

ただし、今の時期になっても旅行がお得になると宣伝したり、どこどこならウイルス感染は安心だと旅行に行ったとか意識が低いというよりむしろ意識が皆無な層が日本にも一定数いるんだよなあ。自分が感染させられるかどうかの前に、自分が誰かを感染させないかどうかを考えて欲しいものだ。

なお、元ルノー日産会長のカルロス・ゴーンさんが日本より安全だと逃亡したレバノンは経済破綻・治安悪化・新型コロナウイルス感染拡大の三重苦(上記のWHOの報告だと感染者133人と死亡者4人)で日本より安全だとはとても言えない状況になっているらしい。レバノンの人口は610万人程度で日本の4.7%である。人口で比較すると人口比で感染2,800人と死亡20人ほどになる。感染者数に対して死亡者数が少ないが、今後増えるということなのではなかろうか。適当にググったら逮捕を恐れ国外に出ることもできない(2020年2月25日15:24 JST更新)と書かれていた。ベイルート空港を3月18~29日まで閉鎖する予定だと、今は逮捕と無関係に海外に出るのは難しいのではなかろうか(陸路が制限されるかどうか不明)。

# 海外で日本の感染者数の報告が著しく低いのは検査が少なすぎるからだと批判されているとかいう話があるようだが、人口当たりの重症者と死者で評価するにはどうでもいい数字での言いがかりでしかないように思う。

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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い

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