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日記

Bill Hatesの日記: 夏になったら新型コロナウイルスの感染力が弱まるとか言うデマ 4

日記 by Bill Hates

熱帯諸国での感染が拡大していると指摘すると冷房ガーと言う。しかし、近代以降で記録が残っている過去の大きな3回のパンデミックのうち、1918年のスペインかぜは春から感染が始まり秋に爆発的に感染が拡大、夏を2回越して1920年12月まで猛威を振るった。1956年に発生したアジアかぜは1957年の春から東南アジアなどで大流行。1968年からの香港かぜは1968年9月までにインド、フィリピン、北オーストラリア、ヨーロッパに、1969年には日本、アフリカ、南アメリカに到達。これら3回は全て冷房が普及していない時代での夏を越しての感染拡大であるのだから、今回の新型コロナウイルスが夏に感染力を失うだの何だのと言うのは、「マスクでは感染拡大を防止できない説」よりも根拠脆弱としか言えない。

最近のインフルエンザの流行が春頃に収束するのは、秋から接種が始まるワクチンの効果が十分に行き渡るのが春頃で、なおかつ冬は温帯以北では体調を崩しやすい時期だからと言うのが大きいと思う。今回の新型コロナウイルスは現状特効薬もワクチンもないのだから、最近の傾向とは違う流行になっても何も不思議はない。

日本は先日の3連休で脳筋の連中一部アホども行動で感染大爆発のリスクが急増したわけだが、これに油断を重ねると夏になっても大流行のままの可能性が十分残ってしまう。

# ここで半グレタさんが登場して温暖化の影響デーと言い出すかもしれない。

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