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日記

Bill Hatesの日記: テストで不正解にされた回答を思い出してみる 3

日記 by Bill Hates

小学校低学年理科「恒星が地球の周りを回ってる云々」→「回ってません」→「正答:回ってます」←数年後は「恒星は地球の周りを回っていません」が正答になっていた

中学校理科「摩擦は接触部の面積の大小が変わるとどうなるか」→「広い方が有利です」→「正答:摩擦係数が同じなら面積と荷重云々で面積には影響されません」←だったら重機の幅広タイヤもキャタピラも不要だね!

どっかの物理「トラックの車重を測る方法云々」→「重量のバランスが不明なので、前後輪の荷重の和に一致するか不明」→「正答:物質の両端を持ち上げた時の荷重の和が云々なので前後輪を測定して足せばなんとか」←バランスが極端に違うとか3軸以上とかでも概ね一致ではなく正しい質量として得られるのか今でも疑問に思っている(全ての車輪に等しい高さになるように完全に水平に重量計を設置すれば全ての和が車重に一致するのは間違いないとは思うが、微妙に水平が取れていない場合でも完全に一致するのかどうかと)

大学の社会「アフリカの貧困問題を解消するにはどうすれば良いか」→「先進国が経済的に干渉し続けるだけでは依存体質を改善することはできず、貧困や内紛は解決することがないので放置が妥当」
これに関しては正答が何かは知るすべがなかったが、この答えが不正解とされて以来ずっと干渉失敗ばかりで貧困も内紛も減る気配がないどころかむしろ増えているのは間違っていないと思う。あちらの都合と成り行きに任せておけば落ち着くところに落ち着いていても不思議がないだけの時間は過ぎている。

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  • なので論理的に正確に論じてはダメ。
    実は幼少期から大学まで簡単なように見えて高度な社会適合試験になっています。

  • by Anonymous Coward on 2020年08月09日 23時25分 (#3867702)

    地球vs恒星は、地上から見た星座とかの動きの意味で地球の回りを回ってるという表現がなされてたのではなかったかな。うちの子で10年以上前の話だから、そっからどう変わったかは知らんけど。

    摩擦はねぇ、クーロン摩擦は摩擦係数×法線力で決まり接触面積やすべり速度には関係ないって、大人の世界でもそういうことになってますが実は違いますし、トライボロジーの詳しい人らの間でも真実はなお闇の中っぽいすよね。

  • by Anonymous Coward on 2020年08月10日 20時11分 (#3867981)

    1)小学校低学年でも恒星が地球の周りを回ってるって言い切っていましたっけ?「回ってるように観測される」とか「どういう風に観測されるか」じゃない?その場合は「回ってる」で正解でおかしくない。
    2)重機を支える足回りは摩擦が支配するものじゃないから、摩擦係数の反論として幅広タイヤやキャタピラを持ち出すのは不適当。だいたい重機が接触面積を重視してスリックタイヤ履いたら現場じゃ動けなくなるだろ。特に静摩擦には理論として捉え切れていない現象がつきまとうから吸着や変形,磨耗とかないと仮定できる条件での近似理論としているはず。
    3)>バランスが極端に違うとか3軸以上とかでも概ね一致ではなく正しい質量として得られるのか今でも疑問に思っている
    疑問に思っているのは君だよね? 各輪を測定するときに重量配分が変わらない,かつ鉛直方向以外に荷重が分散しないように配慮すれば、重ねの理は成立するってのは想像できそうなものだけどね。(この文脈で質量と出てくるのは不問としておく)
    4)アフリカの貧困問題については正答があること自体疑わしいが、かといって「放置が妥当」と言い捨てるのはあまりに狭窄的。正答があるかどうかすら判らぬとも、最善もしくは次善を考えることが大学で学ぶことじゃないのかな。

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