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日記

Bill Hatesの日記: 米コロナ死者、第二次大戦超え 8

日記 by Bill Hates

第二次大戦の米軍の死者40万5399人を超えたと言うけれども、第二次大戦の死者のほとんどが10代後半〜30代前半の、これから国を支えていくはずだった男性で、COVID-19の場合は男性が多いと言われるが女性も含んでおり、年齢層は60歳以上が大半なので構成が極端に違う。両者の余命を考慮すると比較対象として妥当でないと思うのだが、「アメリカ人が大勢死んだ」事例が他にないのだろうか。スペイン風邪でググってみたが、第一次大戦の西部戦線での死亡だと病死なのか戦死なのか区別が難しいのかわかりやすい数字が見当たらなかった。「アメリカとカナダではそれぞれ50万人ほどの死者」と言う記述を見つけたのだが、スペイン風邪だけの死者なのかどうかはっきりしない。しかしながら50万人を超えるのも時間の問題だろうから、いずれ「それまででアメリカ人が最も多く死んだ厄災」として歴史に残るんだろうな。

日本の場合はまだ5,000人に達していないので広島の原爆1発で14万人前後にも昭和20年3月9日深夜から10日にかけての東京大空襲での死者約8万4,000人にもまだまだ遠い数字である。アメリカの第二次大戦での死者はほとんどが1941年12月の真珠湾攻撃から3年以上の期間での男性兵士だったが、広島原爆も東京大空襲も犠牲者の多くは非戦闘員の一般市民のたった1日での犠牲だったので、これも比較するのは妥当でないかもしれない。

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