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日記

C0FFEEの日記: ローソン 1ヶ月 vs ファミリーマート 1日

日記 by C0FFEE

タイトルは事件の発覚からプレスリリースまでにかかった時間

ローソンの対処は素早くて厳格!流石!という話は聞くが
ファミリーマートの対応の早さを評価する声は少ない何故だろう

ローソン
犯行 アイスクーラーの中に入って写真撮影
元の投稿 6月18日(日経新聞の取材-実行は17日) 18:34
炎上過程 6月18日通報魚拓
ニュースサイト掲載 2013年07月15日 14時06分
プレスリリース 2013年7月15日(魚拓
被害者 全国のローソン客全て
ファミリーマート
犯行 防犯カメラ無断撮影とプライバシー公開
元の投稿 2013-07-19 21:24:43
炎上過程 7月20日朝に拡散,20日昼頃に電話
ニュースサイト掲載 2013年07月20日 21時11分
プレスリリース  2013年7月20日 (PDFビュワー)
被害者 有名サッカー選手1名

1年前2年前にファミマと同じ案件がセブンイレブンでもあったようだけど追跡が面倒なので無視。(プレスリリースは出していないっぽい?)

ローソンの場合、1ヶ月前に判明した際に根本的な問題に対して「アイス全部廃棄、クーラーボックス交換」という金銭的にも物理的にも厳重な対処を行ったとされている(されていなかったら酷いので、例えそうでも言えまい)にも関わらず、プレスリリースを出さなかったばかりに1ヵ月後の夏本番という時期に後から事実を知った人の受け皿がなく再炎上してしまった。
店員の解雇は当然としても(そもそも1ヶ月雇用していた事に驚く訳だが家族経営だから可能だったにしても…)、もし最初からプレスリリースを出していれば営業停止とFC契約の解除まで必要だったのか疑問が残る。正式な謝罪まで1ヶ月を要したため、プレスリリースに厳罰な対処を加えて載せるしかなかった感が否めない。

ファミリーマートの場合、そもそも動機が有名税みたいなものなので誰にでも起こりうるという危機感はない事案の特殊性もあって注目度が低い。したがってセブンイレブン同様にプレスリリースが要らないかも知れないところを、事件の発覚から、たった1日足らずで事実確認だけ出来た段階で謝罪文を掲載している。ローソンで炎上があったばかりなので、ついでに炎上させられるリスクに先手を打ったか。調査をおこなって処分しますという意図が伝わって、厳重な処罰まで載せる必要も無く、再炎上の可能性も殆どないと思われる。

どちらのリスクマネジメントが徹底しているか、処罰の重さならローソンだけど、1つのミスに対して2度も処罰を発生させているのは最初のリスクマネジメントの失敗がある。たとえ1店舗だけの1従業員の悪戯であっても、その不快感を与える写真だけで店舗名まで割り出せる人など限られるのだから、影響は全国のローソン客に及ぶと認識すれば最初にプレスリリースを出さずに再炎上させた不手際も責められるべき所を、全てFC店主に押し付けているように見える。
ファミリーマートは、元々ローソンの件よりも前述の被害の範囲が限定的で有名税…もっと言うと「サッカーの好きな人間だから撮影して自慢したくなった気持ち」等は同情される余地があって…炎上しにくいとはいえ、必要最低限の情報公開で許される時間内に謝罪を優先して対応したのが正解だった。しかし、炎上を初期段階で最小限にしたことの評価が低い。

これで思い出してしまうのは、最初からデスマーチにしないリスクマネジメントをした人がプラス評価されず、問題解決力の手腕もないのにデスマーチを引き受けた人が最低でも現状の評価を維持されるとか、何事もなく運用しているインフラエンジニアが評価されないという良くある構図だ…。

ところで、全く関係ないがローソンの件で、建物はローソン所有は取材で明らかになっているが、土地のほうは地主が登記簿によれば別の苗字だったと匿名掲示板筋の情報があるようだけど、それだけでは田舎の土地は判らない…本当は最低限、母方・妻方の姓で無い事も確認しないといけない。
景観条例とか、農地転用とかで制限があって名義は…というケースが結構あって、実際に身内がそれで相続関係で揉めているんだよね。

[関連する過去の日記]
ケーススタディシリーズ、炎上時のリスクマネジメントともいうべきか…
エンターブレイン(ファミ通)、債権者無視・無責任な匿名アンケート実施→炎上→逃走中(証拠隠滅)
エンターブレイン(ファミ通)よ、これがメディアとして最低限度の対応だ

(2013/07/25 追記)
[また同様の事案が発生していた模様…]
発覚 - 2013/07/24 12:54
またもアイスケースに入る若者がTwitterに写真を公開し拡散炎上 猛暑が原因か?NAVERまとめ魚拓NAVERまとめ魚拓ハムスター速報魚拓) - 2013.07.24
ニュースサイト掲載読売新聞の報道ミニストップ プレスリリース
午後10時三人で来店(MBS)他の2人は同じ高校ではない(読売新聞)25日朝に生徒に確認(共同)

そもそもミニストップと特定されるまでに時間がかかっていること、更にミニストップ側の防犯カメラ調査で特定された店舗(向日寺戸町店)と、ネットで有力とされていた店舗(宇治折居台店)にズレがあること、実行犯が内部の店員ではなく外部の客だったこと…を踏まえると、犯人の名前が判っていても犯行現場を特定できる有力な通報はなく、地道に防犯カメラをチェックしたと推測される。

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テクノロジー

C0FFEEの日記: 金子勇氏の訃報

日記 by C0FFEE

訃報:Winnyの作者・金子勇氏が死去

出所がTwitterだったので、事実だと確認するまでのデマであってほしい期待感がひときわ大きかった。

NekoFlightの思い出とかは他の人が書いているので、こちらのAC氏が挙げている月刊アスキー 2002/6の記事について思い出話など。

逮捕の一報が出たときに「容疑者は東大助手で髪の演算プログラムなどを…」ってような報道が出て、すぐにこの記事がピンときて2chのプログラマー板に当該記事を引用転載させてもらった。

最初の投稿では、それなりに動揺しててシュミレーションってtypoしてたのが指摘されたのと、NekoFlightの作者って確定するまでは迂闊に騒ぐなというもっともな指摘があった。(typoは後で修正して再投稿)

…けど、他に同様の技術公開してる思い当たる人が居ないし、Winnyの「作ってみるわ」という「ノリで、さかさかと作った」経緯がまさに記事の人物像と一緒だったから驚きはあったけど確信があった。(間違いならどう謝罪しようかということも一応は考えていたけど。)

とにかく逮捕後のメディアに好き勝手書かれる前に、警察に都合のいい調書を取られて流布される前に、逮捕前のメディア・研究者に評価されていた証拠を拡散しておかないといけない気がしてすぐに積み上がった本の中から探して人力スキャンした。(実際、何か無責任なテロリスト、確信犯であると言ったような報道が出回った。)

でもその時は、報道で色々と言われるだろうけど「せめて悪意をもって作ったわけじゃないだろう」という事が伝わればいいというだけで、個人的に何らかの支援が出来たとしてもWinnyというソフトの世間の認知的に彼の無実を訴える方向は絶望的だろうなと諦めがあった。

ところが金子さんと確定してから、この記事は一気に拡散されて意図したところが伝わったのか、Winny利用者は黒だとしても「彼を裁くのは違うんじゃないか」という動きが活発になり、金子さんも5年以上もある長丁場を戦いきってくれた。(個人的には、司法取引というか情状酌量の余地を争って、なるべく早く出てきてカンパを元にやり直すことになるのではと思っていた。)

…転載した自分が居なければ敗訴みたいに読めてしまうのだけど…そうではなくて、元記事から読み取れる彼の人柄とかスタンス、竹内先生という発信者の信頼性があって共感を得られたというだけのこと、自分が感じた事を他の人も感じたにすぎないし、実際の裁判においては壇先生ほか弁護団の先生方の力があった結果にすぎない。

とにかく、これ以前にはFLMASK裁判なんていう事件があったが、スマホの無料アプリをGoogleのサイトから入れたらアダルト広告がついてくるような現代からは馬鹿馬鹿しい、悪意を持って使う道具、悪用の可能性がある道具は「開発者を逮捕すれば一網打尽に出来る」とでもいうような風潮があって、有罪になっていた。

技術的な腕を振るってもらうべき人が、自由なソフトウェア開発という権利の確認に7年間という…こうなった今から思えば実に貴重な時間を…無駄にしてしまった損失は計り知れないけど、彼が勝ち取ってくれた無罪の意味は彼が本来成すべきだった仕事に比べて決して小さくない。

いや、小さくしてはいけないのだと思う。

金子さん、ありがとうございました。

[参考]
「金子勇さんの遺志が健全に羽ばたける世に」、慶応大環境情報学部長 村井純氏が追悼の言葉
ジマーマン氏が語る、PGP誕生から10年の軌跡archive.org
天才、金子勇 - UEI shi3zの日記

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ゲーム

C0FFEEの日記: エンターブレイン(ファミ通)よ、これがメディアとして最低限度の対応だ

日記 by C0FFEE

エンターブレイン(ファミ通)、債権者無視・無責任な匿名アンケート実施→炎上→逃走中(証拠隠滅)という記事を書いた直後、今度は週刊文春が外道アンケートをやらかしていたらしい。

緊急アンケート!安藤美姫選手の出産を支持しますか? - 魚拓

1)あなたは安藤美姫選手の出産を支持しますか?
2)子育てをしながら五輪を目指すことに賛成ですか?

回答者には商品券1万円を餌にして、メールアドレスなどの個人情報を要求するので不特定多数でないだけマシなデータにはなりそうだけど、それはそれで酷い話。
ファミ通の時も「緊急アンケート」と冒頭にタグがついていたけど、緊急アンケートはキチガイじみていなければいけない暗黙のルールでもあるのだろうか。

当然こちらも、どうやら抗議が殺到したらしく無事アンケート中止の運びになったのだけど、ここからの対応が違った。

外道アンケートをした事実を隠蔽する事無く、アンケートを上書きする形で編集長自らが謝罪文を掲載して事態の収拾を図った。
これなら延焼したサイトから誘導されてアクセスしてきた人に、漏れなく謝罪文が目に入るので合理的な掲載方法といえる。

安藤美姫選手出産アンケートについて魚拓

 現在、「週刊文春」メルマガ読者の皆さんにお願いしている「緊急アンケート 安藤美姫選手の出産を支持しますか?」について、抗議のご意見を多数いただいております。

 女性の出産という大変デリケートな問題にもかかわらず、設問を「出産を支持しますか?」「子育てしながら五輪を目指すことに賛成ですか?」としてしまったために、出産そのものを否定したり、働きながら子育てをすることを批判しているような印象をあたえてしまいました。その点については、編集長の私の責任です。このアンケートに関して不快な思いを抱かれたすべての方にお詫び申し上げます。

 今回のアンケートは中止させていただきます。ご回答をいただいた皆様にお詫び申し上げます。

「週刊文春」編集長 新谷 学

そもそも、どれだけ設問を工夫したところでアンケートを行うこと自体が、安藤美姫選手個人の選択と生まれてきた子供が受ける不当な扱い的に異議を申し立てる余地があったわけで、ゴシップ雑誌読者の総意であるからといって文春が書き立てれば後ろ指さされる事は避けられなかったのではないか。

そう考えると謝罪文としては、「チッ…(しゃーねえなあ)」と渋々承服したような態度が透けて見えてしまっているものの、最初から「誠心誠意」など週刊文春に期待するわけにもいかない…それでも速やかにアンケートを中止して同じアドレスで謝罪文を載せて最低限度の対応をした点は評価されても良いかと。

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ゲーム

C0FFEEの日記: 任天堂の倒し方を知っているグリー営業7割減益か

日記 by C0FFEE

任天堂の倒し方とは、昨年12月の記事に載っていた言葉。

任天堂のブランディング戦略 売上高では計れない“強み”

ある人がソーシャルゲームで成功したグリーの面接を受けに行った時の話だ。若い面接官は履歴書を見ながら「ずっと、家庭用ゲームを作ってたんですねえ」とさげすむように言った後、「任天堂の倒し方、知らないでしょ? オレらはもう知ってますよ」と言ったそうだ。
(略)
グリーの面接を受けた彼は別の企業へ転職したという。彼の知人は「任天堂は数々の浮き沈みを経験して今がある。その強みが理解できない企業の将来性に、なんとなく不安を感じちゃったんじゃないですかねえ」と語っていた。

そして半年後…

グリー株売り優勢、4─6月期が営業7割減益との報道

3日付日本経済新聞朝刊は、2013年4─6月期は連結営業利益が前年同期比7割強減り、50億円前後となった公算が大きいと報じた。4四半期連続で前年同期を下回り、直前1─3月期比でも5割強の減益。競争激化やヒット作不足で収益の柱である交流ゲームの課金収入が落ち込んだという。

それでも50億あったとも言えるものの、「アレが出れば盛り返す」とか「あの時も逆境を乗り越えている」という期待感が乏しい。
(逆境の乗り越え方、ここでは1つの事業を立て直すことに限定し、別の事業に活路を見いだして会社として生存することは当然ながら考慮しない。)
これまでの売上は射幸心煽って所有権も与えられないデジタルなカードでガチャを回させるという賭博そのものだったとなれば…
ある意味では、インデックス以上に浮上する要素がない泥舟と言えるから当然投機マネーは逃げていく。

そんなグリーと、5月に時価総額で任天堂を追い越したガンホーとグリー、どうして差がついたのか…慢心、環境の違い。

ジブリもピクサーも、「パズドラ」のライバル

――ここ数年の成長が目覚ましいモバゲー(ディー・エヌ・エー)、GREE(グリー)をどう見ていますか?

彼らはゲームを作りたくてゲーム会社になったわけではないので、言葉は悪いですけど、僕たちとは人種が違います。IT企業として、儲かることは何でもやるのでしょう。彼らには彼らの思想哲学があるでしょうし、僕らには「ゲーム屋」としての思想哲学があります。

僕たちとは合わないから、彼らの土俵には乗りません。いいか悪いかではなく、単純に考え方の違いです。

まず他社がどうかではなく自分達がどうしたいのかに資源を集中して実直に「ものづくり」をしてきた考え方が近道だったと。
そして、ヒットさせるために運を引き寄せてきた任天堂の底力を侮らない事。

「パズドラ」で勢いづくガンホー、業界勢力図塗り替えるか

 森下氏は、ビデオゲーム業界の劇的な変化を目の当たりにし、人々がやがてパズドラをプレーするのをやめ、同社の成功を一時的なものととらえるようになることを常に恐れていると話す。

 「どんな娯楽でも、必ず飽きが来る。『タイタニック』をずっと何回も見たら、さすがに飽きる」と森下氏。
(略)
 森下氏は、パズドラの成功の一因には運もあったことも認め、「とにかく、自分たちの出せる1番面白いものを作る。でもどのゲームに関しても、必ずヒットになるとは言えない。そのときのタイミングなどもある。あとは運」と話した。

 運やユーザーの好みは変わる可能性があるため、ガンホーは業績悪化に備えて内部留保を常に確保している。「任天堂さんのものづくりの力を甘くみてはいけない。いつ、どんな形でこのパラダイムが変わるか分からない」と森下氏は述べ、「常に危機感を持っている」と語った。

簡単に引っくり返したからといって安易に任天堂を侮るなとは、プレステを成功に導いた人も言っていた。

巻き込まれた「プレステ」 親を吸収する気概で成功

私は任天堂をリスペクトしています。SCEがいちばん勝っているときでも、「われわれが1年で任天堂を引っ繰り返すことができたということは、誰かが同じことができる」とつねに言っていました。そうしたら、やっぱり引っ繰り返された。でも、ビジネスがデジタルになるということはそういうことです。それを言っていたのは久夛良木ですが。

今のグリーを見ていると誰の頭にも過ぎるであろう言葉、「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす驕れる者も久しからず…」。
こういうと諦めるしかない、なす術がない運命だったように思えてしまうけど、昔の人はちゃんとこういう事を書き残している。
今で言う事業継続計画(BCP)というかリスクマネジメントというものか。

北条氏綱公御書置(五箇条の御書置)

■第一条
大将によらず、諸将までも義を専らに守るべし。
義に違ひては、たとひ一国二国切取りたりといふ共、後代の恥辱いかが。
天運尽きはて滅亡を致すとも、義理違へまじきと心得なば、末世にうしろ指をささるる恥辱はあるまじく候。
昔より天下をしろしめす上とても、一度は滅亡の期あり。
人の命はわずかの間なれば、むさき心底、努々(ゆめゆめ)あるべからず。
古き物語を聞ても、義を守りての滅亡と、義を捨てての栄花とは、天地各別にて候。
大将の心底、たしかに斯くの如くんば、諸侍義理を思はん。
其の上、無道の働きにて利を得たる者、天罰終ひに遁れ難し。

■第五条
手際なる合戦にて夥(まがまが)敷(し)き勝利を得る時は、驕りの心出で来り、敵を侮り或ひは不行儀なる事必ずある事なり。
慎むべし。
此の如く候て滅亡の家、古より多し。
此の心万事に渉る。
勝つて冑の緒を締よといふ古語、忘れ給ふべからず。

義に違ひては、たとひ一国二国切取りたりといふ共、後代の恥辱いかが…勝つて冑の緒を締よ…古典は偉大だなあ。
ガンホー森下氏の次の言葉が、今のグリーにとって戒めにも慰めにもなるかもしれない。(丁度1年前に収録されているインタビュー)
永久に届く事はなさそうだけど。

パズドラ,ケリ姫,オデッセイ……ヒットが続くガンホーに,一体何が起こっているのか――体制の変化と内情について,森下社長に聞いてみた

4Gamer:
 うまい表現がとっさには見当たらないので,ちょっと言葉が悪くて申し訳ないんですが,ガンホーってどうしても今までは「ROが当たった一発屋」というイメージが強かったんですね。でも今は,なんだかとてもゲーム会社「らしい」感じになって,楽しそうにやってますよね。
 ここ最近のゲーム業界では――私が知らないだけかもしれませんが――「いっぱい儲かった話」はたくさん聞こえてきますが,「とても楽しそうな話」ってあんまり聞こえてこないんです。

森下氏:
 どの会社でも,いい時もあるし悪い時もあるよね。
 突き詰めていくと,自分達が最高に面白いと思える作品を作るか作らないかということが重要で,その覚悟があるのかないのか,あるならあるで,それを維持できるかどうかが大事だと思う。……まぁもしかしたら一年後には,また「ホントにガンホーはどうしようもないな」って言われてるかもしれないし。そうならないようにやっていきたいとは思ってるけどね,任天堂を目指して。

[関連] 
過去に自分がソーシャルゲー業界に言及した日記…殆どグリーの不正隠蔽体質に関してだった。
グリーの目に余る突出した腐敗ぶり、ワロタ…ワロタ…
不祥事隠蔽体質のGREEが業界に与える影響
コンプガチャ規制でゲーム本筋の面白さ追求の動き?
ドリランドまたも不正コピー発生、GREEこれを華麗に隠蔽か

[参考]
よくまとまっている、ダイヤモンドの「ソーシャルゲーム・バブル崩壊後の展望」シリーズ三部作…もう業界としてはバブル崩壊という認識でシフトしている。
今後、新卒の学生や、コンシューマー業界で働いてるのにソーシャル行きたいとか言い出すのは相当の慈善活動家か単なる馬鹿と見て間違いない。
ゲームコンテンツは文化になれないのか?コンプガチャ騒動から1年を経た業界の現状
勝ちっ放しのガンホー、勢いを失ったグリー…主役交代で不透明さを増す業界の未来は?
パズドラ大ヒットの秘密はビジネスモデルの進化 コンプガチャ後の荒野を再生する家庭用機の精神

(2013/07/12追記)
ゲームコンテンツ業界に詳しい、やまもといちろう氏のブログに面白い記述を発見いたしました。
【号外】GREEがまたやらかす

ご存知の方も多いかとは思いますが、いまをときめくネイティブアプリにおいて、未成年者の課金状況が加熱しており、なかなか歯止めがかからず被害を申し出る人々が増えてきているということや、飛ぶ鳥を落とす某コミュニケーションツールにおいて未成年者略取の被害が上半期激増している状況もあるようでして、こちらもあわせてちらちらと横目で見つつ夏を満喫してまいりたいと思っております。

[資料:他社事例]
かつて"御三家"と持ち上げられていた中で、実質的に残ったのはDeNAだけになっている。
最近、社長に復帰した南場智子社長の発言は過去にスラドのネタになっていた。
DeNAの社長曰く「任天堂やソニーは、人間でいうと還暦を過ぎている」
【ドラマ・企業攻防】ゲーム界“下克上” 交流型が勃興、王者・任天堂ピンチ!?

それから2年後…
続・行き過ぎたソーシャルゲーム 依然残る「射幸心」

今年4月中旬、DeNAの創業者で社長を退任した南場智子取締役に疑問をぶつけた。すると、昔から米グーグルを超えたいと言ってはばからない彼女は、こう言って笑った。「ははは。確かにガチャでグーグルやフェイスブックには、なれないわな」

まず還暦を過ぎたと名指しした企業にすら追いつけなかった訳で…どう見ても「酸っぱいぶどう」です本当に有難うございました。

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アニメ・マンガ

C0FFEEの日記: (メモ)今年はアトム10歳だった

日記 by C0FFEE

そして、アニメ放送から50年という節目。

鉄腕アトム (アニメ第1作/1963年) - Wikipedia

当時のオープニング「鉄腕アトム」を作詞したのが谷川俊太郎、そして放送から40年かつアトム誕生の年である2003年(4月7日)に彼が作った詩が「百三歳になったアトム」(「新潮」2003年5月)。

なぜ103歳なのか…2003 + 103 = 2106年問題のアトムというだけでなく、2003 - 103 = 1900年で19世紀の終わりと20世紀の始まりの節目から計算したのかもしれない。

最初103のほうに囚われてて2106年問題の事を失念していた…2038年問題ならすぐにピンと来たんだけど、自分が生きていないと思えば意識の外にいってしまう怖さ…「プログラムのバグなんだ」のつぶやきで気づくべきか。

鉄腕アトム

空を超えて ラララ 星の彼方
ゆくぞ アトム ジェットの限り
心やさし ラララ 科学の子
十万馬力だ 鉄腕アトム

※一部引用

百三歳になったアトム

どこからかあの懐かしい主題歌が響いてくる
夕日ってきれいだなあとアトムは思う
だが気持ちはそれ以上どこへも行かない

ちょっとしたプログラムのバグなんだ多分
そう考えてアトムは両足のロケットを噴射して
夕日のかなたへと飛び立って行く

※一部引用

元が子供向けアニメ主題歌という商業的性質の強い作品だったためか
アトムを見守る人からの客観視点で元気に書かれているのに対して
103歳のほうはアトム主観で哲学的・内省的に書かれている。

客観的主題歌には、アトムの正しい行動から「心やさし」と魂があるように歌われている。
しかし、アトム自身は人間のような自由で自然で自律的な心の動きとしての「魂」ではなく、
プログラムされた判断の結果である事を、夕日に対して「きれい」以上に感じないことで認識してしまう。

魂があれば、本来は日毎に何かの記憶と結びつけたり移りゆくはずなのだから。
架空世界であれピーターパンのような人間であれば、それを含めて個性と誤魔化す事が出来るかもしれない。
アトムには「きれい」という判断がプログラムによる処理ではないと否定できない。

ねぐらに向かって飛ぶ鴉の群れと、夕日に向かって一人で飛び去っていくアトムの対比。
後者につきまとう孤独感を紛らわすのは、夕日のかなたにある人里であって欲しい。

9317745 journal
ゲーム

C0FFEEの日記: エンターブレイン(ファミ通)、債権者無視・無責任な匿名アンケート実施→炎上→逃走中(証拠隠滅)

日記 by C0FFEE

インデックスの民事再生手続き開始ネタでファミ通がアンケートを実施。

それがあまりに酷かった…

【緊急アンケート】民事再生手続きを開始したインデックスの再建に名乗り出てほしいメーカーはどこ?(削除済) (画像)/(魚拓)/(Twitter上の反応)/(はてなブックマーク上の跡地

■雑感

まず、こんなアンケートを実施するモラル自体も酷いけど、回答者の記名さえ必要ない完全匿名フォームというのがありえない…せめてインデックス株を持っている程度の利害関係者でなければ集計する意味は無い。

しかし、債権者にとっては匿名による無責任な「口だけ介入」で予断を持たれるのは迷惑な話であるし、アトラスというブランドを支えてきたクリエイターとそれを楽しんできたプレイヤーにとっても身売り前提のアンケートなど喜んで回答する気持ちにはなれまい。

こんなアンケートに喜んで答えたがるのはどういう属性の人か?というとアトラスには興味が無くアトラス以外のメーカーが好きな人たちが、贔屓メーカーのポートフォリオが充実すればいいという下心で答える可能性のほうが高い。

それで指名されたメーカーが救済する権利を行使する義務はなく、指名されなかったメーカーが救済しづらくなるだけで迷惑でしかないもの。

なぜ、ここまで下衆なアンケートを実施しようという企画が通ったのか…担当者の謝罪文掲載だけでなく編集体制の不備として調査委員会設置しても良いレベル。

それにしても、ATLUS×ファミ通.com (魚拓)というコラボページまで展開しているのに、こういうアンケートを嬉々として展開されてはたまったものではあるまい。

■余談

技術的には送信元フォームがhttpで、actionだけがhttpsで「本フォームはSSLを用い暗号化され」っていうのも気になるけど、そもそも収集する情報の価値があらゆる意味で皆無なので本件に関してはどうでもいいか…

SSLを入力画面から使用しないのはそろそろ「脆弱性」と判断してしまってよいころかも (2005年11月30日)

9275391 journal
日記

C0FFEEの日記: 朝から気分の悪くなる文章をtogetterで目にしてしまった件

日記 by C0FFEE

最悪…しかし、反面教師として記憶しておきたい。

【問題の記事】
烏賀陽弘道氏が取材先の被災地で暴行を受けたと主張(証拠は出さず)→当事者が反論

【雑感】
実のところ…「置き去りにしないよ」電飾で慰霊のメッセージ 南相馬偽善呼ばわりされたイルミネーションの写真を予備知識無く見た自分は第一印象でクリスマスの時期にたまに見る場違いなデコレーションハウスを思い出して「復興途中の微笑ましい光景?」という錯覚をしていた。

しかし実際は…ほぼ日刊イトイ新聞 - 書きかけてやめた、 福島のことを、もう一度。点灯していない時間の写真を見て愕然となり言葉を失った。

それでもまだ、自分なら別の表現で追悼するかも知れないという方法に対する考え方の違いが残って無いわけではなかったが、最早どっちが正しいという問題でない事だけは明らかだ。
周囲に爪痕が残る現場で当事者が精一杯表現した気持ちを、間違ってるとか偽善と吐き捨てる事など出来る訳がない…そんな当たり前のことを認識させられた。

ついでに奇跡の一本松の復元に、多額の資金が投じられた事にも当事者の気持ちを考えず「正解を判ったような気になって」疑問を口にしていたことまで思い出して更に恥ずかしくなった…このまとめが無ければ、そんな当たり前のことを忘れた最低の人間に成り下がったままになるところだった。
(部外者であっても現地でボランティアするなどの多大な支援活動をしていた上で資金の使途に疑問をもつなら別だと思います。)

そう考えると偽善と吐き捨てた当該人物は、まさにこの辺りの認識の間違いを正すために敢えてサンドバッグの役を買って出たに違いない…良かった悪いジャーナリストなんていなかったんだ…と、散々禍を撒き散らした後にパンドラの箱に最後に残った…というような、事実を捏造して当該人物に深追いすることを抑制するような締めくくり方が相応しいと思った。

なぜならば、やまもといちろう氏の言葉を借りるなら

そこに広がっているのは、烏賀陽さんの発言一個一個や通しで読んだ場合の矛盾する箇所など、いちいち突っ込んだら敗北が確定してしまうという修羅の世界です。間違っても「レンタカー壊されたんなら写真アップしろよ」とか「早く被害届出せ」などと反応してはいけません。闇は覗き込む者を覗き返しているのです。この烏賀陽ワールドに入り込んだ者は、精神的にいろんなものを毟られて裸一貫で帰ることになる、それを覚悟しなければなりません。

なのだから。

[2013/06/30 追記]
上に記したように死者を弔う方法は、特定宗教におけるスタンダードな作法があるにしても、最後には一人一人の表現が異なる、特徴的あるいは個性的な儀式というものが存在する。

自分の持っている技術、資金、故人の好きだった事、場所…だから他人が見た時に「偽善」ではなく「独善」と感じる、共感できない違和感を持ってしまう事はしょうがない、それを自分のルールから間違っている等と簡単に言えるものではない。
(ただし、それがヤケ酒という儀式によって、健康を害しているというのなら心配する言葉をかけてみるべきかもしれない…ただ悲しみを埋める事が出来ない以上、むなしい結果になるかもしれない。)

相手を想う気持ちが強いほど「独善的な表現」になるのはラブレターと一緒(しかしラブレターのように一定の結果が出る事はない)で、ある意味で自分には理解しきれない事を前提に異文化に接するように敬意を持って接しないと誤解や侮辱の元なのに、「偽善」という言葉で否定から入ったのは自覚的に挑発したかったとしか思えないなあ…暴力を振るわせるために。

なぜそこまで敵意をもって取材と称した挑発行為に及んだのか…違和感と反感は全く違うものなのに、精神回路が不安定というか未熟だと違和感が短絡的に反感に変換されて攻撃的、排他的になってしまったとするなら中学生までに卒業しておくべきだったのでは。

9242604 journal
バイオテック

C0FFEEの日記: (メモ)1つ50円のChupa Chups Candyと、2つ30円のLOLLI POP CANDY

日記 by C0FFEE

【Chupa Chups Candy】 ※チェリー、ブラッドオレンジ
輸入者:森永製菓
販売者:同上
原産国名:スペイン
原材料名:砂糖、水あめ、酸味料、香料(チェリー香料、オレンジ香料*)、
       着色料(パプリカ色素、アカビート色素、ウコン色素)

*チェリー味にはオレンジ由来香料も入っていると記載

【LOLLI POP CANDY】 ※青りんご、ピーチ
輸入者:東京燕盛貿易(有)
販売者:やおきん
原産国名:中国
原材料名:砂糖、ぶどう糖液糖、りんご果汁、酸味料、香料、
       着色料(赤40、黄4、黄5、青1、二酸化チタン)

ブランドの安心感、原産国の人件費、原材料の違い…

2013/06/24追記

フレーバーを揃えても結果は殆ど同じだった

【Chupa Chups Candy】 ※パインアップル、ブラッドオレンジ
輸入者:森永製菓
販売者:同上
原産国名:スペイン
原材料名:砂糖、水あめ、酸味料、香料(パインアップル香料、オレンジ香料)、
       着色料(パプリカ色素、アカビート色素、ウコン色素)

【LOLLI POP CANDY】 ※パインアップル、オレンジ
輸入者:東京燕盛貿易(有)
販売者:やおきん
原産国名:中国
原材料名:砂糖、ぶどう糖液糖、りんご果汁、酸味料、香料、
       着色料(赤40、黄4、黄5、青1、二酸化チタン)

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Sony

C0FFEEの日記: ミスターGT-R曰く、「規格外の製品は、会社ではなく人次第」 一方ソニーでは…

日記 by C0FFEE

面白い記事を読みました。
(要登録の記事なので議論に必要な範囲で引用)

GT-Rをヒュンダイのクルマが超える日は来るか

F:日本人のエンジニアも定年退職した人の中から、結構な数がヒュンダイに行っていると聞いたことがあります。

水:事実、「結構な数」が行っています。

F:その辺は半導体と同じですね。まあでも水野さんが行ったところで、ヒュンダイがGT-Rを作れるワケじゃありませんが(笑)。

水:どうしてそんなことが言えるの?

F:どうしてって…メーカーとして基礎となるレベルがぜんぜん違うじゃないですか。

水:冗談じゃない。日本と一緒ですよ。いや、もう抜かれてしまっている部分だってあるかもしれない。

F:でも…自動車メーカーを支えている部品や素材のサプライヤーだってまだまだプアでしょう。ハイテン鋼一つとったって、新日鉄が…ああ今は新日鉄住金でした…作る鋼材と韓国メーカーが作る鋼材とでは、どだい物が違うのではありませんか。

水:ヤマグチさん。それは認識が古すぎる。それは20年前の認識です。

(略)

水:さっきヤマグチさんはサプライヤーがプアだと言ったけど、GT-Rのブレーキはどこのだか覚えてる?

F:ブレンボですよね。

水:そう。イタリアのブレンボです。あそこの鋳物技術は世界最高レベルです。でも彼らは直径が380mmまでのディスクしかやらないと言っていた。それ以上大きくすると、ディスク内の部分的な温度差が大きくなりすぎて、安全性が保証できないと。でもGT-Rの強大なパワーを受け止めるにはどうしても直径390mmのディスクが欲しかった。だから僕は自分で図面まで書いて作ってもらった。ブレンボとはいえ、水野スペシャルです。ショックもそう。ビルシュタインはショックの内圧の上限を決めていた。それ以上圧を上げると保障できないと。でも僕は、それよりもうんと高い圧力のショックを要求した。どうしても必要だったからです。交渉に交渉を重ねて作り上げた。ビルシュタインのエンジニアを一緒にニュルで合宿までさせて完成させた。これも言わば水野スペシャルです。更に言えばVDC(Vehicle Dynamics Control:スタビリティコントロールの一種)はコンチネンタル・テベスにやってもらった。これだって水野スペシャルです。みんなニュルで一緒にいたでしょう。

   これらのサプライヤーが、僕が例えばヒュンダイに移ったからと言って、関係が切れるなんていうことがありますか。絶対にないですよ。彼らは会社についているのでなくエンジニアに、人についている。

F:ということは、理屈としては水野さんがヒュンダイに行けばGT-Rかそれ以上のクルマが作れる、と。

これを読んで思い出したのが、今年1月にソニーのCTOがサムスン代表取締役になっていたという話。

日本メーカーの人材流出相次ぐ ソニー元役員が日本サムスン代表取締役に

韓国サムスン電子の日本法人の一つである日本サムスンの代表取締役に、ソニーの元業務執行役員、鶴田雅明氏(57)が今月1日付で就任していたことが23日、明らかになった。
(略)ソニー時代、鶴田氏は2004年に業務執行役員に就任。半導体事業本部の副本部長などを経て、11年6月から技術渉外を担当。昨年10月末で退社していた。

日本のサイトでは、鶴田氏の業績やサムスンで期待される仕事についてろくな情報が無く、あっても楽観的なのは希望的観測なのでしょうか。
Googleで氏の名前を入れて出てくる次の補完候補に、「売国、在日、国賊」の文字が輝きを放っている辺りがなんとも香ばしいですね。
(まともな検索結果を得るには、相当ノイズ除去を施す必要があります。)

日本サムスンがSONYの大物をトップ招聘 求められているのは

鶴田氏はソニーを辞めてわずか2か月足らずでの電撃移籍。しかも、ソニー現社長の平井一夫氏と同じソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)出身。業績不振で平井体制の真価が問われている真っただ中、よりによって宿敵のサムスンの幹部になるのは普通ならばあり得ない話。よほどソニー内でやりたいことができなかったのだろう
(略)ソニーの幹部までなった人だから、守秘義務契約があって技術漏洩はできないと思います。

PS4は4K~8K解像度で、300fpsになる!? SCEが明かした「次のゲーミングプロジェクト」が未来すぎる

昨年12月、米ワシントンDCで開催されたIEDM(国際電子デバイス会議)で、ソニー・コンピュータエンタテインメントEVP兼CTOの鶴田雅明氏は、「ソニーの次のゲーミングプロジェクト」について語ったそうです。

そして最近、PS4が発表されたわけですが。
タイミング的に、開発に関わりつつも不満があったのか社内政治での失脚であった事が推測できます。

さて韓国では、この電撃移籍がどう見られていたかというと。

日本サムスンの代表取締役に元ソニー役員、広い人脈評価=韓国

韓国メディアは、鶴田氏の就任について、日本国内の電子分野に幅広い人脈を持っていることが評価されたと伝えた。

これだけでもGT-Rの記事を読んだ後だと、「人脈を持っていることが評価」の意味が重要だと判りますが。
英語ページが無いので詳細が判らないサリムという会社のページでは、鶴田氏の特許に関する業績一覧が掲載されていました。

SONY CTO 鶴田雅明、日本Samsung 代表取締役に (魚拓

一例として、一番古い「動体検出装置」など挙げておきますが、完全に技術力と人脈力を獲得した…それを具体的に発揮することに期待しているという意識が透けて見えますよね。
流石に、スマホ向けの拡張機器「Game Pad」には絡んでいないでしょうけど、今後のサムスンがゲームの軸を強化するなら鶴田氏の人脈をどう生かしてくるのか興味深い所です。

ソニーという企業からサムスンへ移籍する心情とは、どのようなものなんでしょう…最近、「追い出し部屋」の存在がニュースになっていましたし、高額な年棒を手にすることが出来るという話は有名ですね。

サムスンLG社員「ソニー社員“引き抜き”年収は1億円!?」

「サムスンには日本人技術者がたくさんいますが、彼らがソニーやパナソニック出身者なのかはわかりません。ただ、日本人は誠実で、任された仕事は最後まで徹底的に責任を持ってこなすと聞いています。だから評判はいい。」
(略)一方のLGは、「日本人技術者の採用方法も、実際に働いている日本人がいるとも聞いたことがありません」とのことだった。これはごく一部の意見だが、日本の人材の多くは、サムスンへ流れているということになるのかもしれない。
(略)日本人技術者の処遇も、役職によって変わるが、取締役なら年収6000万円から1億円と推定されるという。契約期間は3~5年くらいだというが、必要とされて優遇されるのであれば、そこで力を発揮しようと思うのが人間の心理だろう。

ソニー、リストラの実態 狭い部屋で単純作業、産業医や取引先まで使い社員を退職へ…

数年前本社に勤務していたB氏は、ある日突然人事部に呼び出され、「君はストーカー行為をしているのではないか?」と言われた。加えてなぜかそこに産業医が同席していて、「精神病の疑いがある」と診断された。すると今度は、ソニーから発注を受ける企業に勤めるB氏の親を呼び出し、同社指定の病院でB氏が診断を受けるよう説得を頼んだというのだ。

B氏はその病院で診断を受けると、再び精神病と診断され、会社から休職を命じられた。休職中もソニー側が指定する病院で何度も診察を受けさせられたが、復帰は認められず、休職継続1年半で強制的に退職という就業規定に基づきクビになった。退職金規定に反し退職金がゼロであったため、B氏は退職取り消しを求めて交渉したが、同社はB氏に対し、本件を表沙汰にしないことを条件に数百万円を支払い、退職させることに成功したという。

…「追い出し部屋」は鶴田氏には流石に関係ないと思いますけど、こんな風に企業主導で在籍社員に「負のロールモデル」が蔓延していたら社員のモチベーションは高まる訳ありません。
上から下まで人を軽視して、技術を流出させ続けるソニーの惨状、規格外の製品が期待できなくなった現状にも納得できてしまいます。

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日記

C0FFEEの日記: 飯野賢治氏の訃報

日記 by C0FFEE

今でも信じられません…

飯野賢治氏の活躍した90年代中期~後期、日本のゲーム業界には夢のような時代でした。

  • ユーザーの側が能動的に「これは何が言いたいのか」を読み取ろうという姿勢があり、動的体験よりも静的文脈で評価された。
  • 購入者にゲーム性を提供する娯楽というよりも、作家性を楽しむアートとして制作者の主義主張が重視された。
  • メッセージ性が不十分、むしろ説明不足であるほど過度な深読みによって制作者の意図を都合良く、自分が心地よいと思う文脈に寄せて解釈してくれた。
  • アラがあるほど、それは個性だからしょうがないと寛容に受け入れられた。
  • 緻密なバランス設計よりもクリエイターがワガママを貫き通すことが、セルフブランディングの確立とユーザーに対するホスピタリティになりえた。

いくら「作家性」と言ってもバグが多いようなゲームは論外だったし、ユーザー体験を向上させるために猿楽庁のような専門会社が立ち上がったりもした時期でもありました。
それでも多くのタイトルが、稚拙でも「作家性」の一言で肯定されたので、特にこの時代の「作家が社長」の小さな組織では軌道修正が困難になり経営が行き詰まっていくのは必然でした。

中小企業だけでなく、コナミの小島秀夫氏のような映画業界志望だったコンプレックス持ちの制作者も巻き込んで「作家性の時代」あるいは「物語性の時代」が日本のゲーム業界を席巻していました。
そんな、恵まれた環境に慣れきって2000年代に入ってからの10年…特にXBOXが台頭してから、日本人の「作家性」という価値観が通用しない市場への変化が加速していったように思います。

かつての成功体験が自己変革を妨げ続け、そうした変化に鈍感になり同じ手法に引きこもり、ユーザー視点からの分析を怠り、それでも開発費の高騰するハードの表現力さえあればなんとかなると先送りしてきた結果、かつては会社を支えた何本ものフランチャイズが、金食い虫の足かせになり下がった惨状は言うまでもありません。

前置きが長くなりましたが、マリオやポケモンのような一部を除いて、黄金期を築いた日本のゲームフランチャイズが失墜していったこの10年間、丁度一線から退いていたのが飯野賢治氏でした。

氏が約10年間の沈黙からゲームの企画に復帰して製作したのが、「きみとぼくと立体。」というシンプルなアクションパズルです。(「newtonica」という作品にも関わっているけど、こちらは音楽担当。2013年2月23日、無料化されました。
(初期の下請け時代はともかく)「作家性の時代」を象徴するような、ユーザー置いてきぼりの作風は賛否が分かれやすく…ついに作家性をこじらせ「リアルサウンド 風のリグレット」(脚本が公開されました。)に到達、ある種の評価を確立してしまいましたが、憑き物が落ちたかのように素直な作品です。
そんな「きみとぼくと立体。」の”次”こそ飯野賢治の新しい作風が確立されるのではないか、「作家性の時代」の次の地平が開かれるのではないかと密かに楽しみにしていただけに突然の訃報に驚きました。

いくら待っても、氏の”次”に触れる機会は永遠に来ない…

ゲーム制作者の訃報としては横井軍平氏宮路武氏が思い出されますが、今回ほど身近な喪失感を味わったわけではありませんでした。
作品を通して以外の面識は無いのに、なぜこんなにも身近なのか…考えてみると、作家性がクローズアップされた時代のトップランナーであり作品と同じくらい前面に出て主義主張を発信してきた活動に行き着くのだと思います。
そこに好き嫌いはあるにしても、彼ほどプライベートな行動まで注目を集めたゲーム制作者は他になく、ゲームに触れたことが無い人までもが今回の訃報に言及している接点を持っていた事は象徴的でした。

彼の各作品(ゲーム以外を含む)に対する想いとか、他に書きたい事は色々あったような気がしますが、今更、彼が直接読むわけでもない単なる作品批評というのも無粋になりそうなのでやめます。
飯野氏の開設していたYoutubeのチャンネル…ここに上げられている楽曲は希望と肯定をテーマにした作品が多いように感じますが、今はNORWAYのThe Never Ending Storyを聴きながら彼の死を悼もうと思います。

飯野賢治さん、ありがとう

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