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アニメ・マンガ

C0FFEEの日記: (メモ)今年はアトム10歳だった

日記 by C0FFEE

そして、アニメ放送から50年という節目。

鉄腕アトム (アニメ第1作/1963年) - Wikipedia

当時のオープニング「鉄腕アトム」を作詞したのが谷川俊太郎、そして放送から40年かつアトム誕生の年である2003年(4月7日)に彼が作った詩が「百三歳になったアトム」(「新潮」2003年5月)。

なぜ103歳なのか…2003 + 103 = 2106年問題のアトムというだけでなく、2003 - 103 = 1900年で19世紀の終わりと20世紀の始まりの節目から計算したのかもしれない。

最初103のほうに囚われてて2106年問題の事を失念していた…2038年問題ならすぐにピンと来たんだけど、自分が生きていないと思えば意識の外にいってしまう怖さ…「プログラムのバグなんだ」のつぶやきで気づくべきか。

鉄腕アトム

空を超えて ラララ 星の彼方
ゆくぞ アトム ジェットの限り
心やさし ラララ 科学の子
十万馬力だ 鉄腕アトム

※一部引用

百三歳になったアトム

どこからかあの懐かしい主題歌が響いてくる
夕日ってきれいだなあとアトムは思う
だが気持ちはそれ以上どこへも行かない

ちょっとしたプログラムのバグなんだ多分
そう考えてアトムは両足のロケットを噴射して
夕日のかなたへと飛び立って行く

※一部引用

元が子供向けアニメ主題歌という商業的性質の強い作品だったためか
アトムを見守る人からの客観視点で元気に書かれているのに対して
103歳のほうはアトム主観で哲学的・内省的に書かれている。

客観的主題歌には、アトムの正しい行動から「心やさし」と魂があるように歌われている。
しかし、アトム自身は人間のような自由で自然で自律的な心の動きとしての「魂」ではなく、
プログラムされた判断の結果である事を、夕日に対して「きれい」以上に感じないことで認識してしまう。

魂があれば、本来は日毎に何かの記憶と結びつけたり移りゆくはずなのだから。
架空世界であれピーターパンのような人間であれば、それを含めて個性と誤魔化す事が出来るかもしれない。
アトムには「きれい」という判断がプログラムによる処理ではないと否定できない。

ねぐらに向かって飛ぶ鴉の群れと、夕日に向かって一人で飛び去っていくアトムの対比。
後者につきまとう孤独感を紛らわすのは、夕日のかなたにある人里であって欲しい。

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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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