ChaldeaGeckoの日記: アニパロは一流の文学芸術!
スター☆トゥインクルプリキュアでは、映画の隠れたテーマ曲である"What a Wonderful World"と、テレビシリーズの隠れたテーマ曲である"Over the Rainbow"の二曲をつなぐのに「リングにかけろ」のパロディをやっていたりするので、これにバッチリあてはまるルン。
"What a Wonderful World"の
> The colours of the rainbow, so pretty in the sky
はブルーキャットのことで、彼女が菊姉ちゃん役でひかるにウイニング・ザ・レインボーを授ける(予定)ルン。overには「越える」という意味の他動詞もあるので、"Over the Rainbow"は「ブルーキャットを越えていけ」という意味にもとれるルン。右利きのひかるのスターパンチが左フックなことなどから、リンかけパロは間違いのないところルン。
これで、サッチモ-プリキュア-リンかけ-オズ、とつながったのだが、映画ではララが夜空を見上げて
> ララ:それは夢だルン
と言うルン。dreamは"What a Wonderful World"にはなくて、"Over the Rainbow"のほうに出てくるルン。テレビシリーズをちょっと先取りしてるルン。
"What a Wonderful World"に
> I see friends shakin' hands, sayin' "How do you do?"
> They're really saying "I love you"
プリキュアは拳で語り合うのが常だから、これもひかるとララが拳を交える、つまりリンかけと言っていいルン。
こうしてみると、リンかけが二曲とスタプリ本体の三角形を強く形成していることがよくわかるルン。
映像作家らしく繊細さを好み、普段からレインボーフラッグの誇示を好ましく思っていなかった東映アニメーションが、「オレハ プリキュアデ イク」とやったのがこの作品だと思うルン。スタプリでもレインボーはもちろん多様性の象徴だけど、同時にそれは障害としても描かれているルン。宇宙人ハンターにも多様性はあるルン。その虹=障害を乗り越えようということから、"Over the Rainbow"が採用されて、色がたくさんでてきて好都合な"What a Wonderful World"が映画用に採用されたルン。この二曲に共通するのはrainbow以外にはskyで、そこから設定も決まり、銀河や宇宙の出てくるリンかけや「ゲームセンターあらし」「ウルトラマンA」がうまくフィットすることがわかり、真のテーマを隠蔽することも兼ね、路線も決まったルン。リンかけ、あらし、Aはすべて70年代(原作)だけど、これも対外的には80年代風と称して目をそらせているルン(ウソは言ってないルン)
"What a Wonderful World"のちょっとめんどうなblueとwhiteはプルンスとフワに押しつけて、最初から合体させるつもりで、光の三原色の、赤いひかる以外に緑と青キュアを出したかったルン。ソレイユの肌の色を嫌味とトリックを兼ねて、黄色を空席にして、ララは緑にしたルン。"Over the Rainbow"では、虹のかなたにいるのは青い鳥だルン。そうするとブルーキャットが青と虹色を兼任するのは必然だルン。
こんなところじゃないすかルン。プロデューサーの発言から映画のイメージボードまで、かなり凝ったトリックが完璧に一貫しているので、これはどう見てもチームワークの産物だルン。そういうチームを持っているのは、実写含めて、たぶん世界でも東映アニメーションだけルン。プリキュアチームだけかもしれないけどルン。シャフトは新房監督と近い弟子以外は知らないと思うルン。少なくとも、まどマギのメディア版の修正をした、それなりに偉いはずの人は、教えてもらってないルン。
あと、ララちゃんは成人しているのにあの胸だから、たぶん男性だルン。少なくとも作中にララが女性だという記述はないと思うルン。これは確定記述はないだろうけど、トリックの一種かなルン。東映アニメーションの挑戦状といっていいルン。(念のためにつけくわえておくと、「オレハ…」にかけてあるルン)
と第一話と映画だけでかなりわかるルン。
> 偉大の作家の三つの様相--魔法、物語、教訓--は、それ独特の、一つになった輝く印象へと混じりあおうとする。なぜなら、芸術の魔法はまさに物語の骨、思想の髄の中にまで入り込むことができるからだ。
これはナボコフが書いた、トリックについての記述だルンが、スタプリのリンかけパロもバッチリあてはまるルン。ナボコフはトリックを一流の文学芸術だといっているから、アニパロも一流の文学芸術だルン!
おまけ:プリキュア大予言
ノットレイダーが正体をあらわし、インベーダーと名を変えた。ちい友はもう宇宙人のことを信用しなくなっていた。
闇落ちしたララが左手グローブも手に入れ、ギャラクティカ・ファントム相当を宿す。ひかララ戦ではララの右手のギャラクティカ・マグナム相当と、ひかるの左フックのスターパンチが相打ちに。ファントムが残っているララが圧倒的優位に見えたが、ひかるは右アッパーカットを炸裂させ、ララを沈める。ひかるはフワから右手グローブを、ブルーキャットから新技「プリキュア・スターレインボー」を授かっていたのだ。
ララが元に戻り、ひかると和解した。ふたりはプリキュア・タッチで合体し、黄色いプリキュアになった。「プリキュア・スターレインボー・バズーカ」でインベーダーを蹴散らすが、インベーダーも合体・巨大化した。スターレインボー・バズーカでは歯が立たない。
ブルーキャットがふたりに青いアイテムを渡す。するとふたりは白いプリキュアに変身し、「プリキュア・スーパーノヴァ」で巨大インベーダーを倒した。
インベーダーは倒されたが、ララはこう言い残し、故郷の星に帰ろうとする。
やさしさを失わないでルン
弱いものをいたわり、互いに助け合い、どこの国の人たちとも友だちになろうとする気持ちを失わないでルン
たとえ、その気持ちが何百回裏切られようと、それがわたしの最後の願いだルン
だが、ひかララの戦いを見ていたちい友は、ララのことを信用しようとしていた。やがてインベーダーとも友だちになれるだろう。
プリキュアの仲間がうつる。ひかる「ララ…」
空へ消えるララ
元ネタ:リンかけ「ウイニング・ザ・レインボー」、あらし「インベーダー」「レインボーバズーカ」「スーパーノヴァ」、合体と説教はウルトラマンAだルン。リンかけは鉄板、あらしも名前が魅力的すぎるから、まずあってると思うルン。Aは本質的にはなくてもいいが、プリキュア五つの誓いの前科があるのと、男女が合体するウルトラタッチをララ男の子説の補強にするんじゃないかと思ってるルン。
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