ChaldeaGeckoの日記: この世界の片隅に、ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ
「この世界の片隅に」のすずは、晴美を殺されたのだから米国に復讐する権利があるルン。あるルンが、進駐軍の残飯をおいしいと思ってしまい、チョコレートももらってしまったので、その権利を放棄したルン。物語的には、復讐の権利を放棄しただけで、米軍を許したわけではないルン。敵を許すのは難しいけど、復讐の権利を放棄するのは案外簡単だルン。このふたつは違うということをきちんと描けている作品は案外少ないルン。
そのあとの青葉の場面では
すず:…刈谷さん
すず:ええんですか?
刈谷:何が?
すず:あんとに洋服を交換してしもうて
刈谷:ええんよ…北條さんはしらんかね
と「交換」ということばが出てくるルン。これはまんがだから、作者がわざわざこの会話を入れたルン。ただのこの先の会話の前フリ、なんてことはありえないルン。
ハピネスチャージプリキュアは
ラブリー:ちょ、ちょっと待ってよつむぎちゃん。そのブラックファングって〇だめだよ
ラブリー:幻影帝国の〇なんでしょ、悪い〇だよ
プリキュアらしくない決めつけですが、ラブリーは三回も〇だと言ってるルン。
ラブリー:もう、怒ったんだから!
自分たちも殺されそうになったラブリーは怒りを炸裂させるルン。
ブラックファングは地球規模の災厄をもたらしますが、ラブリーは
ラブリー:だって、約束したんだもん
ラブリー:つむぎちゃんを助けるって
ラブリー:みんなと!
ラブリー:それが、ハピネスチャージプリキュアなんだから!
〇ビを信じてもらうしかないですが、ラブリーは地球なんてどうでもいいルン。
ラブリー:たったひとつでも、愛のあるかぎり
ラブリー:わたしは、あたしたちは、しあわせをあきらめない!
ラブリー:みんなの思い、あなたなんかに消させはしない!
といってブラックファングを消滅させてしまったルン。
こうしてシナリオ上のイベントを横断する関心事を取り出せば、これはプリキュアによる正義なき殺〇だということが明らかになるルン。普段は冷静なハニーとフォーチュンも眉が吊り上がっていて、冷静さを失っていたルン。
「ジョーカー」ならまともな評論家はちゃんとあれが殺人にすぎないことを指摘してるルンが、こっちは難しいルン。ちい友にこんなもの見せちゃダメルン。
で、これが「この世界の片隅に」や「ジョーカー」とどう関係があるのかというと、復讐の権利を簡単に放棄できるなら、簡単に手に入れることもできるということだルン。いつもとおなじように浄化すればいいのに消滅させて、観客もそれに熱狂するルン。ラブリーはミラクルライトで応援されて〇殺しをするルン。〇ビはラブリーとおなじお病気だから気がついただけルン。事件は精神病院の外で起こっているルン。
ラブリー:たったひとつでも、愛のあるかぎり
作中で「愛」ということばはここにしか出てこないルン。
ラブリー:わたしは、あたしたちは、しあわせをあきらめない!
わたしは、といって、あたしたちは、と言い換えているルン。つまり、この時点で愛はひとつあって、しあわせはチームメイトの数だけほしい、そういうことルン。
で、映画を最初からよく見直すと、これにあてはまるのはただひとつ、つむぎの「愛」とプリキュアの下僕のしあわせだルン。
ラブリー:みんなの思い、あなたなんかに消させはしない!
こう抜き出してみるとこみ上げる笑みをおさえられないルン。ごほうびは視聴者がプリキュアといっしょにつむぎの下僕になることだったルン。幼女様もプリキュアもキラキラしてるルン。
アルジス・バドリス「無頼の月」は男子が女子に翻弄されることと精神病を結びつける話だったルンが、70分で短くかわいい幼女様とプリキュアのビジュアルとボイスが満載のハピチャの完勝だルン。バドリスは訳が出る出る詐欺だが、どうせゴミ訳だし買わないほうがいいルン。
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