ChaldeaGeckoの日記: 映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて
スター☆トゥインクルプリキュアの映画で歌われる主題歌「Twinkle Stars」の歌詞は映画の内容とはあまりつながりがないルン。歌詞が効いてくるのは本編最終回だルン(つまらないほうの解釈をするとそうではないルン)。穏当な日常感覚を維持できるか、物語に流されてしまうかがわかれめルン。
一回だけ観た人のために「映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」のあらすじはこんな感じだルン。
宇宙空間でノットレイダーと戦うひかるたちプリキュアの5人。星空警察のメリー・アンの協力もあって撃退に成功するが、アンがブルーキャットことユニも逮捕しようとしたため、ユニはプルンスと共にロケットに乗って逃走。このため一時的に住まいが無くなってしまったララはひかるの家に泊まることになる。翌日ララの持つコスモグミのケースの中を見ると、星のような不思議な生き物が入っていた。それは昨日の戦闘中に降り注いだ流星群からこぼれ落ち、ミルキーの髪に引っかかった星のかけらだった。ひかるはこの生き物を「UMA(未確認動物)」からなぞらえて「ユーマ」と名付ける。
ユーマは言葉が通じないが、不思議な力を持っており、「えれなとまどかが修学旅行で訪れている沖縄に行きたい」というひかるの願い通り、ひかるとララを沖縄にワープさせた。思いもよらぬバカンスの中、最初はひかるにしか懐かずララに反発していたユーマだったが、次第にララにも心を許すようになる。イグアスの滝、ヤスール火山、ナスカの地上絵、ウユニ塩湖など世界中の絶景や不思議スポットへと飛んでいったり、歌に反応することを知ってからは、歌を通じてひかるたちとユーマは気持ちを通じ合わせ絆を育んでいった。
しかし、そのユーマの正体が星の種である「スタードロップ」であることが判明。惑星になるために宇宙に帰らなくてはならないことをアンから伝えられるが、ララはせっかく仲良くなれたユーマと別れるのがどうしても納得できない。そんな中、ユーマを狙う5人の宇宙ハンターが出現。ひかるたちプリキュアはハンターからユーマを守るべく戦うが、宇宙ハンターの悪意とララの悲しみを感じ取ったユーマは急激に成長し、恐るべき事態へと発展してゆく[17][18][19]。
(ここまでウィキペディア)
大きな悪意を受けて暗黒惑星となったユーマはこのままでは地球を飲み込んでしまう。ユーマをなだめるべくひかるとララは暗黒惑星に向かったが、そこはふたり(+ユーマ+フワ)が不思議スポットで見た光景が再現されていた。ふたりはカタトゥンボの雷に打たれ、ヤスール火山の溶岩に落ち、それが水中に変わって変身も解けてしまった。ララはあきらめそうになるが、手にミラクルライトがあることに気づき、ユーマの好きだった歌を思い出した。ひかるとララはプリキュアの歌を歌いはじめた。遠くにいた残りの三人の歌に気づき、合流した。
歌が終わりすっかり落ち着いた惑星に一面にヒメユリの花が咲いていた。ふたりのもとにユーマがあらわれた。黄色い人間型のユーマはひかるとララを合成したような姿だった。ユーマはララと会話?をかわし、ララにミラクルライトを渡し、宇宙へ去ることを伝えた。ララはユーマのことを夢だと言う。惑星も姿を消した。「またルン」と言うララの目から涙がこぼれた。その日、新しい銀河が誕生した。ユーマはそこにいるのかもしれない。
ユーマはミラクルライトを渡して去ったから、これだけで終わる話ではないルン。歌というのは「Twinkle Stars」という題名で、メロディーは「きらきら星」「遠き山に日は落ちて」「What a Wonderful World」を容易に連想させるルン。
さて、映画はユーマをかわいい小動物のように描き、星空警察もユーマを生物だと言うルン。あらすじはこの観点だルン。でもこの映画は「ユーマは無生物」と考えてもなにも矛盾しないルン。もしユーマが生物であれば、宇宙に行けばひとりぼっちになるルン。それがいやな人は「ユーマは無生物」を選び、そちらにあたりがはいっているルン。映画をずっとおもしろく見られるルン。プリキュアをふくめた多くの文学作品は、物語に流されず、「淋しいのはわかったけど、それだけでだれかを憎むというのはヘンだ」「ひとりぼっちはかわいそう」といった平和で穏当な日常的なものの考えを維持して見ることができれば、「あたり」のほうを選べるルン。
無生物のユーマはブランクテープのようなものだルン。他人の感情や記憶を吹き込んで惑星になるるん。かわいい小動物に見えるのは、やさしい気持ちで接するとなついてくるように見えるだけだルン。ユーマと離れたくなかったララが別れを決めたから、ユーマは地球から離れていったルン。ユーマの顔の色は、感情を吹き込み中の人をあらわし、ほとんどがララだけど、宇宙ハンターに連れ去られるときだけ一瞬赤くなるルン。つまり、ユーマが暗黒惑星化したのはひかるの憎しみが原因だルン。
プリキュアの歌も、(ユーマをなだめるのではなく)ブランクテープにレコーディングしたと考えられるルン。お歌はこんな歌詞で
(ひかる)おもい ねがい よぞらをかける
(ララ)きもち とどき こころはひとつ
(ユーマ)
(ふたり)ほしは ひかり みんなをてらす
(ララ)「淋しい」はどこからくるの? 「会いたい」想いが連れて来る
(ひかる)「会いたい」は ほら、ふれあいで積もる気持ち (ララ)未知との遭遇
(ふたり)
気づいたら友達 (ララ)ともに過ごして
紡ぎ合った思い出 (ひかる)おそろいだね 宝物
わたしたちは星 一所懸命 (ララ)一瞬に (ひかる)一生に
生命(いのち)を燃やす
どんな夜にも灯る 熱い願い 煌めくよ
それは愛の光 彼方まで照らす
(ひかる)「わくわく」はどこから来るの? ときめく想いが連れて来る
(ララ)「ときめき」は 大事、大好き なくしたくない (ふたり)抱きしめたい
(えれな)いつまでも友達 (まどか)想像するの
(ユニ)自由にね描ける (三人)勇気、微笑み 永遠
(全員)
わたしたちは星 姿形 何もかも違うけど
使命(いのち)みんな持つ
どんな願いもまっすぐ "本当"を聞かせてよ
だってきみの夢は わたしたちの夢
(ユーマ)
遥かなプレゼント きみとの記憶が
未来で希望、ちからになる(ユーマ)
だから離れても ずっと一緒 大丈夫
きみも同じだといいな
(ひかる)星の海の下 (ララ)銀河の風 (ひかる)虹のハーモニー (ララ)一番星
(ひかる)きみを見つけよう (ララ)いつも感じよう
(ひかる)きみの煌めきと (ユーマ)(ララ)出会えた奇跡に
(全員)宇宙いっぱい ありがとう
心ならひとつ さよならはさよならじゃない
We're Twinkle Stars!!!!!!
パートわけが非常に複雑な歌ルン。この歌には大いなるヒミツが隠されているルン。これは最終回で地球を去るララへ向けた歌ルン。(ユーマはブランクテープだから)
基本的に各パートは担当の気持ちを歌っているルン。
(ララ)「淋しい」はどこからくるの? 「会いたい」想いが連れて来る
(ひかる)「会いたい」は ほら、ふれあいで積もる気持ち (ララ)未知との遭遇
ここはちょっとひねっていて、「淋しい」というのは淋しいと思っている人のことで、ララを指すルン。おなじく「会いたい」はひかるのことだルン。
ララはどこからくるの? ひかるの想いが連れて来る
ひかるは ほら、ふれあいで積もる気持ち ララにとっては未知との遭遇
こういう意味ルン。
気づいたら友達 (ララ)ともに過ごして
紡ぎ合った思い出 (ひかる)おそろいだね 宝物
わたしたちは星 一所懸命 (ララ)一瞬に (ひかる)一生に
生命(いのち)を燃やす
おそろいで宝物だと思っているのはひかるだけだルン。なぜならララは何万年もの長寿で、ひかるの一生ぶんはララにとっては一瞬でしかないからだルン。
(ひかる)「わくわく」はどこから来るの? ときめく想いが連れて来る
(ララ)「ときめき」は 大事、大好き なくしたくない (ふたり)抱きしめたい
こちらも「わくわく」はララ、「ときめき」はひかるのことで、
ララはどこから来るの? ときめく想いが連れて来る
ひかるは 大事、大好き なくしたくない
抱きしめたい
という意味だルン。あとで書くけど、この映画はララがひかるに恋をしていることを示唆してるルン。
(えれな)いつまでも友達 (まどか)想像するの
(ユニ)自由にね描ける (三人)勇気、微笑み 永遠
なぜ勇気なのかというと、最終回でわかるけど、ララは勇気のプリキュアなのだルン。「いつまでも友達」は、ララが地球を去るからだルン。
どんな願いもまっすぐ "本当"を聞かせてよ
だってきみの夢は わたしたちの夢
ララの夢は、ひかるといっしょになることだルン。
遥かなプレゼント きみとの記憶が
未来で希望、ちからになる(ユーマ)
だから離れても ずっと一緒 大丈夫
きみも同じだといいな
こちらも、離れても一緒、とララに向けているルン。
「遥かなプレゼント」はクラークの「遥かなる地球の歌」が元ネタだルン。プリキュアの歌=地球の歌がララへのプレゼントだルン。ユーマの惑星は最後はスターチャイルドのような形になるルン。
(ひかる)星の海の下 (ララ)銀河の風 (ひかる)虹のハーモニー (ララ)一番星
(ひかる)きみを見つけよう (ララ)いつも感じよう
(ひかる)きみの煌めきと (ユーマ)(ララ)出会えた奇跡に
遠くはなれたひかるとララが、それぞれを想っている様子ルン。「出会えた奇跡」はこうやって見てやっと生命を帯びるルン。「きみの煌めき」というのは
どんな夜にも灯る 熱い願い 煌めくよ
それは愛の光 彼方まで照らす
これのことルン。知念里奈のエンディング曲はここで終わっていて、ララ(この映画ならユーマ)の視点の歌だとわかるルン。
心ならひとつ さよならはさよならじゃない
We're Twinkle Stars!!!!!!
こちらも、ララに向けているルン。感嘆符の数が6つなので、最終回の白いプリキュアのぶんも入っているルン。
この歌は別れの歌だけど、映画ではユーマとの別れしか描かれていないルン。ユーマを生物だと考えると、この歌はユーマに向けたものと考えるしかなくなるルン。そうすると歌詞はおおげさすぎるか一般論でしかなくなり、どちらにしてもつまらないものになるルン。ユーマが無生物だと考えれば、この映画に本当の別れはなくなり、ただの歌のレコーディングになるルン。そうするとこの歌の価値は本編最終回に持ち越しになるルン。最終回は地球防衛決戦だから、「地球の歌」というのはそういうことだルン。
この歌詞が映画に影響あるのは「ララはものすごい長寿」「ララのひかるへの思い」かなルン?ララの夢はひかるとずっといっしょにいることで、でも寿命がぜんぜん違うからかなわぬ夢ルン。でも記憶だけだけどユーマはそれをかなえたから、ララは「それは夢ルン」といったルン。
「きらきら星」はこんな歌ルン。
きらきらひかるおそらのほしよ
まばたきしては みんなをみてる
きらきらひかるおそらのほしよ
きらきらひかるおそらのほしよ
みんなのうたが とどくといいな
きらきらひかるおそらのほしよ
(武鹿悦子)
みてのとおり、ひかるの歌だルン。
一面のヒメユリは万葉集のこれを連想させるルン。
夏の野の繁みに咲ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものそ(大伴坂上郎女)
ユリだから女の子同士ヒャッハーと喜んではいけないルン。スタプリはララちゃんは男の子だと強く示唆しているルン。スター☆チンコーとか、ミルキーとか、ネタ元とかルン。しかし!ララちゃんは宇宙人だから、女の子もついていてもなんの不思議はないルン。ララちゃんの星では14歳は成人だが、度を越した貧乳なだけだルン!
「遠き山に日は落ちて」
遠き山に 日は落ちて
星は空を ちりばめぬ
きょうのわざを なし終えて
心軽く 安らえば
風は涼し この夕べ
いざや 楽しき まどいせん
まどいせん
やみに燃えし かがり火は
炎 今は 鎮まりて
眠れ安く いこえよと
さそうごとく 消えゆけば
安き御手に 守られて
いざや 楽しき 夢を見ん
(堀内敬三)
ドボルザークの下校の歌ルン。「夢を見ん」と、映画にも関係してくるルン。
黒人のほうのアームストロングの「What a Wonderful World」
(ララ)
I see trees of green, red roses too
I see them bloom for me and you
And I think to myself, what a wonderful world
I see skies of blue and clouds of white
The bright blessed day, the dark sacred night
And I think to myself, what a wonderful world
(ひかる)
The colours of the rainbow, so pretty in the sky
Are also on the faces of people going by
I see friends shakin' hands, sayin' "How do you do?"
They're really saying "I love you"
(ユーマ)
I hear babies cryin', I watch them grow
They'll learn much more than I'll ever know
And I think to myself, what a wonderful world
Yes, I think to myself, what a wonderful world
色がいっぱい出てきてプリキュアにふさわしいルン。blueとwhiteはプルンスとフワだフワ。people going byはえれなとまどかだルン。ここでもララが地球を去ることが予言されているルン。
think to oneselfは「ひとりで思う」という熟語だけど、最後のやつだけはmyselfとwhat a wonderful worldが同格のコンマでつながっているルン。ユーマ自身がすばらしい世界だという意味だルン。それを自問自答してるルン。前がララで後がひかるっぽいルン。
The colours of the rainbow, so pretty in the sky
スタプリではユニがほんとにいい役をもらってるニャン。それは「Over tha Rainbow」がテーマになっているからニャン。
(ひかる)
Somewhere over the rainbow
Way up high
There's a land that I heard of
Once in a lullaby
Somewhere over the rainbow
Skies are blue
And the dreams that you dare to dream
Really do come true
[Chorus]
(ララ)
Someday I'll wish upon a star
And wake up where the clouds are far
Behind me
Where troubles melt like lemon drops
Away above the chimney tops
That's where you'll find me
(ひかる)
Somewhere over the rainbow
Bluebirds fly
Birds fly over the rainbow
Why then, oh why can't I?
If happy little bluebirds fly
Beyond the rainbow
Why, oh why can't I?
最初のSomewhere over the rainbowは、overが動詞だニャン。ブルーキャットをひかるが越えていくニャン。原曲と違い、"lemon drops away above the chimney tops"で名詞句ニャン。"upon a star"はオープニング曲にも出てくるニャン。uponは文語的だから普通はポップスの歌詞には使わないニャン。
lullabyとかdreamとかlemon dropsとか映画にも関係するけど、スタプリ全体のテーマがこの歌ニャン。映画のブルーキャットの新フォームには白い羽根が生えていたニャン。これが最終回でひかララとホーリーアップして白いプリキュアになるニャン。
東映アニメーションは英語にも通じていて、映画の英題は"Wish Upon a Song of Stars"だニャン。これも"wish upon a star"をもじっているけど、Starsはプリキュアのことだから、Song of Starsは地球の歌、「地球の歌に願う」という意味で、原題に対してララ視点になってるニャン。
まどマギの最後の英語はとてもとてもダサかったニャン。
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