ChaldeaGeckoの日記： キュアアースとユニ

キュアアースとはスタプリ最終回に出てくる、ひかる・ララ・ユニが合体した白いプリキュアニャン。真っ白なウェディングドレス風の衣装に身を包んだ、地球の女神ニャン。
キュアアースはしあわせのプリキュアで、新婦さんは普通はしあわせの絶頂だから、ウェディングドレスを着るのは理にかなっているニャン。これはまた美しい妻を手に入れた夫も至福にあるという意味ニャン。
赤(ひかる)、緑(ララ)、青(ユニ)を合わせた色が白で、これが白いプリキュアの由来ニャン。

スタプリは「オズの魔法使い」をパクっていて、心(愛)のないブリキの木こりがひかる、臆病なライオンがララ、脳(知恵)のないカカシがユニに相当するニャン。星座フォームのしし座はちゃんとララになってるニャン。ユニが欲しいのは故郷復興のための知恵と希望ニャン。故郷を滅ぼされてララずっと絶望していたニャン。「オズの魔法使い」では、最後に三人は探し物が自分たちの中にあったことに気づくニャン。スタプリも正しくそうなってるニャン。
「オズの魔法使い」の主題歌「Over the Rainbow」がスタプリのテーマ曲になっているニャン。ここでは虹としあわせの青い鳥が歌われていて、ユニがどちらも担当しているニャン。この歌には"lemon drops away above the chimney tops"という句があり、映画の黄色いスタードロップはここから取っているニャン。

スタプリ最終回は地球防衛決戦ニャン。ひかるとララは地球を守る理由があるけど、ユニにはそんな義理はないニャン。でもひかるとララが戦うのを見て、自分の中の希望に気がつき加勢するニャン。それで三人が合体するニャン。希望は大人だけが持つものニャン。なぜなら絶望したことない人は希望も知らないからニャン。大人は子供を絶望させてはいけないニャン。ユニの年齢は伏せられているが、彼女は大人ニャン。大人だけが他人のために戦えるニャン。

スタプリ映画は地球の大自然を描き、戦争を連想させたが、キュアアースも地球の女神であるとともに戦いの女神でもあるニャン。侵略戦争はいけないが、祖国を守って戦わないものにしあわせは来ないニャン。レインボー星みたいなことになるニャン。
白と虹は同じ色で構成されるが、バラバラではダメだということニャン。ひとつでもダメ、バラバラでもダメ、たくさんあるものが混じり合って、「そのどれでもないもの」になってはじめてしあわせになるニャン。虹はキレイだけど障害でもあるニャン。決してゴールではないニャン。

ユニが変則的に青と虹色の両方を担当していることと、レインボー星が滅びた理由を完璧に説明しただけでなく、スタプリのテーマも解き明かしたニャン。これでもう○ビのホラとは言わせないニャン。

> スタプリは「オズの魔法使い」をパクっていて
これは事実ニャン。「Over the Rainbow」の歌詞を見れば否定のしようがないニャン。
> 星座フォームのしし座はちゃんとララになってるニャン。
これも事実ニャン。
この二つから、三人は「オズ」の登場人物に対応していると考えるのが自然ニャン。
> 「オズの魔法使い」では、最後に三人は探し物が自分たちの中にあったことに気づくニャン。
これも事実ニャン。スタプリもそうなると考えるのが自然ニャン。
ひかるは友だちがいなくて、ララは心のカベを作っていたことは、テレビシリーズを見れば明らかニャン。であれば、故郷を滅ぼされたユニは絶望しているニャン。ユニが希望を持つことが物語の鍵ニャン。それはプリキュアの戦いを見て、以外にありえないニャン。なぜなら希望は他人とのかかわりでのみあらわれるニャン。

ここまでで、三人が力を合わせてヘビ女と戦う構図ができるニャン。しかしヘビ女は強いニャン。

レインボー星は滅ぼされてしまった、これは事実ニャン。滅ぼされたのは、なにかが足りないからニャン。虹の彼方にしあわせがある、これも「Over the Rainbow」で歌われた事実ニャン。そうすると、虹は滅ぼされるけど、しあわせなら滅ぼされないだろう、と考えるのが自然ニャン。
歌には"There's a land that I heard of once in a lullaby"というところがあって、映画ではひかるが母親に歌を教えてもらった話をするので、ズバリこれニャン！ I=ひかるとして、歌の最後の"If happy little bluebirds fly beyond the rainbow Why, oh why can't I?"を考えると、ひかるが虹を越えるのがスタプリといえそうニャン。ひかるが愛、とりわけ地球愛に目覚めるのが契機となるニャン。
で、愛に目覚めたひかると、勇気に目覚めたララと(闇落ちから戻るときに目覚めたニャン)、希望に目覚めたユニがそろったニャン。

さて、虹では勝てない、しあわせなら勝てるんだったから、三人も赤緑青のままではいけないニャン。合体して白になる必要があるニャン。白はしあわせの色にふさわしいニャン。ここに６人目のプリキュアの誕生ニャン。プリキュアは星、銀河、太陽、月、(小)宇宙で、都合よく地球が空いているニャン。だから白キュアはキュアアースニャン。スターとあわせてシンプルにアースニャン。
白でしあわせというと、ウェディングドレスニャン。アースはうか様みたいなすごい美人で、美しい地球と結婚している人類というしあわせなイメージもサイコーにキマっているニャン。

スタプリ映画ではビジュアルで地球の大自然を描き、残波岬やヒメユリなど戦争を連想させたニャン。だからキュアアースは地球の女神であるとともに戦いの女神だといえそうニャン。祖国(女)を守って戦わなければしあわせも来ないということニャン。

アースがめちゃくちゃ強くて、ヘビ女をワンパンすれば物語はきれいに終わるニャン。
女だけが戦うのはしまりがないので、地球防衛軍も出てくるかもしれないニャン。いっつも女だけだろ、と言われるとそうなのだが、今回は特別ニャン。アースと合わせてマクロスのミンメイ・アタックみたいな絵面になるのかなあ。

アニパロ抜きで、テーマだけで考えてもアースは必然だルン。

あと、星雲賞なんかにノミネートすんなよ！プリキュアが汚れるから！