ChaldeaGeckoの日記: まんが『この世界の片隅に』水原哲編:水原は呉で戦っていたんです
日記 by
ChaldeaGecko
まんが『この世界の片隅に』水原哲編を書いたんです。水原は北条家を訪ねたあと、ずっと呉にいて、青葉が防空砲台になったらそれに乗って戦っていたんです。
意地の悪い女が
当時 呉の湾内には燃料切れや物資不足で修理できない軍艦が多数停泊していました。ちなみに水原の乗る「青葉」もそのひとつでした。
大事なことを、ちなみにと書いたんです。
刈谷:八月に隣保館の横で兵隊さんが行き倒れとったんじゃが
を童貞が
刈谷:隣保館で行き倒れとった兵隊が
と、ありえない改変していたんです。童貞がただのミリオタだということがよくわかるんです。
水原の言う、すずの「普通」「まとも」は、家を守って浮気をしないことなんです。それを理解することではじめて青葉の場面の本当の意味がわかるんです。
この世界で普通で
まともで居ってくれ
わしを笑うて思い出してくれ
それが出来んようなら忘れてくれ
を書き換えて
周作さんと添い遂げてくれ
わしを笑うて思い出してくれ
それが出来んようなら忘れてくれ
はじめて、すずと水原の恋がビビッドなものになるんです。
まんが『この世界の片隅に』水原哲編:水原は呉で戦っていたんです More ログイン