ChaldeaGeckoの日記: 犬っちの、世界一ただしいラカン:『ウルトラセブン』最終回 1
対象aはもちろんアンヌ隊員なのだが、それに重ねてウルトラセブンと、キリヤマの指令でマグマライザーがゴース星人の基地に突っ込んで爆破してますワン。性交(ゴース星人に対しては零賦、地球に対しては和姦)の隠喩だワン。
ウルトラセブンもモロボシ・ダンも、宇宙人ダンのthe otherだワン。分節したのはウルトラセブンやモロボシ・ダンという名前で呼ぶ地球人だワン。アンヌは象徴的母だワン。ダンが地球のために戦うのは、うしろにアンヌがいるからだワン。
アンヌ:人間であろうと、宇宙人であろうと、ダンはダンに変わりないじゃないの
ダンは自ら正体を明かすことで、アンヌにthe otherを捨てさせたワン。アンヌは宇宙人ダンの名前を知らないから、egoを受け入れたワン。
the otherモロボシ・ダンと、the otherウルトラセブンの影であるパンドンが戦って、どちらのthe otherも地球から消して帰るワン。パンドンはちゃぁんとアイスラッガーを受け止めて自分の武器にしているワン。
セブン上司が超自我だということも一目でわかるワン。
キリヤマ:体の具合が悪ければ悪いと、なぜはっきり言ってくれなかった
キリヤマは父の名であり、隊員の仲間をthe Otherたらしめているワン。アンヌもthe Otherであり、だからこそ対象aつまりおかあさんにできたワン。
アンヌが対象aだということは、最終回のダンはアンヌだけ見ていて、アンヌはふたりを見ているワン。ダンはアンヌのためだけにパンドンと戦い、恋を成就させて帰ったワン。世界で犬っちだけが知っているヒミツ:対象aは一度手に入れると永遠に失うことはないワン。なぜならそれはリアリティであり、不可逆的な脳の変化をともなうワン。ダンのthe otherは消えたが冒頭の隠喩があり、アンヌに残るのは相手不明の恋の感覚だけだワン。『君の名は。』に先駆けること50年だが、まったく引けを取らないワン。
ラカンの理論はたいへん常識的だから、制作陣は知らなくても才能のあるやつが作れば自動的にラカン的になるワン。それにしても犬っちラカンはシンプルさゆえ切れ味は凄まじいワン。
提示はよ (スコア:0)
「キチガイは出ていけ!」がどこにあったかの説明はまだですか?