Cubeの日記: 今は亡きラインナップ 2
日記 by
Cube
大掃除をしていた。
そうしたら、20年前のニッコールレンズ
(ニコン製一眼レフ用の純正交換レンズ)カタログが出てきた。
ぱらぱらとめくってみると
今現在のラインナップには無い、異彩を放っている商品が多数掲載されていた。
- 全天撮影が可能、撮影者の足まで写ってしまう全周魚眼
「6mm F2.8 フィッシュアイ」
(受注生産品,定価1,000K,主に南極や富士山頂で「すべての」雲の状態を観測する際に利用された) - 夜景、特に街のネオンサインは、レンズの性能が如実に現れる被写体である(安いレンズは色が滲んだり、変なボケが写りこむ)。夜景でも決して変な滲みやボケが写りこまなくなるよう、極限まで光学性能を追求して設計し、名工が自からの手で非球面レンズを研磨して作り出していた、という伝説の
「ノクトニッコール 58mm F1.2」
(中古市場にも滅多に登場しない超人気商品。仮に市場に出た場合、状態が芳しくないブツであっても、売価が300Kを下回ることはない。) - レンズ先端にストロボを内蔵し、レンズに電源コードを突き刺すための端子が備えられていた
「メディカルニッコール120mm F4」
(旭光学(ペンタックス)にも同様の商品があったが、そちらの名称は「デンタルマクロ」) - 警察の鑑識と、研究者しか利用しなかったであろう、紫外線撮影専用の
「UVニッコール105mm F4.5」
昔のニコンは、実際に利用する人が存在する限り、ニーズの多寡を度外視してでも特殊用途のレンズを作り続けていたんだなぁ、と感心。そしてこういった光学設計をしてきた経験が、超精細加工用装置を生み出す素地だったんだな~、と感慨に浸ってしまった。
失われた10年は、レンズのラインナップも貧弱にしてしまったようだ。
現在のレンズラインナップがものすごく貧弱に見えてしまうのは仕方なし。
# 現行ラインナップに残っている特殊レンズってアオリ撮影を可能にする
# PC 28mm F3.5 だけなんだよな。このレンズが生き残っている理由は、
# キヤノンが同様の機能を持つ TS-E というシリーズを売り出して人気を博したため
# 「TS-E に対抗させるべく残しているだけ」って感が非常に強い。
Nikkor (スコア:1)
それともこっちでしょうか?
http://blog.koss.jp/article_353.html
Re:Nikkor (スコア:1)
出てきたのは、ご指摘いただいたURLのほうのカタログでした。
Cube