Dereliumの日記: プロレスはエンターテイメント。
5/2に、GW唯一の楽しみともいえる新日本プロレスの東京ドーム大会に行ってきた。
一言、やっぱりプロレスやってくれ。プロレス。
今回11試合中、5試合がバーリトゥードルールの試合だったわけだが、それはそれでいい試合があった。けど、ドラマを感じるならプロレスでしょ!
今回、そのバーリトゥードの試合で、かの朝青龍の兄、ドルゴルスレン・スミヤバザルが出ていた。朝青龍が「自分より強い。」と認める男である。それは期待もする。
でも、結果は自分でコケて腕怪我しちゃったっぽいよー。と、ドクターのところに自分で行き、骨折の可能性があるから一応ストップ。TKO負け。それも1Rで。
という、それはそれはしょっぱいことこの上ない試合だった。
結局ちょっと靭帯を痛めただけっていうから、話にならん。
そりゃ、戦っているほうにしか分からないことはあるだろうけどさ。
プロレスの方はやっぱりすごかった。ノアの小橋vs蝶野の試合は、27分にわたる壮絶な根性比べ。蝶野が首折りバックドロップを4連発繰り出せば、小橋がハーフネルソン・スープレックスを6連発させる激闘。蝶野は膝の靭帯を故障していたにも関わらず、ケンカキックを繰り出し、一歩も引くことはなかった。プロレスの威信をかけた一戦は、感動を呼んだ。
比較的イロモノ色が強い印象のあった、エンセン井上vs村上一成は場外乱闘により村上が大流血。
それでも村上は恐ろしい表情で反撃を見計らっていた。
永田vs高山のIWGP&NWAダブルタイトルマッチは、高山の変身振りを見せつけた。10度の王座防衛を果たした永田は偉大だ。しかしそれを根性で超えてみせた高山はこの日のヒーローだ。
バーリトゥードの試合でも、中西vs藤田は素晴らしかった。
顔面パンチをモロにもらい鼻が折れたかもしれないほど流血しながらも、気合では負けなかった中西。しかし、バーリトゥードの世界で百戦錬磨の技を見せつけた藤田。どちらの意地も劣るところがない。
素晴らしい試合があっただけに、スミヤバザル戦には大いにブーイングなのだ。
スミヤバザルが一度だけ見せた豪快な投げに、未来の希望は見えたが、本気で自分の技を魅せようという気迫が、相手選手や客に伝わらないと感動は呼べないよ。と、思った。
そういう意味で、プロレスはスポーツ以上にエンターテイメントなのだ。
別にK-1の方がスポーツとして、競技としてプロレスより強いんじゃないか?とか、総合格闘技の方が最強にふさわしいとか、そんなことに興味はない。
格闘技本来の理屈でいったら、相手には技を出させず、かつ自分の技も一切無駄なく繰り出すほうがいいのだ。
でも、プロレスは相手の技を気迫で受け止め、自分も輝くために技を工夫する。僕はそういうプロレスの方が好きだ。
猪木の自伝にこんな言葉があった。
「きれいな受身は、自分の身を守るだけでなく、相手の技を美しく見せることができる。」
あぁ、猪木ってやっぱりレスラーの鏡だったんだなぁ。
プロレスはエンターテイメント。 More ログイン