Driverの日記: PHPエンコーダを導入しました1
何回かに分けて、日記を書こうと思う。
そもそも日記じゃなくレポートっぽいのだけど・・・・・
■PHPエンコーダって何?
PHP、Perl等のスクリプト言語を書いたことがある人なら誰もが知っていることですが、スクリプト言語はソースをそのままサーバにアップロードして動かすのが一般的です。
C言語やJava等のような「コンパイル」という作業が必要ない分楽に動作確認が出来る反面、ソースの内容を見られてしまうため複製が容易だったりソースにアクセスできる人に改造されてしまうなどのデメリットもあります。
趣味で使用している人ならば、意図せずソースを他人に見られることもほとんど無いでしょうが、仕事で作業を受けている場合状況によっては(ソース納品じゃない場合など)ソースを隠蔽したくなる状況が多々あります。
PHPエンコーダはPHPソースを符号化し、他人にソースを見られなくすることが出来るのです。
しかも、その符号化された状態でそのまま動作することが出来ます。
エンコーダによっては、PHPの動作パフォーマンスも向上するらしい。
必要を感じない人にとってはどうでも良い事ですが、人によってはソースを第三者に奪われることでプログラムを生産したという実績が無いものにされてしまうことがあります。
PHPエンコーダはそういう人のために存在するといっても過言ではない。(と思う)
PHPエンコーダには何種類かあり、問い合わせがしやすそうな日本法人が有償で提供している
・Zend Japan(ゼンド・ジャパン株式会社)
Zend Guard 5 日本語版 420,000円(税込)
・Asial(アシアル株式会社)
ionCube PHP Encoder 6.5 Professionalパッケージ版 89,800円(税込)
があります。
英語版などを問わなければ
・PHP Encoder(無償)
のようなものもあります。
自分は以前に仕事で ionCube のエンコーダを使用したことがあったので、実績もあり解っているものを使用したい。
そもそもZendの40万なんて個人じゃ払えません。
無償というのも惹かれますが、PHPのバージョンの変化は並大抵ではない。(PHP5.3Alpha公開中)
比較的新しいものを使いたいと思ったら法人サポートのあるものがイイッ!
そうなると、自分がチョイスした中で残る選択肢は Asial しかない。
いや、まて!!
個人で9万はそうそう出せないだろう。
仕事でも受けるつもりならソレもありだろうが、自分が入れたい理由は個人的に作ったライブラリをEncodeしたいだけ。
そこに9万は払えない。
実は、ionCube PHP Encoderには日本法人では売っていないバージョンが存在します。
日本では、AsialがProfessional版、Cerberus版、DataCenter版を販売しているが、本場イギリスのionCubeではBasic版というのがある。
しっか~も!!購入した人はWeb上でエンコードサービスも受けられる。(エンコードまでは無償だが、エンコードしたファイルをダウンロードするのは有償)
ついでに言えば、製品価格も日本で買うより断然安い!
同じProfessional版で考えると、ionCubeからオンラインで購入するなら$299(約34,000円)
今回自分が狙っている製品はBasic版の$199(約22,500円)
自分の財布的にこの値段なら出せる!
それに、php5.3が1年以内にリリースされなかった場合、無償マイナーバージョンアップが受けられないので、出費はおさえておきたい!
って事で、続く。
※Asialさんゴメンナサイ。
※価格やリンクのURLは日記の記述時点のものです。
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