パスワードを忘れた? アカウント作成
499293 journal

El-ahrairahの日記: 日曜日

日記 by El-ahrairah

10時頃目が覚める。例によって起きる気力がなかったがこれ以上眠ることもできず、頭を空にすることができずに臥しているのが辛くなり11時頃仕方なく起きる。シャワーを浴びた後これからどうしたものか考える。今週全く手に付かなかった仕事を少しでも進めるべきなのだが、天気の良い休日の昼間に職場の窓のない部屋で机に向かうのが少し悲しかったので、昨夜から読み返している『声だけが耳に残る(山崎マキコ)』の続きを読むのとドライブがてら隣町のモスバーガーに食べに行く。最近ハンバーガーやホットドッグに凝っている。ジャンクフードと馬鹿にしたもんではなく、フレッシュネスバーガーのは本当においしいと思う。モスに行くのはかなり久しぶりで、途中の田舎の田園風景はドライブには悪くない。スパイシーチリドッグというのを初めて頼んだらかなり辛かった。スパイシーと付いているとついそっちを選んでしまう。
で本の話だが、自分を異常者と考えているこの主人公はいたってまともに見える。ひきこもっていたと言うわりにはちゃんと人と会話してるじゃん。「閣下」や「ケイちゃん」とのやりとりはなんだか軽すぎて漫画ぽさが漂うが、雰囲気を重くしないというのが作者の方針なのだろう。ギャグをあまり面白く感じないのは自分が年を取ったのとにちゃんねる用語に飽いたせいかもしれない。私には主人公のような体験はないし何より異性なので、主人公の言動に不可解なことは多いが、この本で参考になるのは、自己憐憫から抜け出すには偉大な存在が自分を良い方向へ導いてくれるのを信じる、という話である。作中の主人公と同様最初は胡散臭く感じるかもしれないが、おそらくこれは宗教とか自己催眠とかいうほどのものではなく、ある種の技巧にすぎない。「時が解決してくれるのを待つ」というのも同じようなものだろう。とは書いたものの、中島義道氏のような人に言わせれば、やはり生産的精神を保つための自己欺瞞なのかもしれない。「生産的」とは社会的にポジティブなことをするということだ。主人公はたまたま最後に幸運に見舞われたが、それがなかったらどうだったんだ? 良い心構えでいれば良いことが巡ってくる、という御都合的展開と言えなくもない。でもこれは一応運の話ではないのだ。どうやっても自分は変わらない(変えられない)という絶望感を紛らわし、自己憐憫から抜け出すには、取り敢えず何の根拠もなく信じるしかないのだ。信じたまま爺さんになるかもしれないが。
全く取り留めがないが、こんなところで。

この議論は、El-ahrairah (21981)によって テキ禁止として作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

読み込み中...