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日記

FLCN2の日記: GW旅行記(2日目)

日記 by FLCN2

猪苗代町のホテルから出発して自転車で湖周遊。
磐梯山の周りを一周して約50㎞、獲得標高は1000mくらい。随所で見どころがあったので、最後まで退屈しなかった。
1. 五色沼:
沼の色は確かに様々であったが、大きく分けると青・緑・赤の三色。
色の起源はコケ、落葉、湖面での反射、鉄鉱物の沈殿のなどがあり、それらが組み合わさることでグラデーションやコントラストが生み出されているようだった。
鉄鉱物に関しては、このあたりの火山岩は安山岩質らしいので、磁鉄鉱が風化してフェリハイドライトやゲーサイトとして沈殿しているのではないだろうか。
コケに関しては、1つの沼の中に2種類のコケが勢力を争うように分かれて分布しているのが興味深かった。今の季節だとちょうど雪解けの水が大量に流入していて、流れの多いところと少ないところによる温度や水質の違いが植生に影響を与えているのではないかと推測した。ほかの季節ではどのように見えるかも気になるところ。
2. 中津川渓谷
磐梯山の北側の磐梯吾妻レークラインから少し歩いたところにある、猪苗代新八景のひとつらしい。
白っぽい母岩の上を水が流れていたが、私の半端な知識では岩種を同定できなかった。
表面は浸食を受けて滑らかになっており、粒子のサイズは認識できないほど均質に見える。
溶結凝灰岩ではないかと思ったが、文献を見つけられず、答えはまだわかっていない。
ポットホールという浸食の穴が多数みられた。ポットホールは大きな岩盤の上を石が衝突しながら流れ、岩盤が削られることによってできる浸食の痕。一度くぼんだ個所に石が高頻度で入ってくるので、徐々に深くなっていく。今回のような流れのはやい場所でポットホールを見たのは初めてだが、海でよく見かける真円に近い形状ではなく、流れに沿ったアーモンド状の形をしていた。
3. 裏磐梯三湖(桧原湖・小野川湖・秋元湖)
ひたすら景色を楽しんだので、特に地質学的な考察はしなかった。
後で調べて知ったのだが、1888年に起こった磐梯山噴火に伴う三体崩壊で今の桧原湖の位置にあった集落が沈んだらしい。今でも水位が下がると鳥居が見えるとか(ソースはwikipedia)。これを知っていたらもっと注意深く湖面を観察しただろうなぁ。
4. 長瀬川
秋元湖から猪苗代湖に流れる川。河原の小石や岩の水に浸かっている部分が赤いのが気になった。
やはりこのあたりの水は鉄分が多いのではないか。

趣味で地質スポットを回るのはとても楽しいが、私の知識が偏っていることもあり、どうしてもミクロな方向に関心が向いて全体的な理解がおろそかになる。やはりもっと予習していかないとだめだな。

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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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