大阪大レーザーエネルギー学研究センター藤岡慎介助教のチームが、レーザ出力を利用して実験室内でのブラックホール周辺環境の再現に成功したとのこと。関連記事はこちらとかこちら

ブラックホールに吸い込まれつつある物質がX線を再現するため、直径約2mの真空状態の容器の中に直径0.5mmの中空プラスチック球を置き、12方向から一斉に強力なレーザ光を当てて1000万℃を超える温度で爆発させた。
発生したX線は、はくちょう座にあるブラックホール近くから出るX線と波長が良く似ているとのこと。

藤岡助教曰く「ブラックホール周辺の環境を地上につくり出すことができた。高出力レーザーを使うことで、将来はブラックホールそのものをつくれる可能性が出てきた」とのことだ。

CNET News.comの記事によると、オハイオ州の職員が州のコンピュータ上でSETI@homeを実行していたとして、解雇されている。

解雇された本人によれば、プログラムが稼働していたのは、午後7時から午前7時までと言っているが、これにより解雇されるべき正当な理由とは、どのようなものなのか疑問を少々感じる。(州の設備を不正利用したという扱いなのか?)
また、日本でも同様にして職員もしくは従業員を解雇できるのだろうか?

日本語記事はこちら

こちらの発表によるとVA Linux Systemsジャパンが独自チューニングパッチを適用することで、「約3倍の高スループットを記録した」と発表している。3倍高速化というところにのみ反応してしまいそうだが:-)、アレゲな皆さんなら何に利用しますか? とりあえず、これまでなかなか採用が進まなかったような大規模システム(DBとかWebっすかね?)への採用を期待したい。 でも、このパッチが2.6に取り込まれるなんてことは無いのかな?・・・。

TBCの個人情報流出事件も既に忘れられようとしていたところに、訴訟が起きています。Yahoo!に載っていた記事ですが、内容は個人情報の流出により迷惑メールやいたずら電話を受けた精神的苦痛に対する損害賠償請求です。今後の裁判の成り行き次第では、企業のセキュリティポリシーに対する姿勢を是正するきっかけになることを期待したいです。もっとも、“情報流出しても大したことは無い”なんて思わせる判決が出たら、困りものですが・・・。

ZDNNの記事によると、長時間に渡ってPCを利用することにより体力や気力が阻害されるといった研究報告がされているようだ(いまさら何を、という感もあるが)。主に一日5時間以上コンピュータの前に座っていると症状が顕著だそうだが/.Jerはどうだろう? しかし、私はPCを長時間使うことが直接の原因ではなく、長時間使わざるを得ない状況や事態が気力を阻害する一番の原因だと思うが・・・。

警察庁が22日発表した資料によると、前年と比較して不正アクセスによる被害件数が10分の1に激減したとある。元記事はこちら しかし、この不正アクセスの内訳が実はWebサイトの書き換えがほとんどだっていうのだから、発覚していない不正アクセスはそれこそ山のようにあるのではとうがった見方をするのは私だけか?。 それにしても、出会系サイトの事件が前年比較で2.6倍というのは、いやはや・・・・・。

情報処理振興事業協会がセキュリティに関するRFCの日本語訳を公開した。英語が苦手な人間としては非常にありがたい。対象となっているのは、セキュリティ運用管理、セキュアプロトコル全般、暗号技術の採用、暗号アルゴリズム、ハッシュアルゴリズム、HMAC、IP Security Protocol、Kerberos、PKI X.509、S/MIME メールセキュリティ、TLS、XML デジタル署名、ファイアウォール、セキュリティ上の考察、LDAP v3セキュリティ運用管理、セキュアプロトコル全般、暗号技術の採用、暗号アルゴリズム、ハッシュアルゴリズム、HMAC、IP Security Protocol、Kerberos、PKI X.509、S/MIME メールセキュリティ、TLS、XML デジタル署名、ファイアウォール、セキュリティ上の考察、LDAP v3等。しかし、まだ一部は英語版へのリンクがあるだけなので、今後に期待。

富士通のこちらのページによると、“誰でも”アクセスしやすいWebを制作するための指針をまとめて発表してきた。内容を見ると最近では語られることも少なくなったが、昔から言われているHTMLでWebを書く際に気をつけるべき事柄が結構、書き連ねられていると思うが、/.-Jの読者諸氏はどう思うだろう?。 最近のWebデザイナーと呼ばれる人達には是非とも取り込んでもらいたいと思う。 しかしだ、万が一この指針で作られたWebサイトに“アクセスしにくい”、“見づらい”なんて文句を言った場合「我々に問題(責任)はない。見ているユーザーに問題がある」なんて言われちゃったらどうする?!。

自分や家族(ペットもOK)の名前を刻んで小惑星に送ろうという「星の王子様に会いませんか」キャンペーンがこちらでで実施中。小惑星に投下するソフトボール大のターゲットマーカーで送ってくれるって話です。目標は100万人。100万人を超えても必ず小惑星まで送るというので奮って応募してみましょう。そして、この小惑星が地球に来たら、自分の名前を探してみるのも面白そう？。

元記事によると、インターネット経由では読み取りしかできないハーディスクを開発した。ハードディスクに読み取り専用と読み書き両用の二つのヘッドを搭載して、インターネット経由では読み取り専用ヘッドのみ操作可能なようにシステムを組むとある。ハッカー(また誤用ですか)によるHP(これもか)の改竄を防げるとある。しかし、改竄されなければ良いという問題じゃないだろうとも考えるのは、私だけだろうか?。