Francisの日記: Nスペ耐震偽装の録画を見た
NHKスペシャル、耐震偽装問題の件を見た。
再放送予定はこちら。
12月17日(土)放送の「欺かれた“安全性” ~耐震強度偽装マンション~」
【総合テレビ】にて12月20日(火)午前1:20~2:20(19日(月)深夜の放送です。)
※中部地方(愛知・岐阜・三重・静岡・福井・石川・富山)は午前2:15~となります。
※九州・沖縄は別番組の放送となります。
私にとって重要だったポイント:
(1)民間に検査を開放したこと自体を責めるのは愚か
偽造計算書を見逃したのはイーホームズやERIだけではない。見逃した機関は29にのぼり、自治体の検査も相当数含まれる。
番組中の話の持って行き方によれば、業界最大手のERIでは姉歯の図面をチェックしたうち3分の2の職員が「なんとなく柱が細いかなあと気づいていた」し、姉歯に問い合わせもしている。
姉歯が自信たっぷりに回答し、時には設計を変えてみせたため通してしまったが、訂正のチャンスはつかんでいた。
一方、自治体の検査では構造計算の実務経験者がおらず、強度自体を確認するすべを持っていなかった。姉歯の図面は気にとめられることも無かったという。
(2)再計算しない審査体制が普通
業界最大手のERIですら、審査の業務フローに再計算による強度の確認が入っていない。
今回の問題発覚前には、ERIは構造計算ソフトを全然所有していなかった。
自治体も同様。
そもそも民間も公的機関も「一級建築士」という資格者が意図的に異常な設計書を提出すると想定していなかった。
私の憶測と感想:
- いいんすか姉歯さんそんなにしゃべっちゃって。ミスで弱いんじゃなくて意図的に弱くなってるのを確証をもって話すみたいな感じ。もう人生諦めてるのか。俺は一級建築士の誇りを失ったから資格剥奪もしょうがないが俺だけでは死なん!みたいな。
- ERIが70件の姉歯偽装物件のうち11件も見逃したのは、単純に大手だから数が多いだけかもしれない。イーホームズやERIだけ責めても意味がない。(責めるのは責めるべきではあるんだけど、それだけじゃダメ。)特に、検査を民間に開放したこと自体ではなくて、検査の業務フローに設計の検証、検算が全く入っていないことを叩くべき。
- 姉歯さんによれば、ホテルの鉄筋量は合法な状態でもマンションに比べて2割引。ちょっとこれは驚いた。
- 設計書を知識と経験と勘だけで審査していたってこと?せっかくソフトで強度計算できるんだからさ、そんな能力のある人はややこしいポイントだけに集中させてミスの発見に努めたらどうよ。
- てゆーかCOBOLerが机上デバッグだけで本番稼動させるような危うさを感じた。まあプログラムみたいに作ってから試すってわけにはいかないけどさ、そのためのシミュレーションだろ?(機械工学科の元学生的視点から言えばさ。)せっかく建築士が構造計算にソフト使ってるんだから、検証するほうも使わない手は無いでしょ。もちろん使って通ったからOKってことにはならなくて、コンパイルエラーがつぶせる程度には機械的にミスが減らせるってわけで、そこからが専門化の腕のみせどころなんじゃないのか。
- てゆーかなんで今時「紙ベース」なんだ?
気になるキーワード:
HQ工法
AAB工法
透明壁
Friend:
2ch 建設住宅業界板
2ch 土木・建築板
まあ相変わらずノイズ多いですが。嘘を嘘と(略
あーそうかホテルの柱で鉄筋量が少なくて済むのは、部屋が細切れで耐力壁をいっぱい使えるからか。
Foe:
きっこのブログ。
2chにおいてコピペが発生してノイズ源になっている。書いてあることもアレ。なんつーか阿修羅に匹敵するものがあるね。
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